節電のためサマータイム実施とかで、朝起きるのに苦労してる低血圧な会社員の方も多いかと思いますが・・・
私が“サマータイム”というナンバーを聴いたのは、ジャニス・ジョプリンヴァージョンが最初だったと思う。
Summertime
『CHEAP THRILLS』というライブアルバムに収録されている曲で、っていうかこの作品は実はJANIS JOPLINのアルバムではなく、BIG BROTHER AND HOLDING COMPANYというレッキとしたブルース・バンドのアルバムなんですけど。
でも帯にはジャニス・ジョプリンとしか明記しておらず、あたかも彼女のソロ作品のような扱いである。
ま、あれですわ。鳥山明の大ヒットマンガ『ドクター・スランプ』のTVアニメ化の際、もうほとんど則巻アラレがこのマンガの主人公であるという世間の認識があって、TV版タイトルを『ドクター・スランプ・アラレちゃん』と改題せざるを得なかったというあのパターンとよく似てますわな(違うか?)。
商品を検索する場合“ジャニス・ジョプリン”というキーワードの方がひっかかりがいいだろうし。
高校生の頃、私にとって女性アーティストを好むということは皆無に等しかった(プリプリがちょっといいなと思った時期もあったが、しばらくしてそれが間違いであることに気づいた)。
そんな私が最初に心惹かれた女性アーティストが、ジャニス・ジョプリンだったんじゃーないかと。
私のメタル友達でも、たまにジャニスの歌声に魅了される者が何人かいて、シンデレラのトム・キーファーなんかも影響受けたヴォーカリストに彼女の名前を挙げているし、やっぱあの暑苦しいくらいに情熱的な彼女のハスキーヴォイスにはメタル心を揺さぶるなにかがあるのだろう。
『CHEAP THRILL』は数少ないジャニス参加作品の中でも最高傑作だと思うし、BIG BROTHER AND HOLDING COMPANYというバンド自体は決して上手くはないんだけど、あの演奏の荒削り感が、アルコールとドラッグにまみれたダーティ・ガールともいうべきジャニスの絞り出すような歌声と見事に調和しており、この時のライブ音源にはとてつもないエネルギーが生み出されてることを感じずにはいられない。
思えば高校時代、とにかくその頃の私はなんかジャニスにとり憑かれているようなところがあって、彼女の伝記本なんかも読んだし、ジャニスの写真を切り取って部屋に飾ったりもしていた。
部活の自主練習で、たまにウェイト・トレーニングをやったりしていたのだが、学校のトレーニングルームにはカセットデッキが設置してあって、そこでは普通のトレーニング者ならサバイバーの“EYE OF THE TIGER”や、ケニー・ロギンスの“DANGER ZONE”など、ファイティングなサントラ系を流すのが通例であったのに対し、私はジャニスの“MOVE OVER”だの“ベンツが欲しい”だの“心のカケラ”などをブチ込んだ編集テープを持参して大音量でかけていた。
(メタルなど、もっとそれなりにトレーニングに合ってそうなのをかけてもよかったのだが、なんかその辺、妙に世間体を気にしてたんだな)
もちろんトレーニングに力は入らなかった。
そりゃ当時、部内で変人扱いされたのも仕方ないわなって思う。
今日の1曲:『PIECE OF MY HEART』/ BIG BROTHER AND HOLDING COMPANY
私が“サマータイム”というナンバーを聴いたのは、ジャニス・ジョプリンヴァージョンが最初だったと思う。
Summertime
『CHEAP THRILLS』というライブアルバムに収録されている曲で、っていうかこの作品は実はJANIS JOPLINのアルバムではなく、BIG BROTHER AND HOLDING COMPANYというレッキとしたブルース・バンドのアルバムなんですけど。
でも帯にはジャニス・ジョプリンとしか明記しておらず、あたかも彼女のソロ作品のような扱いである。
ま、あれですわ。鳥山明の大ヒットマンガ『ドクター・スランプ』のTVアニメ化の際、もうほとんど則巻アラレがこのマンガの主人公であるという世間の認識があって、TV版タイトルを『ドクター・スランプ・アラレちゃん』と改題せざるを得なかったというあのパターンとよく似てますわな(違うか?)。
商品を検索する場合“ジャニス・ジョプリン”というキーワードの方がひっかかりがいいだろうし。
高校生の頃、私にとって女性アーティストを好むということは皆無に等しかった(プリプリがちょっといいなと思った時期もあったが、しばらくしてそれが間違いであることに気づいた)。
そんな私が最初に心惹かれた女性アーティストが、ジャニス・ジョプリンだったんじゃーないかと。
私のメタル友達でも、たまにジャニスの歌声に魅了される者が何人かいて、シンデレラのトム・キーファーなんかも影響受けたヴォーカリストに彼女の名前を挙げているし、やっぱあの暑苦しいくらいに情熱的な彼女のハスキーヴォイスにはメタル心を揺さぶるなにかがあるのだろう。
『CHEAP THRILL』は数少ないジャニス参加作品の中でも最高傑作だと思うし、BIG BROTHER AND HOLDING COMPANYというバンド自体は決して上手くはないんだけど、あの演奏の荒削り感が、アルコールとドラッグにまみれたダーティ・ガールともいうべきジャニスの絞り出すような歌声と見事に調和しており、この時のライブ音源にはとてつもないエネルギーが生み出されてることを感じずにはいられない。
思えば高校時代、とにかくその頃の私はなんかジャニスにとり憑かれているようなところがあって、彼女の伝記本なんかも読んだし、ジャニスの写真を切り取って部屋に飾ったりもしていた。
部活の自主練習で、たまにウェイト・トレーニングをやったりしていたのだが、学校のトレーニングルームにはカセットデッキが設置してあって、そこでは普通のトレーニング者ならサバイバーの“EYE OF THE TIGER”や、ケニー・ロギンスの“DANGER ZONE”など、ファイティングなサントラ系を流すのが通例であったのに対し、私はジャニスの“MOVE OVER”だの“ベンツが欲しい”だの“心のカケラ”などをブチ込んだ編集テープを持参して大音量でかけていた。
(メタルなど、もっとそれなりにトレーニングに合ってそうなのをかけてもよかったのだが、なんかその辺、妙に世間体を気にしてたんだな)
もちろんトレーニングに力は入らなかった。
そりゃ当時、部内で変人扱いされたのも仕方ないわなって思う。
今日の1曲:『PIECE OF MY HEART』/ BIG BROTHER AND HOLDING COMPANY