クイーンズライチ(敢えて昔の呼び方で表記させてもらおう)が1988年に放った不朽のメタル大名盤コンセプトアルバム『OPERATION:MINDCRIME』、その続編となる待望の『OPERATION:MINDCRIME Ⅱ』が、私の手元に届けられ早速鑑賞してみた。
各曲の随所に挿入されるオーケストレーションの使い方からして効果的でかなり良質のメタルアルバムに仕上がっている。
もちろん最近のシンフォニックメタルとやらとは比べものにならない格調高さに溢れている。
それにこのサウンドに楽曲群。多少モダンなヘヴィネス感が施されているが、18年前のテンションをそのままに、自然な流れで続編として構築しているのが素晴らしい!
壮大なイントロが終わり、M3「I'M AMERICAN」からもうハイテンションバリバリの楽曲郡が一気になだれ込んでいき息つく暇もない。
以前のようなハイトーンが聞かれなくなったとは言え、やっぱりジェフ・テイトはメタル界屈指の偉大なるヴォーカリストであると思う。
とにかく声に安定感があるし、マイケル・キスクやジェームズ・ラブリエのような聞き苦しさが微塵も感じられないのだ。
低いキーにしたって程よい音調でスマートだし、シャウトでがなりたてて誤魔化すこともしない。飽くまでメタル一本勝負である。こんなヴォーカリスト最近でもなかなかお目にかかれないだろう。やはり天才だと思う。
そして今回注目すべきなのは、M10「THE CHASE」でなんとロニー・ジェームス・ディオが登場!
最初SEでドクターXの声優として登場するのかなぁ~と勘違いしていたが、ジェフがニッキー役、ディオがドクターX役で掛け合いをするという夢の2大メタルVo共演が実現!
ミュージカル形式でちゃんとヴォーカリストとして参加してたんやねぇ(そりゃそうか)。
いや~しかしこの曲も素晴らしい!
「お前は私を倒すことはできまい!」と、ここでもロニーは水晶玉から人間を操るような素晴らしい演出を担っている。
『OP:MⅠ』における「SUITE SISTER MARY」的楽曲の13曲目、そしてラスト17曲目にてシスター・メアリー役としてヴォーカルを務めるパメラ・ムーアの美声(初めジェフのハイトーンかと思た)も実に効果的。
あと女性ヴォーカリストに“Miranda Tate”なる人物の名前がクレジットされているが、この人ってジェフの嫁はんか妹かなんか?どの曲で参加しているのかちょっと分からないが。
まぁしかし本作に不満がない訳ではない。ちょっとコンセプトアルバムとしてはストーリー展開のメリハリが希薄な気がする。
こちらは英語がわからないので『OP:MⅠ』の時みたいにもっとSEを取り入れてドラマティックな効果を施してほしかった。
『OP:MⅠ』における「SPEAK」、「SUITE SISTER MARY」、「NEEDLE LIES」級のとび抜けた名曲もなかったし。
それとやっぱギターはクリス・デガーモにプレイして欲しかったかと。
各曲の随所に挿入されるオーケストレーションの使い方からして効果的でかなり良質のメタルアルバムに仕上がっている。
もちろん最近のシンフォニックメタルとやらとは比べものにならない格調高さに溢れている。
それにこのサウンドに楽曲群。多少モダンなヘヴィネス感が施されているが、18年前のテンションをそのままに、自然な流れで続編として構築しているのが素晴らしい!
壮大なイントロが終わり、M3「I'M AMERICAN」からもうハイテンションバリバリの楽曲郡が一気になだれ込んでいき息つく暇もない。
以前のようなハイトーンが聞かれなくなったとは言え、やっぱりジェフ・テイトはメタル界屈指の偉大なるヴォーカリストであると思う。
とにかく声に安定感があるし、マイケル・キスクやジェームズ・ラブリエのような聞き苦しさが微塵も感じられないのだ。
低いキーにしたって程よい音調でスマートだし、シャウトでがなりたてて誤魔化すこともしない。飽くまでメタル一本勝負である。こんなヴォーカリスト最近でもなかなかお目にかかれないだろう。やはり天才だと思う。
そして今回注目すべきなのは、M10「THE CHASE」でなんとロニー・ジェームス・ディオが登場!
最初SEでドクターXの声優として登場するのかなぁ~と勘違いしていたが、ジェフがニッキー役、ディオがドクターX役で掛け合いをするという夢の2大メタルVo共演が実現!
ミュージカル形式でちゃんとヴォーカリストとして参加してたんやねぇ(そりゃそうか)。
いや~しかしこの曲も素晴らしい!
「お前は私を倒すことはできまい!」と、ここでもロニーは水晶玉から人間を操るような素晴らしい演出を担っている。
『OP:MⅠ』における「SUITE SISTER MARY」的楽曲の13曲目、そしてラスト17曲目にてシスター・メアリー役としてヴォーカルを務めるパメラ・ムーアの美声(初めジェフのハイトーンかと思た)も実に効果的。
あと女性ヴォーカリストに“Miranda Tate”なる人物の名前がクレジットされているが、この人ってジェフの嫁はんか妹かなんか?どの曲で参加しているのかちょっと分からないが。
まぁしかし本作に不満がない訳ではない。ちょっとコンセプトアルバムとしてはストーリー展開のメリハリが希薄な気がする。
こちらは英語がわからないので『OP:MⅠ』の時みたいにもっとSEを取り入れてドラマティックな効果を施してほしかった。
『OP:MⅠ』における「SPEAK」、「SUITE SISTER MARY」、「NEEDLE LIES」級のとび抜けた名曲もなかったし。
それとやっぱギターはクリス・デガーモにプレイして欲しかったかと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます