豊田勇造さんの唄に
「ジェフ・べックが来なかった雨の円山音楽堂」
…という名曲があるけど…
ジェフ・べックの名前を聞けば
ついつい知らず知らずのうちにこの歌のフレーズで
♪ジェフ・べックがやって来た冬の名古屋市公会堂~
…と歌ってしまってる…笑
それくらい楽しみな
JEFF BECKのコンサート!!
ジェフ・べックは振り返れば
高校生の頃から
ギターなんて満足どころか…ほとんど弾けないのに…
JEFF BECKの
壮絶ギターテクニックの
虜!虜!!
エリック・クラプトンと同様
名古屋にきたら
絶対コンサートに駆けつけてた…
ジェフ・べック!!
そんなこんなで
四半世紀以上…
ロック大好き少年だった私も
今となっては…
どっぷりオジサンですので
JEFF BECKはオジーチャン!!
噂によると
72歳…らしいんですけど…
ステージでのJEFF BECKは
72歳には
オジーチャンにはまったくもって
みえなくて…
オジサンのまま
歳をとっていないんじゃないか???
…と思えちゃう…
私が…中・高校生の頃、ギター雑誌ではじめてみた
JEFF BECKが…
すでに
イケてる
オジサンだったんですが…
あれから
30年以上経っているのに…
JEFF BECKにおいては
ほの4・5年しか経っていないように感じるほど…
時空の歪みを感じるほどの
若々しさ…
72歳!!!
オジーチャンなのに
オジサンでしか見えない!見えない!!
さらには
休憩なしで
ノンストップで
2時間エレキを奏でっぱなし!!!
さらには
原点復帰!!!
…といいましょうか
今回のコンサートは
とことん!
とことん!!
ロックンロールでして
もうギターを奏でれば
私も
一瞬にして
時空を超えて
「ロック少年!!」
「ビートルズが…」
なんて語ってる…甘あまの??同級生に
ちょいと鼻高々に
「JEFF BECK聞いてみなよ!ぶっとぶから…」
なんて
ジェフ・べックの名前を語れば
なんだか上から目線になったような気分で
友達に
語っていたような…
(ギター雑誌を読んでの横流しだったけど…)
そんな
10代の
「ロック少年」に…
さてさて
コンサートは
ここ最近みてきたような
インストでフュージョンやジャズテイストも含みながら
ジェフ・べックが全面にでて
ギター弾きっぱなし!!
…といったコンサートではなくて
72歳にして
新たな試み
もちろん
インストで
カッコよくエレキを奏でる場面もたっぷりあったんですが
さらには
ツインボーカルで
バックバンドの
ギタリストに徹している場面もあって…
さらには
新譜からの曲も盛りだくさんで
ポケモンのように
進化し続けてる
セトリに驚愕!!!
夢のよーな
ホントに時間が経つのがこんなに早いんだー!!
…とこの歳になって
あらためて痛感させられたような
JEFF BECKのコンサート
メンバーは
RHONDA SMITH(B)
JONATHAN JOSEPH(Ds)
CARMEN VANDENBERG(G)
…とJEFF BECKの4人編成のバンドに
曲によっては
ROSIE ODDIEと
JIMMY HALLの
ツインボーカルが加わるといった編成…
ではでは
そんな
名古屋市公会堂でのライブレポをば…
いきなり
面白かったのが
客席に拡声器をもった
元気系の女の子が乱入!!
この女の子が
JEFF BECKからすれば
孫の年代の
ボーカリスト
ROSIE ODDIE
…が歌うは
「The Revolution Will Be Televised」
ROSIE ODDIEがいきなり
ブルースにのって力強い歌を聴かせてくれる…
拡声器で
歌うのにはびっくりしたけど…
その歌声の響きが…それは凄くて…
圧巻の歌唱力!!
その歌に対して
互角以上にインパクトを与えてくれるJEFF BECKのギター
ボーカルの
ROSIE ODDIEが舞台そでに消えて
次の曲は
インストで
「Freeway Jam」
疾走感溢れる1曲
JEFF BECKのエレキが響き渡る
秀逸な…リズム隊の上で…
…超絶テクニック…
JEFF BECKのエレキが…
自由自在に…気持ちいいほど…自由に泳ぎ回る…
この代表的なナンバーに
もう痺れるほどの快感!
JEFF BECKのエレキが…うねる!うねる!!
さらには
Lonnie Mackのcover曲で
「Lonnie on the Move 」
跳ねるようなリズム隊の繰り出す音に
自然発生する手拍子!!
