近所のイオン内のCD店に最近設置された紙ジャケ30%オフ処分コーナーで、鼻がこすれんばかりにCDを物色している怪しいオッサン発見。誰だあれ?
俺だ。
今回は柄にもなくジェフ・ベックの最高傑作と誉れ高い『BLOW BY BLOW』の紙ジャケリマスター盤(おっかない邦題があったんだね)を購入。
実はこれで3度目の挑戦だ。
今まで2回レンタルしたことがあるが、最初は高校生の時で一応カセットテープにダビングしたものの、1曲を除いて全体的にはピンとこず放置。
その1曲だけはお好み編集テープに抽出して何回も聴きまくってた。
その1曲というのが、私の中でも5本の指に入るくらいお気に入りのインストナンバー“SCATTERBRAIN”。
ジェフのフィンガーワークも素晴らしいが、なんつってもリチャード・ベイリーの(帯にはなぜかフィリップ・ベイリーと記載。??)小気味よすぎるドラミングが鼻血ものだわな。
中間のマックス・ミドルトンのフュージョニックなキーボードソロも秀逸だし(なんと当時18歳?!)、それを受け継ぐスリリングなストリングス展開がまたたまらない。
退屈なクラスメイトと、部活という地獄の鍛錬が待ちうけているウンザリする高校へと向かう前に、私は朝によくこの曲を聴いてテンション上げて暗黒の高校時代を乗り切っていたのだ。
今回リマスターのクリアな音源を聴いて気づいたのは、“SCATTER~”の前の“AIR BLOWER”という曲が、“SCATTER~”の先触れ的な展開があってなかなかムードのあるナンバーであったという点。
いや、このアルバムって全体的に曲と曲の切れ目がほとんどなく編集お好みオムニバス作るときに難儀だったわけ。これからはこの2曲をセットで入れちゃうことにしよう。
あとムードあるナンバーとしては、スティービー・ワンダーが曲を提供したという“哀しみの恋人達”かな。
世のオッサンどもをメロメロにした20代そこそこの天才ベーシスト、タル・ウィルケンフェルドとの共演。
ジェフのこのはしゃぎようったら・・・
あとはなんかやっぱりピンときませんね。
ジェフの卓越したギターテクニックが惜しげもなく注入されてるってのはなんとなく分かるんですが、全体的にファンク色が強すぎるきらいがあるというか。
いや、ファンク・ミュージックはきらいじゃないっすよ。でもロックアルバムとしてはファンク色が濃すぎるきらいがあるのだ。いや、だからファンクはきらいじゃないってば。
きらいじゃないけど、きらいがあるんだよ。
こんなこと言うと、ファンの人にリッチー・ブラックモアよろしくギターでぶん殴られるかもしれないけど、やはり全ギターインストアルバムってのは私にはしんどい。
「なんでよ?!こんだけジェフのギターが素晴らしいのに!!」って?
いや、逆の立場になって考えてごらんなさいよ。
ギタメロが大好きな人に私がTERRORIZERの1stのような全編ギターリフのみのグラインド・コア・アルバムを聴かせて「なんでこの良さがわからないのさ?!」って言ってるようなものですって。(違うか?)
今日の1曲:『SCATTERBRAIN』/ JEFF BECK
俺だ。
今回は柄にもなくジェフ・ベックの最高傑作と誉れ高い『BLOW BY BLOW』の紙ジャケリマスター盤(おっかない邦題があったんだね)を購入。
実はこれで3度目の挑戦だ。
今まで2回レンタルしたことがあるが、最初は高校生の時で一応カセットテープにダビングしたものの、1曲を除いて全体的にはピンとこず放置。
その1曲だけはお好み編集テープに抽出して何回も聴きまくってた。
その1曲というのが、私の中でも5本の指に入るくらいお気に入りのインストナンバー“SCATTERBRAIN”。
ジェフのフィンガーワークも素晴らしいが、なんつってもリチャード・ベイリーの(帯にはなぜかフィリップ・ベイリーと記載。??)小気味よすぎるドラミングが鼻血ものだわな。
中間のマックス・ミドルトンのフュージョニックなキーボードソロも秀逸だし(なんと当時18歳?!)、それを受け継ぐスリリングなストリングス展開がまたたまらない。
退屈なクラスメイトと、部活という地獄の鍛錬が待ちうけているウンザリする高校へと向かう前に、私は朝によくこの曲を聴いてテンション上げて暗黒の高校時代を乗り切っていたのだ。
今回リマスターのクリアな音源を聴いて気づいたのは、“SCATTER~”の前の“AIR BLOWER”という曲が、“SCATTER~”の先触れ的な展開があってなかなかムードのあるナンバーであったという点。
いや、このアルバムって全体的に曲と曲の切れ目がほとんどなく編集お好みオムニバス作るときに難儀だったわけ。これからはこの2曲をセットで入れちゃうことにしよう。
あとムードあるナンバーとしては、スティービー・ワンダーが曲を提供したという“哀しみの恋人達”かな。
世のオッサンどもをメロメロにした20代そこそこの天才ベーシスト、タル・ウィルケンフェルドとの共演。
ジェフのこのはしゃぎようったら・・・
あとはなんかやっぱりピンときませんね。
ジェフの卓越したギターテクニックが惜しげもなく注入されてるってのはなんとなく分かるんですが、全体的にファンク色が強すぎるきらいがあるというか。
いや、ファンク・ミュージックはきらいじゃないっすよ。でもロックアルバムとしてはファンク色が濃すぎるきらいがあるのだ。いや、だからファンクはきらいじゃないってば。
きらいじゃないけど、きらいがあるんだよ。
こんなこと言うと、ファンの人にリッチー・ブラックモアよろしくギターでぶん殴られるかもしれないけど、やはり全ギターインストアルバムってのは私にはしんどい。
「なんでよ?!こんだけジェフのギターが素晴らしいのに!!」って?
いや、逆の立場になって考えてごらんなさいよ。
ギタメロが大好きな人に私がTERRORIZERの1stのような全編ギターリフのみのグラインド・コア・アルバムを聴かせて「なんでこの良さがわからないのさ?!」って言ってるようなものですって。(違うか?)
今日の1曲:『SCATTERBRAIN』/ JEFF BECK