さ~ていよいよLOUD PARK特集も最終回とあいなりました。幕張でも今日が最終日ですね。で、最期を締めくくるのは・・・
はい、言うまでもありませんね。でも言います。そうです!今回のオオトリを務める泣く子もだまるスラッシュメタル界の帝王SLAYER!!!
スレイヤーは中学の時、スラッシュ仲間のひとりに『REIGN IN BLOOD』のアナログ盤を貸してもらい家でポケ~と聴いてて、あ~やっと2曲目終わったんかと思たらレコード針が上がってしまって「ええ~~!!もうA面終わったん!!」とそのあまりの高速さに驚愕したのを覚えている。もう翌日からは学校で「エンジェボデア!!」を連呼していたっけ。
まぁこの『REINGN IN BLOOD』がスラッシュ史上最強のアルバムであるのは私も認めるところであるが、実はこのアルバム以上に私がよく聴いていたアルバムがあるのです。
それは私が初めてアナログ盤で買った『SOUTH OF HEAVEN』である。
前作が前作だけに、このアルバムは「スピードが落ちた」「パワーダウンした」などの批判を受けることが多いが、いやいやどうしてこれがなかなかユニークなアルバムですよ。
とにかく音がメチャメチャクリーンだ。ギターの音なんか研ぎ澄まされた果物ナイフのように木目細かな切れ味。そして最初の“SOUTH OF HEAVEN”のイントロからしてなにやらドロ~ンとしたダークさが前面に出ている。
この作品で目を見張るのはなんといってもトム・アラヤの歌である!!なんとちゃんと歌を歌っているのだ!
それが顕著に出ているのが、このアルバムで最もキャッチーなナンバー#4.“十字架の裏側”。ゴーゴーダンスでもいけそうな軽いノリの曲なのだが、トムの声にはどこか冷酷で冷めた雰囲気を醸し出しており、スレイヤーの楽曲の中でも非常にユニークなナンバーだ。
彼の捲くし立てるような吐き捨てヴォイスもいいが、このようにクールに歌う声もまた魅力なのである。
それにこの曲の時のデイブ・ロンバードのドラムがまた凄い複雑なのだ!前作よりもキレがあるし、尚且つ安定していてかなりの存在感を放っている。かつてスレイヤーとは犬猿の仲だったデイブ・ムステインが「デイヴのいないスレイヤーなんて怖くない」と証言していたこともなずける話である。
そしてライブでは必ず演奏されるミッドテンポの#5.“MANDATORY SUICIDE”もトムの冷酷な歌い方が光っており、ザクザクと刻まれるリフに乗せてつぶやくように歌う後半の雰囲気はもう鳥肌ものだ!!
もちろんスピーディーな曲も存在していて、ちょっと忘れられがちと思われるのが#6.“GHOSTS OF WAR”。もうスレイヤー節全開の曲で、デイヴのタメを効かしたドラミングも素晴らしく、まぁ個人的にはスレイヤーのスピードナンバーの中でも5本の指に入る名曲なんじゃないかな。
このアルバムの唯一の汚点はジューダス・プリーストのカヴァー#9.“DISSIDENT AGGRESSOR”だな。なんでこれを入れたんだ??歌詞カードには間違えてインストゥルメンタルなんて書かれてあるし・・・
とにかくクリーン、ユニーク、(スレイヤーにしては)メロディアスなスレイヤーの作品の中でも一番の異色作でありましょう。
それとジャケットデザインも非常に冒涜的で素晴らしい。一番好きかも。
さて、いよいよ明後日です。スレイヤーのライブは過去2度行きましたが、全てポール・ボスタフの時代でした。いやポールのプレイには十分満足していたのですが、やっぱり死ぬまでに一度は見ときたいじゃないですか!デイヴ・ロンバードの生プレイ!!
なんの曲をやってくれるんでしょうか?やっぱデイヴ時代の曲、新作の曲中心ですかね。
でも私新作からはあんまりやってほしくない。なんか今回のはつまんない。結局は3rdの二番煎じでしかない。
『REIGN IN BLOOD』みたいなアルバムは一枚だけでいいんです。あのアルバムはどうあがいても超えられないっしょ。
はい、言うまでもありませんね。でも言います。そうです!今回のオオトリを務める泣く子もだまるスラッシュメタル界の帝王SLAYER!!!
