AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ボジオどんがやっでぎだ。

2015年12月27日 | コンサート
先月テリー・ボジオ好きのじょにい氏から、またボジオ要塞ドラムソロツアーライブのお誘いメールがきて、どうしたものかと思案に暮れていたのだが、ボジオ情報熱心な彼がまだ公にされてなかった105人限定の岐阜の飛騨公演というのを見つけてきて、しかも入場料2500円とメチャメチャお手頃価格だったので、飛騨観光がてら見に行くのも悪くないと思い参加を表明した。


飛騨公演は開演が13:30と早く、私ん家から車で朝8:00に出発するという慌ただしい1日となった。

飛騨には12時過ぎに到着した。
みごとなまでにド田舎である。まぁその日はいい天気で見晴らしはすこぶるよかった。



テリー・ボジオのライブが行われる飛騨市文化交流センターはなかなか立派なイベント施設だった。



当たり前だが、小ホールの方だ。
え?今回の企画はクリスマスコンサートだったのか!?



けっこう色々なアーティストが来ているんだね。



ハコの規模は6年前に行った奈良郡大和城小ホールの2/3ぐらいだろうか?
開演前、入口にはボジオのサイン付ドラムヘッド(3000円)が並べられてあった。
買った人いるんか?


あのバケモノドラムに再会!!
さすがに3回目だから最初に対面した6年前の興奮はない。



PA席。タブレットのみの作業という。時代やなぁ。



ドラムキットの撮影は開演前はOKだったようなので、またしても撮りまくったった。
奈良ん時とは違い、飛騨の方々はけっこう控えめだった。県民性の違いか?




ドヘーーッ!



ヌホォォーーッ!



撮影に夢中で、バスドラに自分が映りこんでいることに気がつかなかった。
いつしかのザッパみたいやん!(そうでもないか)



ムハーーッ!



ヴォヂィーーッ!



テリーはその日、両手に持ったゴロゴロとした鈴をシャランシャラン鳴らしながら登場。
なるほど、クリスマスだからな。
ただ、その鈴をゴングに当てたり、太鼓に摺りつけたりする様子は、アフリカのどっかの村の部族の宗教儀式にしか見えなかった。
そして、おもむろに彼のTomTomとした、それでいて即興的なドラムパフォーマンスが開始された。
彼のタムタムプレイは、前回観たときよりもさらにメロディアスになっているような気がした。
ドラムというより、もうスティールパン的な演奏法なのだ。
はっきりいってこれはもうロックではないね。相変わらずスネアのバネは外したまんまやし。
シンバルはやっぱりシャンバラ然としたガシャガシャした音しかない。

こんなドラムの音だけの、民族音楽的な演奏が延々と繰り広げられるもんだから、ほとんどの客は迫りくる猛烈な睡魔と闘っていたかと予想される。
となりに座っていた親父に連れられてきた小学生低学年くらいの男の子なんか天井をボーっと眺めたり、完全に夢の中に陥ったりしていた。そりゃそうだろう。
私とて前の晩は2時間くらいしか寝ていなく朝早かったもんだから、何度かは気を失っていた。


意外と目が覚めたのが、今ツアー初かと思われるカフォンパフォーマンスが繰り広げられた時。
やっぱ鉄人が奏でるカフォンワークは、結婚式などで新郎の友人がやる出し物とはワケが違う。
足首に鈴を装着してシャンシャンとリズムを踏みながらカフォンを連打するテリーは凄まじかった。



指ピアノは試し弾き程度であまり活躍しなかった。ただ、コレクションを見せたかっただけなのだろう。
つかさっき足に付けてた鳴り物って、布団干しバサミでこしらえた自作楽器かよ!



MCで、サポートしてくれてる日本人のヨメさんやドラムを組んでくれたスタッフや飛騨のお客さんに謝辞の言葉を述べたり、自分の作品の他、どさくさにギャルバンを組んでる自分の娘のCDを紹介したりしてるテリーの様子は、相も変わらず人柄の良さが滲み出ていて微笑ましかった。


終演後の様子。


みんなやっぱりいっせいにドラムキットを撮影し出した。
この辺は奈良ん時と一緒。
ドラムの裏側見学ツアーは飛騨ではなかった。





今日の1曲:『I'm The Slime』/ Frank Zappa
コメント (2)
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