新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2017新春…Rosemary Heatで「濃い」「濃い」賢朗さんのライブ!!

2017-02-16 07:00:56 | 本多タコ坊正典
賢朗さん…


私は
お会いしたのは…初めてでした…


むかーし昔…どこかですれ違ったことはあったかも知れないけど…



なので
お話するのも
ライブをみるのも
初めてでした…


でも
名前だけは
よーく知ってました…



さらに
きっと楽しいオモロイ方なんだろうな…

…と

直接、話をしたこともないのに
おおよその人柄も…
その噂話で…笑


…というのは
もう1年前のことなんだけど
松阪MAXAの中山剛さんの自宅で
鎌田ひろゆきさん
石浦雄二さん
津秦一郎さん
勉さん…


…などなど
グレイトフルユッカの
残党が…こぞって集まって
想い出話に花を咲かせることがあって…



そのときの
話題の中心が

ユッカママを差し置いて


賢朗さん!!!



…だったのよ!!!




私の中では


剛さん!!十分にオモシロイ!!!

鎌やん!!十分にオモシロイ!!!

雄さん!!十分にオモシロイ!!!



…のにその3人が声を揃えて


「賢朗くんは…笑」




なんか
涙が出るほど
エピソードが面白くて


じゃあ具体的に
賢朗さんが何かをしてオモシロイ…
…といったエピソードを憶えているかといえば
まったく憶えてなくて


ただ…ただ…
賢朗さんの名前が出れば大爆笑だった????
みたいな…笑





そんな賢朗さんと
ご対面!!!




ほぼ初対面で


私に対しても
こんなに和んだお人柄…



やはり噂どおり…笑



…の…めちゃめちゃオモシロイ人でした!!!…




話題には事欠かせない人物…
愛されキャラ…笑…であることが十分に窺える…笑


さてさて
この日の
賢朗さんのライブ!!



賢朗さんだけでも十分に「コテコテ」…笑
濃くて濃くてタマンナイのに


その後ろで
音を重ねるのは

「コテコテ」の…笑
濃くて濃くてタマンナイ

老いて盛ん!!

石浦雄二さんと…



「コテコテ」の…笑
濃くて濃くてタマンナイ

かつオモシロさでは
おそらく賢朗さんと甲乙つけがたい


タコボーさんこと
本多taco-bow正典さん






平均年齢
還暦越えという
実にめでたい!!…笑…3人組!!!


「コテコテ」で濃くて濃くて
タマンナイのに
賢朗さんとタコボーさん
演奏するのは初めて!!!
…なんて
フレッシュさも持ち合わせている3人組
濃くて新鮮なんて????
もう何が何だかワカンナイ3人組!!!



賢朗さんは
放送作家らしく


語る!語る!!!


「川沿クタ子さんの紹介にいくつか間違いがありまして…私は東京からきたのではなくて、千葉…笑
ヤクザのような怖い人だと言ってましたが、もしオリンピックに「優しさ」という競技があったら、1・2位を争う優しさです…笑」


(オリンピックに「オモシロさ」という競技があっても、そこそこ上位入選しそう…とは私の心の声!!)

今年、還暦、結婚したことはあるが独り者!訳あって、アメリカに住んでる孫娘からラインの無料通話で、だいたいクリスマスとか誕生日とか、そんなときだけ…連絡が入る…そんなもうすぐ7歳になる孫娘が言う…じぃじぃお仕事しないで、歌ってばかりしてていいの??…彼女には唄が仕事だとは分かってもらえない…そんな独り者の気ままな暮らしを歌った歌…」




ド初っぱつのMCから…
哀愁漂う!漂う!!


