AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

橿原道中膝栗毛

2009年11月23日 | 名所ガイド、巡礼記
オカンが70過ぎにして最近パートで手伝いにいっている薬膳料理屋にランチしにいくため、奈良橿原の今井町くんだりまで赴いたのだが、そこへ向かって歩いていたら、あらあら、いつのまにやら江戸時代にタイムスリップしてしまっていた。

今井町は称念寺を中心とした完璧な城塞都市で、成立は戦国の世、天文年間(1532~1555)一向宗本願寺坊主の今井兵部卿豊寿によって寺内町を建設したことに発するのだそうだ。
へぇ~、橿原には何べんも来てんのやけど、こんな隠れ観光場所があったなんて知らなんだな~

町全体が白とダークブラウンを基調とした建造物で統一されていて、寺子屋みたいな構えの学習塾なんかもあってちゃんと今も営まれているのがしゅごい。

床屋もこのありさま。
    

オカンの手伝いにいってる薬膳料理屋は、今井町の大工町筋にあるフツーの一軒屋の一室でひっそり営まれていて、場所もわかりずらく、こんなところに客がきてくれるのかと先行きがとても心配になった。


健康食なので料理は全体的にあっさり目。サービスでふるまってくれたしょうが湯が意外に飲みやすくてうまかった。なんだか精気が漲ってくるような気がした。
みなさんも今井町にお越しの祭には、是非この八幡神社近くにある薬膳料理屋にお立ち寄り下さいませ。(火・木・土のみ営業)

ヴィクッ・・・ォアア~みたいな看板のあるやってるのかやってないのかよ~わからん電気屋さんの近くにあります。


帰りは古風なカフェに茶をシバきにいった。
    

雰囲気はとてもいいのだが、店内にはテーブルがなく茶道スタイルで飲食するという店のシステムに少し戸惑う。
いつか、ここでモカブレンドをやりながらダレット卿の『屍食教典儀』を読み耽りたいと思う。

今日の1曲:『のれそれ』/ 人間椅子
コメント
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