スレイヤーは中学の時、スラッシュ仲間のひとりに『REIGN IN BLOOD』のアナログ盤を貸してもらい家でポケ~と聴いてて、あ~やっと2曲目終わったんかと思たらレコード針が上がってしまって「ええ~~!!もうA面終わったん!!」とそのあまりの高速さに驚愕したのを覚えている。もう翌日からは学校で「エンジェボデア!!」を連呼していたっけ。
まぁこの『REINGN IN BLOOD』がスラッシュ史上最強のアルバムであるのは私も認めるところであるが、実はこのアルバム以上に私がよく聴いていたアルバムがあるのです。
それは私が初めてアナログ盤で買った『SOUTH OF HEAVEN』である。
前作が前作だけに、このアルバムは「スピードが落ちた」「パワーダウンした」などの批判を受けることが多いが、いやいやどうしてこれがなかなかユニークなアルバムですよ。
とにかく音がメチャメチャクリーンだ。ギターの音なんか研ぎ澄まされた果物ナイフのように木目細かな切れ味。そして最初の“SOUTH OF HEAVEN”のイントロからしてなにやらドロ~ンとしたダークさが前面に出ている。
この作品で目を見張るのはなんといってもトム・アラヤの歌である!!なんとちゃんと歌を歌っているのだ!
それが顕著に出ているのが、このアルバムで最もキャッチーなナンバー#4.“十字架の裏側”。ゴーゴーダンスでもいけそうな軽いノリの曲なのだが、トムの声にはどこか冷酷で冷めた雰囲気を醸し出しており、スレイヤーの楽曲の中でも非常にユニークなナンバーだ。
彼の捲くし立てるような吐き捨てヴォイスもいいが、このようにクールに歌う声もまた魅力なのである。
それにこの曲の時のデイブ・ロンバードのドラムがまた凄い複雑なのだ!前作よりもキレがあるし、尚且つ安定していてかなりの存在感を放っている。かつてスレイヤーとは犬猿の仲だったデイブ・ムステインが「デイヴのいないスレイヤーなんて怖くない」と証言していたこともなずける話である。
そしてライブでは必ず演奏されるミッドテンポの#5.“MANDATORY SUICIDE”もトムの冷酷な歌い方が光っており、ザクザクと刻まれるリフに乗せてつぶやくように歌う後半の雰囲気はもう鳥肌ものだ!!
もちろんスピーディーな曲も存在していて、ちょっと忘れられがちと思われるのが#6.“GHOSTS OF WAR”。もうスレイヤー節全開の曲で、デイヴのタメを効かしたドラミングも素晴らしく、まぁ個人的にはスレイヤーのスピードナンバーの中でも5本の指に入る名曲なんじゃないかな。
このアルバムの唯一の汚点はジューダス・プリーストのカヴァー#9.“DISSIDENT AGGRESSOR”だな。なんでこれを入れたんだ??歌詞カードには間違えてインストゥルメンタルなんて書かれてあるし・・・
とにかくクリーン、ユニーク、(スレイヤーにしては)メロディアスなスレイヤーの作品の中でも一番の異色作でありましょう。
それとジャケットデザインも非常に冒涜的で素晴らしい。一番好きかも。
さて、いよいよ明後日です。スレイヤーのライブは過去2度行きましたが、全てポール・ボスタフの時代でした。いやポールのプレイには十分満足していたのですが、やっぱり死ぬまでに一度は見ときたいじゃないですか!デイヴ・ロンバードの生プレイ!!
なんの曲をやってくれるんでしょうか?やっぱデイヴ時代の曲、新作の曲中心ですかね。
でも私新作からはあんまりやってほしくない。なんか今回のはつまんない。結局は3rdの二番煎じでしかない。
『REIGN IN BLOOD』みたいなアルバムは一枚だけでいいんです。あのアルバムはどうあがいても超えられないっしょ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます