秋も深まり、紅葉もやうやう色づいてきたけど、別に行きたいところもない。
でも、その日はいい陽気だったのでどっか行きたいなと。
そこでふと思ったのが・・・・
そうだ!信楽へ行こう!
以前住んでたとこからもけっこう近場で、昨年身罷った父も仕事でよく訪れてたらしい地ではあったんだけど、多分私自身信楽へは今まで行ったことなかったと思う。
滋賀県東南部の山間に位置する陶磁器“信楽焼”の産地で有名な信楽町へは、今住んでる処からは車で約1時間くらいで行けたかな。
まぁ信楽町に入るやいなや、こんな感じの陶器屋がいたるところに点在している。
タヌキが1匹、タヌキが2匹、一にタヌキ、二にタヌキ、三四もタヌキと・・・
噂には聞いていたが、ちょっと食傷気味になるくらい陶器タヌキ三昧。
多分この地で生息している野生のタヌキより多いんじゃないかと。
おそらくこいつが信楽でいちばんでっかいかと思われる涅槃型タヌキ。
なるほど、タヌキ寝入りとはこのことかと(違うだろ)。
信楽町の中心街に着いて、まずはテキトーな店で腹ごしらえ。
なにが名物なのかよく知らなかったけど、近江鶏の親子丼というのをオーダー。
したらやっぱりタヌキが出てきた。
しまった注文する前に「タヌキ抜きで」というのを忘れてた。
うん、親子丼は美味であった。
ところで、私はなにもただいたずらに信楽町にタヌキを観に来たわけではなかった。
一応目的地があって、滋賀県立“陶芸の森”というけっこう大規模な公苑や展示館などが設けられている立派な施設。
ここでもやっぱりタヌキが出迎えてくれた。
タヌキ以外に、こんな名状しがたいクリーチャーの陶器像もあって、この信楽の地は私の所蔵する禁断の闇黒神話に出てくるなんらかの類の邪神と深く関わりがあるのではないかと。
この邪悪な陶器像を目撃した瞬間、私の中のイケナイ探究心がモラホラと疼き出したが、歳古りた母親も連れてきていたし、ちょっと施設内での催し事にも行きたくて時間も押してたので、それはまたの機会にと信楽産業展示館へと急いだ。
館内に入り、まず目に飛び込んできたのが、この催しの展示作品のひとつである魑魅魍魎な柄のピアノ。
実はこの日、このサイケなピアノで京都出身在住の松尾優さんというプロのピアニストの方の演奏が聴けるということで、興味をそそられてその開演時間に合わせて来館したという訳なんです。
演奏前、簡単な挨拶と自己紹介があって、ティックトック(これが未だなんなのかわからない)やYOUTUBEなどのSNSで「街中で突然何々を弾いてみた」みたいなフラッシュモブ的なヤンチャ動画もアップされたりと、やっぱ今どきのミュージシャンって感じ。
演奏中もアシスタント(?)の方が至近距離でずっとスマホで動画を撮っているっていう。
今は自己プロデュースの時代なんだな。
こういったミュージアムでは、バッハの「G線上のアリア」や、ドビュッシーの「月の光」、EL&Pの「庶民のファンファーレ」などの演奏が聴きたかったが、休日の行楽日和ということもあり、親子観覧者も多かったせいか、今全国のガキどもが集団ヒステリーぎみに熱狂している人気アニメおにめつのはのテーマ曲とか、中島みゆきのヒット曲など、無難な庶民的ナンバーのカヴァー曲中心のセトリだった。
そんな迎合セトリの中でも、本編ラストに演奏された松尾さん作曲のオリジナルナンバー(タイトル「愛」だったかな?)が一番感銘を受けた。
つづく・・・・
でも、その日はいい陽気だったのでどっか行きたいなと。
そこでふと思ったのが・・・・
そうだ!信楽へ行こう!
以前住んでたとこからもけっこう近場で、昨年身罷った父も仕事でよく訪れてたらしい地ではあったんだけど、多分私自身信楽へは今まで行ったことなかったと思う。
滋賀県東南部の山間に位置する陶磁器“信楽焼”の産地で有名な信楽町へは、今住んでる処からは車で約1時間くらいで行けたかな。
まぁ信楽町に入るやいなや、こんな感じの陶器屋がいたるところに点在している。
タヌキが1匹、タヌキが2匹、一にタヌキ、二にタヌキ、三四もタヌキと・・・
噂には聞いていたが、ちょっと食傷気味になるくらい陶器タヌキ三昧。
多分この地で生息している野生のタヌキより多いんじゃないかと。
おそらくこいつが信楽でいちばんでっかいかと思われる涅槃型タヌキ。
なるほど、タヌキ寝入りとはこのことかと(違うだろ)。
信楽町の中心街に着いて、まずはテキトーな店で腹ごしらえ。
なにが名物なのかよく知らなかったけど、近江鶏の親子丼というのをオーダー。
したらやっぱりタヌキが出てきた。
しまった注文する前に「タヌキ抜きで」というのを忘れてた。
うん、親子丼は美味であった。
ところで、私はなにもただいたずらに信楽町にタヌキを観に来たわけではなかった。
一応目的地があって、滋賀県立“陶芸の森”というけっこう大規模な公苑や展示館などが設けられている立派な施設。
ここでもやっぱりタヌキが出迎えてくれた。
タヌキ以外に、こんな名状しがたいクリーチャーの陶器像もあって、この信楽の地は私の所蔵する禁断の闇黒神話に出てくるなんらかの類の邪神と深く関わりがあるのではないかと。
この邪悪な陶器像を目撃した瞬間、私の中のイケナイ探究心がモラホラと疼き出したが、歳古りた母親も連れてきていたし、ちょっと施設内での催し事にも行きたくて時間も押してたので、それはまたの機会にと信楽産業展示館へと急いだ。
館内に入り、まず目に飛び込んできたのが、この催しの展示作品のひとつである魑魅魍魎な柄のピアノ。
実はこの日、このサイケなピアノで京都出身在住の松尾優さんというプロのピアニストの方の演奏が聴けるということで、興味をそそられてその開演時間に合わせて来館したという訳なんです。
演奏前、簡単な挨拶と自己紹介があって、ティックトック(これが未だなんなのかわからない)やYOUTUBEなどのSNSで「街中で突然何々を弾いてみた」みたいなフラッシュモブ的なヤンチャ動画もアップされたりと、やっぱ今どきのミュージシャンって感じ。
演奏中もアシスタント(?)の方が至近距離でずっとスマホで動画を撮っているっていう。
今は自己プロデュースの時代なんだな。
こういったミュージアムでは、バッハの「G線上のアリア」や、ドビュッシーの「月の光」、EL&Pの「庶民のファンファーレ」などの演奏が聴きたかったが、休日の行楽日和ということもあり、親子観覧者も多かったせいか、今全国のガキどもが集団ヒステリーぎみに熱狂している人気アニメおにめつのはのテーマ曲とか、中島みゆきのヒット曲など、無難な庶民的ナンバーのカヴァー曲中心のセトリだった。
そんな迎合セトリの中でも、本編ラストに演奏された松尾さん作曲のオリジナルナンバー(タイトル「愛」だったかな?)が一番感銘を受けた。
つづく・・・・
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