昨年、日本中を震撼させたニュースといえば、笑撃の野々村議員のグラインドコア会見と、あとはやはりこれだろう。
DOOM再始動!!
この日をどれだけ待ち焦がれたことか・・・(てゆーかすでにあきらめてた)
今回、なんや知らんけど突如立ちあげられた『VIOLENT ATTITUDE 2015』。
DOOMの再始動を記念して始動した新イベントって説明書きだが、藤田氏のインタビューによると以前よりイベント開催は決まっていたらしく“ヘヴィ・ミュージックの祭典”としてヘヴィメタルやスラッシュメタルといったジャンルのシーン活性化を目的に今後も不定期に開催される予定となっているとのこと。
いや~、でもありがたいことです。
昨年の春、帰らぬ人となったUNITEDのベース横山氏の葬儀に参列した祭、昔のミュージシャン仲間から背中を押され、横山氏追悼ライブ『YOKO FEST THE FINAL』に再びDOOMとしてステージに立ち、藤田氏は再始動することを決意したという。
横山氏が亡くなり、諸田氏を含め次々とかつての盟友が死んでいく中、自分はまだ生かされてるんだから行動を起こさなくてはいけないという気持ちになったと、藤田氏は最近のインタビューで語っている。
つか、DOOMをヘッドライナーにこんな大々的なイベントを川崎チッタでやるやなんて(チケット超安いけど)、さすが東京というか、業界側にもDOOMの復帰を待ち望んでた人らがけっこういはったんやね。それが驚き。
改めてDOOMの存在のデカさを知って、オッサンなんだか嬉しかった。
今回のDOOMラインナップは、唯一のオリジナルメンバー藤田タカシ氏(g)、PAZZ氏(d)、KODAIRA氏(b)の3人。
KODAIRA氏は、元CASBAHのフレットレスを操るベーシストで、数年前SKULL SMASHというDOOMのトリビュートバンドで来阪したときにその卓越したプレイを目撃している。
元GASTUNKのPAZZ氏は、廣川氏脱退後、活動停止前のDOOMを支えた凄腕のドラマー。DOOMの後期2枚のアルバムにも参加している。
よって今フェスでは、その2枚から中心に演奏されることが予想される。
いわゆるメイク落とし素顔曝け出し期。
つーことで、今日はその後期2枚の作品を紹介していこうかと。
『HUMAN NOISE』(1991)
ここでサウンドプロダクションがグっと良くなる。
いきなりインダストリアルな「NAKED A LUNATIC」の金属的なドリル音ループが脳髄を貫通し、そこへ諸田氏の粘着質のフレットレスが爬虫類のごとくうねりまくってくるその気持ちよさったらない!この辺の曲はマリリン・マンソンとか好きな人には感じうるものがあるのではないだろうか。
ジャズドラムの教養を身につけていたPAZZ氏が加わったことにより、さらに曲調が複雑化、そしてアヴァンギャル度が増している。
ゲストにサックスプレイヤーの菊池成孔氏を迎えるなど、インプロジャズ的な展開もみせ、楽曲の随所にクリムゾン的な破壊力も加わってくる。
ただ、以前のと比べてDOOM独特のイビツさや変態ちっくな雰囲気は減少し、そこらへんはメイクを落としたことによるところが大きいのか、楽曲全体的にはワリと整合感を伴ってて、ストレートでわかりやすい展開もみせる部分も多くなった。よってヘッドバンガーズにも十分楽しめる内容。
もうちょっとレコード会社やメディアが大々的に広報活動していれば、DEATHにおける『INDIVIDUAL THOUGHT PATTERN』的な金字塔を打ち立てるアルバムになっていたのではないだろうか。
『ILLEGAL SOUL』(1992)
バンドブームも終焉を迎え、ビクターとの契約が切れ、再びインディーズに戻ってからのDOOMだったが、さらにアヴァンギャルドさが度を増していよいよ厄介なバンドになっている。
もう変拍子、変転調のオンパレード。はっきりいってプログレアルバムだ。
まぁ最初ほんとうにワケがわからんが、聴き解いていくと非常にオモシロ楽しいスルメ作品である。
ただ、環境が変わったせいか、サウンドが少し薄味になっており、藤田氏の歌い方も若干ソフトになってしまった。
弱体化したというのではなく、進化しすぎたバンドの最終形態といったところだろうか。
てなワケで、いよいよ明日!!
みなさん、川崎でお会いしましょう。
つか客どのくらい入るんやろう・・・・東京を信じてるからね!(関西はあかん)
今日の1曲:『Those Who Race Toward Death』/ DOOM
DOOM再始動!!