リズム隊でも
自然に若い女性に目がいっちゃう訳でして…苦笑
「RHONDA SMITH」…
黒人女性…
これが
もうめちゃめちゃカッコイイの!!
そして確かな音を刻んでくれる
その上で
JEFF BECKのエレキが
あたかも
歌うように…
ときにはシャウトしながら…
圧巻のプレーをみせてくれる!!
72歳には絶対にみえない!みえない!!
JEFF BECKのエレキは…
…もうボーカルそのもの…なんですよね…
次の曲は
ROSIE ODDIEがボーカルをとって
「Live in the Dark」
元気いっぱいのた歌声を
オープニングで聴かせてくれた
ROSIE ODDIEは…一転して…
闇の中での苛立ち、不安、そういったものを感じさせる
ボーカル…
やるせない感情を全面に出した
ROSIE ODDIEのボーカルが引き立つ!!
もうこのときの
JEFF BECKはバックバンドの一員
ROSIE ODDIEのボーカルがより惹き立つよう
脇役に徹したギタープレイを魅せる
JEFF BECKを横目でみながら
後半の…苛立ち、不安、そういったものを
ふき飛ばすような力強いボーカルへと転化し…
バンドの…これまた
たたみ掛けるような…グルーブ感は圧巻!!
この曲で
いろいろな表情をもった
ファンクっぽいROSIE ODDIEのボーカルに
見る見るうちに惹かれていく私…
「The Ballad of the Jersey Wives」
静寂の中から…徐々に聞こえてくる足音のような
イントロから
これまたけだるくも
力強く歌うROSIE ODDIE
その歌声に
うねるように
絡む…JEFF BECKのエレキ
刻むリズム隊とそのグルーブ感は…もう鳥肌もの!!
後半、おどろおどろしい曲の展開の中での
ROSIE ODDIEのシャウトが名古屋市公会堂に響き渡る…
そのシャウトに絶妙に絡むバンドサウンド!!
そして
JEFF BECKのエレキがうなる!唸る!!
演奏終わって
ROSIE ODDIE退場!!
インストで
Mahavishnu Orchestraのcover曲で
「You Know You Know」
神秘的でかつ幻想的で
さらにはダイナミックな
変幻自在のJEFF BECKのエレキに酔いしれる!
ドラムに絡む圧巻の
JEFF BECKのギターテクニックに拍手喝采!!
続いては
Bonnie Dobsonのcover曲で
「Morning Dew」
ここでもうひとりのボーカリスト
JIMMY HALL登場
ファンクっぽい歌声を聴かせてくれる
ROSIE ODDIEとは違って
ソウルフルに高らかに歌い上げる!!
ミディアテンポのこの曲
そのJIMMY HALLの歌声を引き立てるように
助演男優賞のようなギターの旋律で
見事に彩る…
高らかにシャウトして
歌い上げるJIMMY HALLのボーカル
あくまでも脇役に徹し
そのボーカルを引き立てるJEFF BECKのエレキ
そしてバンドのグルーブ感が最高で!最高で!!
Sam Cookeのcover曲
「A Change Is Gonna Come 」
夏でもサム・クック…笑
冬だから…当然!サム・クックのお馴染みのナンバー!!
ソウルフルな
JIMMY HALLの歌声が名古屋市公会堂に響き渡る
その心地よさ…
そして
脇役に徹しているJEFF BECKがなんともいい味を出してまして…
間奏では
解き放つように
JEFF BECKのエレキがうねる!うねる!!
もう圧巻!!
ここで
JIMMY HALLは退場し
インストで
「Big Block」
RHONDA SMITHの地鳴りのように確実に刻む
ベース音
畳み掛けるJONATHAN JOSEPHのドラム
その上を舞うかのように
JEFF BECKのエレキが響く!響く!!
見事なグルーブ感に
痺れっぱなし!!
そして
Syreetaのcover曲で
「Cause We've Ended as Lovers」
幻想的な
JEFF BECKのエレキの旋律
スローなナンバーで
奏でるエレキの旋律に陶酔!!
JEFF BECKの…奏でる音から
「表情」が
そして曲調の「想い」が…
ひしひしと伝わってくるんですよね…
それも…
通り一遍の能面のような表情ではなく…
喜怒哀楽に満ちた…ギターの音色
…特に…強く感じるのが「哀愁」…
…JEFF BECKのエレキは…
感情に満ちている…
このあとに
ROSIE ODDIEが登場!
