仕事終わりに、週何回かは西大寺の奈良ファミリーの半額弁当を買いによく平城宮跡の間道を通って帰るのだが、先週ドシャブリの日に大極殿院の敷地内で、なにやら光る巨大な物体がうずくまっているのが垣間見られ心騒がされたが、その時はまぁいいやとそのまま弁当買って帰宅した。
その週の土曜日の新聞に、平城宮跡で四天王の山車が大暴れしている写真が掲載されていて、そうか!あのときの光る巨大な物体は四天王だったのかと!
どうやら「奈良大立山まつり」というものらしく、今年の冬初に開催された新イベントらしい。
奈良在住の姉の話によると、ほとんど青森のねぷた祭りのパクリで、それでいて岸和田祭りほどの盛り上がりもなくどこかこじんまりとしており、奈良県民の間では賛否両論だとか。
あのドシャブリの日が初日だったらしく、えらい幸先の悪いスタートになってしまって、お祭りスタッフやイベント出場者の方々が不憫に思えた。
2月2日まで催されていて、まぁ平城宮跡は私にとって散歩コースなだけであって、ここで時折開催されてる催事にはほとんど関心がなかったんだが、新聞に掲載されていた写真があまりにも色鮮やかで、仕事も最近ヒマになってきてほぼ定時で帰れるので、帰りにいっちょ寄ったるかという気になった。
その日は、タマキンが縮こまるような寒い日であった。
黄泉の国へと続く三途の川を航行する船に誘導されるまま、大極殿院に向かった。
持国天。東勝神洲を守護する。
いわゆるジョジョ立ちというやつか?
増長天。南瞻部洲を守護する。
スピーク・イングリッシュ・オア・ダイ!
広目天。西牛貨洲を守護する。
アイム・ユア・ファーザー!
多聞天。北倶廬洲を守護する。
めっちゃ怒ってるし。
実をいうと、今週2日連続このイベントに赴いており、初日は停車している四天王をひと通りカメラにおさめて、半額のオリジン弁当を買うため出店のラーメン食ってからすぐ平城宮跡を後にしたのだが、どうやら四天王の四基の山車は19時半頃、大暴れし出すとの情報を小耳にはさみ、これは見逃したなとその瞬間を目撃するべく2日目も足を運んだ次第である。
2日目もまたテキトーに四天王をカメラに収めて、その日はカレーうどんを食って休憩所で暖をとっていた。
すると、確かに19時半になると来場者がソワソワし始めたので、カレーうどんの汁を一気に飲み干してから大極殿院へ向かうと、四天王の足元にはすでに法被を着た者たちがスタンバっていた。
そして、大極殿前のステージから、ドンドコドンドンという狂おしいくぐもった太鼓の連打が聞こえてきた!
それが合図だったのか、東西南北の四天王たちが一斉に大極殿の方に向き出したではないか!
こ、こいつ、動くぞ!
続々と四天王たちが大極殿前に集結しだした。
ヤ~ヤド~、ヤ~ヤド~
ハイ、ラーメン!
サンキュー・アンド・グッナイ!
今日の1曲:『The Four Horsemen』/ METALLICA
その週の土曜日の新聞に、平城宮跡で四天王の山車が大暴れしている写真が掲載されていて、そうか!あのときの光る巨大な物体は四天王だったのかと!
どうやら「奈良大立山まつり」というものらしく、今年の冬初に開催された新イベントらしい。
奈良在住の姉の話によると、ほとんど青森のねぷた祭りのパクリで、それでいて岸和田祭りほどの盛り上がりもなくどこかこじんまりとしており、奈良県民の間では賛否両論だとか。
あのドシャブリの日が初日だったらしく、えらい幸先の悪いスタートになってしまって、お祭りスタッフやイベント出場者の方々が不憫に思えた。
2月2日まで催されていて、まぁ平城宮跡は私にとって散歩コースなだけであって、ここで時折開催されてる催事にはほとんど関心がなかったんだが、新聞に掲載されていた写真があまりにも色鮮やかで、仕事も最近ヒマになってきてほぼ定時で帰れるので、帰りにいっちょ寄ったるかという気になった。
その日は、タマキンが縮こまるような寒い日であった。
黄泉の国へと続く三途の川を航行する船に誘導されるまま、大極殿院に向かった。
持国天。東勝神洲を守護する。
いわゆるジョジョ立ちというやつか?
増長天。南瞻部洲を守護する。
スピーク・イングリッシュ・オア・ダイ!
広目天。西牛貨洲を守護する。
アイム・ユア・ファーザー!
多聞天。北倶廬洲を守護する。
めっちゃ怒ってるし。
実をいうと、今週2日連続このイベントに赴いており、初日は停車している四天王をひと通りカメラにおさめて、半額のオリジン弁当を買うため出店のラーメン食ってからすぐ平城宮跡を後にしたのだが、どうやら四天王の四基の山車は19時半頃、大暴れし出すとの情報を小耳にはさみ、これは見逃したなとその瞬間を目撃するべく2日目も足を運んだ次第である。
2日目もまたテキトーに四天王をカメラに収めて、その日はカレーうどんを食って休憩所で暖をとっていた。
すると、確かに19時半になると来場者がソワソワし始めたので、カレーうどんの汁を一気に飲み干してから大極殿院へ向かうと、四天王の足元にはすでに法被を着た者たちがスタンバっていた。
そして、大極殿前のステージから、ドンドコドンドンという狂おしいくぐもった太鼓の連打が聞こえてきた!
それが合図だったのか、東西南北の四天王たちが一斉に大極殿の方に向き出したではないか!
こ、こいつ、動くぞ!
続々と四天王たちが大極殿前に集結しだした。
ヤ~ヤド~、ヤ~ヤド~
ハイ、ラーメン!
サンキュー・アンド・グッナイ!
今日の1曲:『The Four Horsemen』/ METALLICA