AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

あ、どうも、ゆらゆら帝国です。

2010年12月29日 | まったり邦楽
うわー、年末の特番ってほんまロクなのねえなー
唯一毎年楽しみにしてたM-1は最後の最後、誰もが疑惑の念を抱かざるを得ない審査結果出しよるわで・・・マジで心の底からシラケタわ。

もうこうなったら、年末はロックなゆらゆら帝国のライブDVDを見て過ごすっきゃない!!

つーわけで、先週届けられたゆらゆら帝国の2枚組みDVDBOX『LIVE 1997-2004』を毎晩のように鑑賞してるわけで・・・おかげで寝不足なわけで・・・

「1997-2004」ってゆーから、てっきり7年間の選りすぐりの何ヶ所ものライブ映像が散りばめられてる構成なのだとばかり思っていたが、Disc 1に2001年の日比谷野外大音楽堂のライブ、Disc 2に1997年のCLUB Que SHIMOKITAZAWAでのライブと、2公演のフルセット映像だった。
だったら「1997 + 2001」でしょ。

私がゆら帝ライブに最も多く足を運んだのが2003~2004年にかけての「しびれ」「めまい」時のツアーだったので、その時の映像がひとつもなかったのはもの凄く残念だった。
2004年のなんばHatchでのライブは、これ以上はない!と思った程凄かったんだけどな。
あのライブは私の中ではもう伝説。

いや、この2001年の日比谷野外大音楽堂でのライブも凄まじいですね!
4th、5th、6thから万遍なく演奏されててバランスもよい。
この頃はサイケデリック感も漂わせつつも、まだまだロック魂の激しかったイケイケの頃ですね。
千代の激しいベースワークが見れるのもこの頃。ほんまこの人の弾くベースラインはカッコええわ。
“グレープフルーツちょうだい”はライブで聴くとごっつジミヘンっぽいですね。

もう1枚のCLUB Que SHIMOKITAZAWAでの1997年のライヴ。
そういや第一回フジロックの年だな。
これはメジャーデビューシングル「発光体」のPV映像の元ネタライブですね。
いやー、メジャーデビュー前の映像がフルでこんなにキレイに残ってるってのは凄い!坂本君はジャクソン5風のアフロヘアだし。
ただ、PAはかなりヒドイ!ってか録音環境が悪かったのか?
ベース音は割れてるし、坂本君のヴォーカルは聞こえにくいし。
あと、足の動きはすでにこの頃からヤバいけど、まだまだパフォーマンスがおとなしめですな。

しかし、今回のゆら帝の3枚ものライブ映像を見るにつけ、ゆら帝を失った日本ロック界の損失はやはり計り知れないものがあるなと、改めて痛感させられる。


P.S.
こじつけも甚だしいかもしれんが、今回実質M-1優勝者であったスリムクラブって、あの独特の異様さというか、フリークさ加減、荒削りながらもフレーズの絶妙さといい、なんかゆらゆら帝国と通ずるものがある気がしませんか?
しませんか・・・


フジロックが洋楽至上主義のフェスでなかったら、ゆらゆら帝国が絶対大トリ務めてたよな。

今日の1曲:『EVIL CAR』/ ゆらゆら帝国
コメント (2)
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