「O.I.L. (Can't Get Enough of That Sticky)」
ファンクっぽい
ROSIE ODDIEが
可愛らしい色気を醸し出しながら歌う!歌う!!
それを引き立てる
JEFF BECKのエレキ!!
それがリズム隊と一体となって…
その気持ちよさ…
さらには
間奏のJEFF BECKのスライドギターがカッコイイ!!
「Thugs Club」
同じく
ROSIE ODDIEがボーカル!!
Queenの名曲
「We Are the Champions」のイントロを連想した
そんなテイストのこの曲
それをもっとファンクで
色付けしたようなアレンジのこの曲
曲のラストの
解き放れたような
JEFF BECKのエレキがカッコイイ!!!
「Scared for the Children」
スローからの
美しい旋律
優しく…どこまでも優しい
JEFF BECKの…甘いエレキの音
そして先ほどの曲とは一転
しっとりと愛らしくも
ちょっぴり切なさも含んだ
ROSIE ODDIEのボーカルが心に滲みる!!
さらには
情感たっぷりの歌を歌ってるような
JEFF BECKの奏でるギターは鳥肌もの
ここで
ROSIE ODDIE退場!!
ボーカルなしの
「Beck's Bolero」
これぞJEFF BECK!!
「Beck's Bolero」から
「Blue Wind」へ行く流れは最高!!
若かりし頃聴いたあのロックサウンド
エレキを奏でるたび若返ってる気がする
JEFF BECKだけど…
そのサウンドで
私も気持ちだけは10代!20代!!
「Blue Wind」
躍動的で
圧巻とも思える見事なグルーブ感の中で
惹きたつJEFF BECKの奏でる旋律!!
もうめちゃめちゃカッコイイ!!
そして
私の大好きなブルース!ブルース!!
Muddy Watersのcoverで
「Little Brown Bird」
奏でる鳥肌モノの
ブルース!!
そして歌うは
JIMMY HALL
ブルースというよりも
ソウルフルな歌い方で
高らかに歌い上げるとことなんか
素晴らしくて
それに絡むJEFF BECKのギターが
タマンナイ!!
もうただ…ただ…
JEFF BECKの音に震撼!!
そして
Stevie Wonderのcover曲
「Superstition」
これまた歌うは
JIMMY HALL
ソウルフルに
パワフルに
ときおりシャウトも聞かせてくれる!!
これまた…いいんだよね!ボーカルがハマってて!!
このときは
JEFF BECKはJIMMY HALLのバックバンドの一員となって
そのバックバンドのグルーブ感といったら
それはそれは最高で!!
本編ラストは
「Right Now」
今度はボーカルを替えて
歌うはROSIE ODDIE
ブルースフィーリングも感じるこの曲を
色気たっぷりの歌声で酔わせてくれる
JIMMY HALLも
ROSIE ODDIEも
JEFF BECKの音にぴったりとハマっていて
今回のツインボーカルでのライブは
何回も足を運んだ
JEFF BECKのコンサートのはずなのに
めちゃめちゃ新鮮で
ファンクっぽいROSIE ODDIE
ソウルフルなJIMMY HALL
そして…今までも堪能してきた
JEFF BECKのエレキをフューチャーしたインストの演奏と
なんだか3部構成の
一粒で2度どころか
3度美味しかった
JEFF BECKのコンサート!!
UNは
「ワイアード」から
泣きのエレキの切ない
「Goodbye Pork Pie Hat 」
そしてメドレーのように
「Brush with the Blues」
…を…
さらには
The Beatles の
「A Day in the Life」
JEFF BECKの奏でる
優しい音色に
ひたすら酔いしれる!!
途中、ロックサウンドのアレンジを加えての
「A Day in the Life」
は聴き応え充分
ラストは
Going Down (Moloch cover)
ボーカルの
JIMMY HALLも
ROSIE ODDIEも
どちらとも登場しての
大セッション大会!!!
確か…72歳のはずなのに
2時間ノンストップでギター弾きっぱなし…
ギターを奏でながら…
まるで「生きた神様」とも思えるジェフ・ベック
ギターを奏でるごとに
若返ってる気がする
ジェフ・ベック
なんだか
あと30年は
圧巻のギターを見せてくれるんじゃないかな…
そう思える程の若々しい演奏!!
????
あと30年???