でも、どこかクスクスと笑えちゃう哀愁だけど…




「独り者に乾杯」








そうだな…ブルースの雰囲気満載で
まさに今MCで語ったありのままの…等身大の賢朗さんが描かれる…


一言で言えば…
酒とセット…笑…の唄…

聴いてると
間違いなくお酒が美味しくなる…

哀愁をより醸し出すような
悲しげな…そしてはかなげな
雄さんのギターが彩り…
唄を引きたてる


続いては
60歳近くになっても
ギターで全国を廻って歌っている
旅歌いの唄

「トラベルマン」



タコボーさんのエネルギッシュな
ジャンべでのリズムに乗って
またまたブルースフィーリング満載のこの歌


間奏の雄さんのギターソロが
めちゃめちゃカッコいいんだな…
雄さん…かっこいいブルースギタリスト…そのもの…


平均年齢60歳の3人にとっては
途中で休憩を入れたいほどの…激しく忙しい唄…笑
躍動的なタコボーさんのリズム
弦の上を激しく指が躍る雄さんのギター


そして
賢朗さんの唄は



♪長距離バスで大移動~


♪カネはないけど愛ならたっぷり~






賢朗さんのことよく知らないけど…
噂だけでしか知らないけど…


賢朗さんのありのままが…
唄に表現されているような気が…笑



「クタ子さんは、雄さんとタコボーにサポートしていただいて…なんて言ってたけど
ホントは真逆で…特別介護ユニット!!クタ子さんが、雄さんとタコボーを介護してる…笑」



タコボーさんが
言葉を添える


「雄さんなんか特にそう…笑」



いやいや…タコボーさんもですよ!…とは私の心の声!



突然、賢朗さん、こう言い切った!!


「我々はクズな部類!!!…笑
(タコボーさん、雄さんの方を振り向いて)
あなたたちも…笑」


…とそこからは賢朗さんが属しているらしい


一般社団法人全日本スナック連盟

略して「全スナ連」の話!




「スナックこそが、昭和のレガシーである!!スナックなくなりゃ人情すたるってことで、スナックを盛り上げる活動をしている…スナックはコンビニよりも多い…ところが、コンビニと違って、知らないうちにどんどん減っている…このまま放っておいたらまずい…絶滅してしまう!!イリオモテヤマネコと同じ??保護しなくちゃ!!
ここからは「全スナ連」の理事として…

みなさんもスナックに慣れて欲しい…スナックは隣りに座った先輩方やママさんに人生を教えてもらうところ…」

…といって
突然カウンターに座っている私を指さし

「中には、ああいうふうにママさんを狙っている人もいる!!…笑
(あの…カウンターの中、直人さんですけど…苦笑)



スナックは風俗営業ではなく飲食店営業なので隣りに座ってはいけない…ママとの間には大きなハードルがある…それはカウンター…そんな唄」




「カウンター越しの恋」


まさにムード歌謡!!!
昭和!昭和!昭和!!


風貌そのものも
昭和の3人が繰り出す音楽は
とことん!濃い!濃い!!


「カウンター越しの恋」

ならぬ

「カウンター越しの濃い」


いかん!いかん!!
心象風景には…
私のようなオジサンが
カウンター越しのオジサン(直人さん??)に
恋をしているような図が…汗…

必死にその思いを…立ち消す!立ち消す!!…笑



さらに
「全スナ連」の活動は続く…



「スナックは今や高齢化社会…次世代スナックを育てるのが任務!!
スナックの世界は簡単に出入りできるものではなくて
その世界のマナーや作法がある…それを若い人に伝えたい!!そんな思いで曲にした
…自分で言うのもなんだけど最高の出来栄えで…笑…この曲を聴いただけで、スナックの作法が自然に身につくスピードランニング方式…笑」




そんな唄


「平成スナックかぞえ唄」


まさに
音頭!音頭!!


さすがに雄さん…
この曲だけは…ギター弾くのやめちゃった…


さすがに
タコボーさんも
この曲だけは…タイコ叩くのやめちゃった…



二人揃って
お客さんと同じように
手拍子で…笑



♪よったよたよたよったよた~

酔う…というよりも
よたよた歩いてる
特別介護のお三方が目に浮かぶようで…苦笑



おかしいのが
歌っている途中で
スナックの作法についてのマメ知識を伝授…笑



「カラオケは定番、演歌の1、2曲は憶えておくこと…笑
なんでも歌えばいいというものではない…スナックにもそのお店の特性がある…
ここで選曲のテクニックを!!
選曲に困った時には「履歴ボタン」を押すこと…その店で歌われている唄が出てくる…
選曲に困ったら履歴ボタン!!以上…「全スナ連」からのお知らせでした…」




履歴のスイッチじゃなくて「ボタン」!!!…笑


ホントコテコテのコテコテの
濃い濃い
果てしなく濃い
昭和にどっぷり浸ってる賢朗さんでアリマス


さすがに
その間
手拍子だけでは物足りない
打楽器奏者のタコボーさん!!
唄の後半は…カネモノを叩いて
チンドン風に盛り上げる…



このかぞえ唄
歌詞が10番までまだなくて
6番までしかできてないとのことで
途中ショートカットバージョンで歌ったけど
それでも…十分に長い!長い!!…笑



賢朗さん
歌い終わってご満悦!