この日をどれだけ待ち焦がれたことか・・・(てゆーかすでにあきらめてた)
今回、なんや知らんけど突如立ちあげられた『VIOLENT ATTITUDE 2015』。
DOOMの再始動を記念して始動した新イベントって説明書きだが、藤田氏のインタビューによると以前よりイベント開催は決まっていたらしく“ヘヴィ・ミュージックの祭典”としてヘヴィメタルやスラッシュメタルといったジャンルのシーン活性化を目的に今後も不定期に開催される予定となっているとのこと。
いや~、でもありがたいことです。
昨年の春、帰らぬ人となったUNITEDのベース横山氏の葬儀に参列した祭、昔のミュージシャン仲間から背中を押され、横山氏追悼ライブ『YOKO FEST THE FINAL』に再びDOOMとしてステージに立ち、藤田氏は再始動することを決意したという。
横山氏が亡くなり、諸田氏を含め次々とかつての盟友が死んでいく中、自分はまだ生かされてるんだから行動を起こさなくてはいけないという気持ちになったと、藤田氏は最近のインタビューで語っている。
つか、DOOMをヘッドライナーにこんな大々的なイベントを川崎チッタでやるやなんて(チケット超安いけど)、さすが東京というか、業界側にもDOOMの復帰を待ち望んでた人らがけっこういはったんやね。それが驚き。
改めてDOOMの存在のデカさを知って、オッサンなんだか嬉しかった。
今回のDOOMラインナップは、唯一のオリジナルメンバー藤田タカシ氏(g)、PAZZ氏(d)、KODAIRA氏(b)の3人。
KODAIRA氏は、元CASBAHのフレットレスを操るベーシストで、数年前SKULL SMASHというDOOMのトリビュートバンドで来阪したときにその卓越したプレイを目撃している。
元GASTUNKのPAZZ氏は、廣川氏脱退後、活動停止前のDOOMを支えた凄腕のドラマー。DOOMの後期2枚のアルバムにも参加している。
よって今フェスでは、その2枚から中心に演奏されることが予想される。
いわゆるメイク落とし素顔曝け出し期。
つーことで、今日はその後期2枚の作品を紹介していこうかと。
『HUMAN NOISE』(1991)
ここでサウンドプロダクションがグっと良くなる。
いきなりインダストリアルな「NAKED A LUNATIC」の金属的なドリル音ループが脳髄を貫通し、そこへ諸田氏の粘着質のフレットレスが爬虫類のごとくうねりまくってくるその気持ちよさったらない!この辺の曲はマリリン・マンソンとか好きな人には感じうるものがあるのではないだろうか。
ジャズドラムの教養を身につけていたPAZZ氏が加わったことにより、さらに曲調が複雑化、そしてアヴァンギャル度が増している。
ゲストにサックスプレイヤーの菊池成孔氏を迎えるなど、インプロジャズ的な展開もみせ、楽曲の随所にクリムゾン的な破壊力も加わってくる。
ただ、以前のと比べてDOOM独特のイビツさや変態ちっくな雰囲気は減少し、そこらへんはメイクを落としたことによるところが大きいのか、楽曲全体的にはワリと整合感を伴ってて、ストレートでわかりやすい展開もみせる部分も多くなった。よってヘッドバンガーズにも十分楽しめる内容。
もうちょっとレコード会社やメディアが大々的に広報活動していれば、DEATHにおける『INDIVIDUAL THOUGHT PATTERN』的な金字塔を打ち立てるアルバムになっていたのではないだろうか。
『ILLEGAL SOUL』(1992)
バンドブームも終焉を迎え、ビクターとの契約が切れ、再びインディーズに戻ってからのDOOMだったが、さらにアヴァンギャルドさが度を増していよいよ厄介なバンドになっている。
もう変拍子、変転調のオンパレード。はっきりいってプログレアルバムだ。
まぁ最初ほんとうにワケがわからんが、聴き解いていくと非常にオモシロ楽しいスルメ作品である。
ただ、環境が変わったせいか、サウンドが少し薄味になっており、藤田氏の歌い方も若干ソフトになってしまった。
弱体化したというのではなく、進化しすぎたバンドの最終形態といったところだろうか。
てなワケで、いよいよ明日!!
みなさん、川崎でお会いしましょう。
つか客どのくらい入るんやろう・・・・東京を信じてるからね!(関西はあかん)
今日の1曲:『Those Who Race Toward Death』/ DOOM
僕の周りではメタル好き多しといえど、アヴァンギャルドすぎるのか、ジャパメタという偏見のせいか、DOOMの良さをわかってくれる同志がほとんどおりません。
ベースをやっている者なら諸田さんのプレイに瞠目すべきだろ!と常々思っておるのですが。
かにみそさんは名古屋公演行かれたんですね!
対バンがOUTRAGEとは豪華面子で羨ましいです!僕もちょっと名古屋遠征を検討していたんですが。
DOOMは諸田さん廣川さんが同籍していたメイク時代の全盛期を見逃していたので、今回の復帰は本当にうれしかったです。
年始の東京のライブは機材トラブルやらで前半調子出てなかったみたいですが、かにみそさんの報告を受けて今回はどうやら大丈夫そうですね。
3日後の大阪ライブが楽しみです!
2015年明けにDoom再始動を検索で知り興奮しっぱなし。
先日名古屋のライヴに行ってきました。
Doomに出会いベースを始めバンドをやって様々な音楽を勉強してきても、どんな洋楽を差し置いてdoomだけは必ずポータブルプレイヤーやカーステに配備してあります。
同じく「もうない」と思っていたバンドがライヴで観られるなんて夢の様でした。
諸田耕さんが居ないのは仕方ないとして、やはりdoomのdoomたる所は藤田さんあっての個性なんだと再認識しております。
イヤーライヴ良かったです。
正直、こないだの川崎でのライブは完全復帰という感じではありませんでした。
そして、諸さんの存在はやはりデカかったと痛感。
でも藤田さんがまたDOOMの曲をやってくれるのは嬉しかった。
来月のライブも行きます!
http://doom-real.com/index2.html
あのベーシストの代わりは居るのか...