なんだか…
ジェフ・ベックよりも先に私がくたばってるような気も???…苦笑
「ジェフ・べックが来なかった雨の円山音楽堂」
…という名曲があるけど…
ジェフ・べックの名前を聞けば
ついつい知らず知らずのうちにこの歌のフレーズで
♪ジェフ・べックがやって来た冬の名古屋市公会堂~
…と歌ってしまってる…笑
それくらい楽しみな
JEFF BECKのコンサート!!
ジェフ・べックは振り返れば
高校生の頃から
ギターなんて満足どころか…ほとんど弾けないのに…
JEFF BECKの
壮絶ギターテクニックの
虜!虜!!
エリック・クラプトンと同様
名古屋にきたら
絶対コンサートに駆けつけてた…
ジェフ・べック!!
そんなこんなで
四半世紀以上…
ロック大好き少年だった私も
今となっては…
どっぷりオジサンですので
JEFF BECKはオジーチャン!!
噂によると
72歳…らしいんですけど…
ステージでのJEFF BECKは
72歳には
オジーチャンにはまったくもって
みえなくて…
オジサンのまま
歳をとっていないんじゃないか???
…と思えちゃう…
私が…中・高校生の頃、ギター雑誌ではじめてみた
JEFF BECKが…
すでに
イケてる
オジサンだったんですが…
あれから
30年以上経っているのに…
JEFF BECKにおいては
ほの4・5年しか経っていないように感じるほど…
時空の歪みを感じるほどの
若々しさ…
72歳!!!
オジーチャンなのに
オジサンでしか見えない!見えない!!
さらには
休憩なしで
ノンストップで
2時間エレキを奏でっぱなし!!!
さらには
原点復帰!!!
…といいましょうか
今回のコンサートは
とことん!
とことん!!
ロックンロールでして
もうギターを奏でれば
私も
一瞬にして
時空を超えて
「ロック少年!!」
「ビートルズが…」
なんて語ってる…甘あまの??同級生に
ちょいと鼻高々に
「JEFF BECK聞いてみなよ!ぶっとぶから…」
なんて
ジェフ・べックの名前を語れば
なんだか上から目線になったような気分で
友達に
語っていたような…
(ギター雑誌を読んでの横流しだったけど…)
そんな
10代の
「ロック少年」に…
さてさて
コンサートは
ここ最近みてきたような
インストでフュージョンやジャズテイストも含みながら
ジェフ・べックが全面にでて
ギター弾きっぱなし!!
…といったコンサートではなくて
72歳にして
新たな試み
もちろん
インストで
カッコよくエレキを奏でる場面もたっぷりあったんですが
さらには
ツインボーカルで
バックバンドの
ギタリストに徹している場面もあって…
さらには
新譜からの曲も盛りだくさんで
ポケモンのように
進化し続けてる
セトリに驚愕!!!
夢のよーな
ホントに時間が経つのがこんなに早いんだー!!
…とこの歳になって
あらためて痛感させられたような
JEFF BECKのコンサート
メンバーは
RHONDA SMITH(B)
JONATHAN JOSEPH(Ds)
CARMEN VANDENBERG(G)
…とJEFF BECKの4人編成のバンドに
曲によっては
ROSIE ODDIEと
JIMMY HALLの
ツインボーカルが加わるといった編成…
ではでは
そんな
名古屋市公会堂でのライブレポをば…
いきなり
面白かったのが
客席に拡声器をもった
元気系の女の子が乱入!!
この女の子が
JEFF BECKからすれば
孫の年代の
ボーカリスト
ROSIE ODDIE
…が歌うは
「The Revolution Will Be Televised」
ROSIE ODDIEがいきなり
ブルースにのって力強い歌を聴かせてくれる…
拡声器で
歌うのにはびっくりしたけど…
その歌声の響きが…それは凄くて…
圧巻の歌唱力!!
その歌に対して
互角以上にインパクトを与えてくれるJEFF BECKのギター
ボーカルの
ROSIE ODDIEが舞台そでに消えて
次の曲は
インストで
「Freeway Jam」
疾走感溢れる1曲
JEFF BECKのエレキが響き渡る
秀逸な…リズム隊の上で…
…超絶テクニック…
JEFF BECKのエレキが…
自由自在に…気持ちいいほど…自由に泳ぎ回る…
この代表的なナンバーに
もう痺れるほどの快感!
JEFF BECKのエレキが…うねる!うねる!!
さらには
Lonnie Mackのcover曲で
「Lonnie on the Move 」
跳ねるようなリズム隊の繰り出す音に
自然発生する手拍子!!