「これで自然とスナックのノウハウが身についている…笑
もう1曲、スナックものを…
スナックで投げ銭ライブをやるといいのよ!!酔っ払いが大枚投げてくれて…笑」

次の曲は
一般社団法人「全日本スナック連盟」
会長は浅草キッドの玉袋筋太郎さん!
スナックを盛り上げるために
僕が詞を書いて玉袋筋太郎さん(浅草キッド)が演歌歌手デビューした唄


「この曲がヒットすればといった
ふたりの計画はまだうまくいってませんが…」


…との前置きで
歌うは


「酔街エレジー」




人生をうまく立ちまわれない…
もう嫌なことは呑んで忘れるしかない…
そんな思いが骨太に描かれた
いかにもスナックにぴったり!!と合った
マイナー調の…演歌!!の1曲


全スナ連からのお知らせは以上…笑





平成生まれの方は??と確認したうえで
「昭和生まれのみなさんに送りたい
昭和のカッコいい人!!!といえば、高倉健さんとかいろいろいましょうが
私にとっては寅さん…「フーテンの寅」こと車寅次郎
そんな昭和へのノスタルジーを…」



「昭和の男」



フォークソングっぽい
ミディアムテンポの曲
まさに昭和そのもの
匂いぷんぷん!!遠くなりつつある昭和を
物悲しく…切なく…ノスタルジックに感じながらも
元気いっぱい平成のこの時代を生き抜こうとする
まさに
賢朗さん、そのままの唄…



ここで
息のあったタコボーさんとは
初顔合わせであったことを知らせ


賢朗さんが
タコボーさんのことを

「タコ様」


タコボーさんが
賢朗さんのことを

「イカサマ」


…と言いあってじゃれ合った後は…笑



日本の浪曲師である国本武春さんの話


「知る人ぞ知る有名な浪曲師…
多彩な方で、浪曲の傍ら、マンドリンも弾いてたり、ギター抱えてシンガーソングライターとしてインディーズでも歌ってた…残念なことに2015年になくなってしまった…その彼の曲を唄いついでくれないかと言われ、その歌を唄ったときに、たまたま、聴いてくれたお客さんが、国本武春さんが野球をやってた頃の友人だったりして…」


そんな縁の不思議さを語りながら


国本武春さんの唄


「肩も抱いてやれない」


切々と歌う賢朗さん
心に沁みる!沁みる!!

しっとりと確実に刻むタコボーさんのタイコの響きが心地よい
そして雄さんの泣きのギターが感動を増幅させる…


直人くんの店で歌えたことを感謝しながら


ラストは


「少し休もうよ」

CDのジャケットのような
ヤクザの風貌とは違って
明日からの一歩が感じられる
素敵な曲でした


雄さんのギターが全面にフューチャーされて
さらに、緩やかに刻むタコボーさんのリズム…







ホント
心癒される素敵な曲でした…




拍手に応えて
UN…


特に唄は決めてなかったようで
雄さん一言

「スナックものはやめて!!」



「さよなら」ではなく
「また会おうね」

そんな気持ちの唄


「SO LONG」

…でライブが終了




笑いながらも
未知の世界、スナックのマメ知識も備わり
(スミマセン!ライブバーに足を運んでも
スナック童貞???の私…なのです…苦笑)
唄にほろりとさせられる…



そんな楽しい夜だったのでした…




写真は
私と
川沿クタ子さんを除いて



濃い!濃い!!濃い!濃い!!
濃い!濃い!!濃い!濃い!!
濃い!濃い!!濃い!濃い!!
濃い!濃い!!濃い!濃い!!
濃い!濃い!!濃い!濃い!!




コテコテの…
オジサン3人組に囲まれて…笑