リズム隊でも
自然に若い女性に目がいっちゃう訳でして…苦笑
「RHONDA SMITH」…
黒人女性…
これが
もうめちゃめちゃカッコイイの!!
そして確かな音を刻んでくれる
その上で
JEFF BECKのエレキが
あたかも
歌うように…
ときにはシャウトしながら…
圧巻のプレーをみせてくれる!!
72歳には絶対にみえない!みえない!!
JEFF BECKのエレキは…
…もうボーカルそのもの…なんですよね…
次の曲は
ROSIE ODDIEがボーカルをとって
「Live in the Dark」
元気いっぱいのた歌声を
オープニングで聴かせてくれた
ROSIE ODDIEは…一転して…
闇の中での苛立ち、不安、そういったものを感じさせる
ボーカル…
やるせない感情を全面に出した
ROSIE ODDIEのボーカルが引き立つ!!
もうこのときの
JEFF BECKはバックバンドの一員
ROSIE ODDIEのボーカルがより惹き立つよう
脇役に徹したギタープレイを魅せる
JEFF BECKを横目でみながら
後半の…苛立ち、不安、そういったものを
ふき飛ばすような力強いボーカルへと転化し…
バンドの…これまた
たたみ掛けるような…グルーブ感は圧巻!!
この曲で
いろいろな表情をもった
ファンクっぽいROSIE ODDIEのボーカルに
見る見るうちに惹かれていく私…
「The Ballad of the Jersey Wives」
静寂の中から…徐々に聞こえてくる足音のような
イントロから
これまたけだるくも
力強く歌うROSIE ODDIE
その歌声に
うねるように
絡む…JEFF BECKのエレキ
刻むリズム隊とそのグルーブ感は…もう鳥肌もの!!
後半、おどろおどろしい曲の展開の中での
ROSIE ODDIEのシャウトが名古屋市公会堂に響き渡る…
そのシャウトに絶妙に絡むバンドサウンド!!
そして
JEFF BECKのエレキがうなる!唸る!!
演奏終わって
ROSIE ODDIE退場!!
インストで
Mahavishnu Orchestraのcover曲で
「You Know You Know」
神秘的でかつ幻想的で
さらにはダイナミックな
変幻自在のJEFF BECKのエレキに酔いしれる!
ドラムに絡む圧巻の
JEFF BECKのギターテクニックに拍手喝采!!
続いては
Bonnie Dobsonのcover曲で
「Morning Dew」
ここでもうひとりのボーカリスト
JIMMY HALL登場
ファンクっぽい歌声を聴かせてくれる
ROSIE ODDIEとは違って
ソウルフルに高らかに歌い上げる!!
ミディアテンポのこの曲
そのJIMMY HALLの歌声を引き立てるように
助演男優賞のようなギターの旋律で
見事に彩る…
高らかにシャウトして
歌い上げるJIMMY HALLのボーカル
あくまでも脇役に徹し
そのボーカルを引き立てるJEFF BECKのエレキ
そしてバンドのグルーブ感が最高で!最高で!!
Sam Cookeのcover曲
「A Change Is Gonna Come 」
夏でもサム・クック…笑
冬だから…当然!サム・クックのお馴染みのナンバー!!
ソウルフルな
JIMMY HALLの歌声が名古屋市公会堂に響き渡る
その心地よさ…
そして
脇役に徹しているJEFF BECKがなんともいい味を出してまして…
間奏では
解き放つように
JEFF BECKのエレキがうねる!うねる!!
もう圧巻!!
ここで
JIMMY HALLは退場し
インストで
「Big Block」
RHONDA SMITHの地鳴りのように確実に刻む
ベース音
畳み掛けるJONATHAN JOSEPHのドラム
その上を舞うかのように
JEFF BECKのエレキが響く!響く!!
見事なグルーブ感に
痺れっぱなし!!
そして
Syreetaのcover曲で
「Cause We've Ended as Lovers」
幻想的な
JEFF BECKのエレキの旋律
スローなナンバーで
奏でるエレキの旋律に陶酔!!
JEFF BECKの…奏でる音から
「表情」が
そして曲調の「想い」が…
ひしひしと伝わってくるんですよね…
それも…
通り一遍の能面のような表情ではなく…
喜怒哀楽に満ちた…ギターの音色
…特に…強く感じるのが「哀愁」…
…JEFF BECKのエレキは…
感情に満ちている…
このあとに
ROSIE ODDIEが登場!
「O.I.L. (Can't Get Enough of That Sticky)」
ファンクっぽい
ROSIE ODDIEが
可愛らしい色気を醸し出しながら歌う!歌う!!
それを引き立てる
JEFF BECKのエレキ!!
それがリズム隊と一体となって…
その気持ちよさ…
さらには
間奏のJEFF BECKのスライドギターがカッコイイ!!
「Thugs Club」
同じく
ROSIE ODDIEがボーカル!!
Queenの名曲
「We Are the Champions」のイントロを連想した
そんなテイストのこの曲
それをもっとファンクで
色付けしたようなアレンジのこの曲
曲のラストの
解き放れたような
JEFF BECKのエレキがカッコイイ!!!
「Scared for the Children」
スローからの
美しい旋律
優しく…どこまでも優しい
JEFF BECKの…甘いエレキの音
そして先ほどの曲とは一転
しっとりと愛らしくも
ちょっぴり切なさも含んだ
ROSIE ODDIEのボーカルが心に滲みる!!
さらには
情感たっぷりの歌を歌ってるような
JEFF BECKの奏でるギターは鳥肌もの
ここで
ROSIE ODDIE退場!!
ボーカルなしの
「Beck's Bolero」
これぞJEFF BECK!!
「Beck's Bolero」から
「Blue Wind」へ行く流れは最高!!
若かりし頃聴いたあのロックサウンド
エレキを奏でるたび若返ってる気がする
JEFF BECKだけど…
そのサウンドで
私も気持ちだけは10代!20代!!
「Blue Wind」
躍動的で
圧巻とも思える見事なグルーブ感の中で
惹きたつJEFF BECKの奏でる旋律!!
もうめちゃめちゃカッコイイ!!
そして
私の大好きなブルース!ブルース!!
Muddy Watersのcoverで
「Little Brown Bird」
奏でる鳥肌モノの
ブルース!!
そして歌うは
JIMMY HALL
ブルースというよりも
ソウルフルな歌い方で
高らかに歌い上げるとことなんか
素晴らしくて
それに絡むJEFF BECKのギターが
タマンナイ!!
もうただ…ただ…
JEFF BECKの音に震撼!!
そして
Stevie Wonderのcover曲
「Superstition」
これまた歌うは
JIMMY HALL
ソウルフルに
パワフルに
ときおりシャウトも聞かせてくれる!!
これまた…いいんだよね!ボーカルがハマってて!!
このときは
JEFF BECKはJIMMY HALLのバックバンドの一員となって
そのバックバンドのグルーブ感といったら
それはそれは最高で!!
本編ラストは
「Right Now」
今度はボーカルを替えて
歌うはROSIE ODDIE
ブルースフィーリングも感じるこの曲を
色気たっぷりの歌声で酔わせてくれる
JIMMY HALLも
ROSIE ODDIEも
JEFF BECKの音にぴったりとハマっていて
今回のツインボーカルでのライブは
何回も足を運んだ
JEFF BECKのコンサートのはずなのに
めちゃめちゃ新鮮で
ファンクっぽいROSIE ODDIE
ソウルフルなJIMMY HALL
そして…今までも堪能してきた
JEFF BECKのエレキをフューチャーしたインストの演奏と
なんだか3部構成の
一粒で2度どころか
3度美味しかった
JEFF BECKのコンサート!!
UNは
「ワイアード」から
泣きのエレキの切ない
「Goodbye Pork Pie Hat 」
そしてメドレーのように
「Brush with the Blues」
…を…
さらには
The Beatles の
「A Day in the Life」
JEFF BECKの奏でる
優しい音色に
ひたすら酔いしれる!!
途中、ロックサウンドのアレンジを加えての
「A Day in the Life」
は聴き応え充分
ラストは
Going Down (Moloch cover)
ボーカルの
JIMMY HALLも
ROSIE ODDIEも
どちらとも登場しての
大セッション大会!!!
確か…72歳のはずなのに
2時間ノンストップでギター弾きっぱなし…
ギターを奏でながら…
まるで「生きた神様」とも思えるジェフ・ベック
ギターを奏でるごとに
若返ってる気がする
ジェフ・ベック
なんだか
あと30年は
圧巻のギターを見せてくれるんじゃないかな…
そう思える程の若々しい演奏!!
????
あと30年???
なんだか…
ジェフ・ベックよりも先に私がくたばってるような気も???…苦笑