新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

古川美術館と…名古屋のド真ん中でノスタルジーな気分になれる静寂な空間…爲三郎記念館に行く…

2017-02-14 06:15:15 | 博物館・美術館
毎日決まった電車に乗って
金山駅で乗り換えを待つ車両も
知らず知らずに決まっていて
判を押したような毎日を繰り返している…


車内の旅へ誘う宙吊り広告をみてしみじみ思う…




ホントは…非日常的な世界を求めて
旅にでも出掛けたい気分だけど…




忙しくて
忙しくて



1泊2日なら
土日を使えばなんとかなるかも知れないけど…




…そんな私にとって
手軽に…非日常的な気分にさせてくれるところ…




その一つが
美術館…



今回は今まで行ったことのなかった
池下にある



古川美術館




ヘラルドグループの創業者で初代館長である故古川為三郎が収集した
美術品が展示されてる美術館です…








どうして…
突然行こうと思ったか…
…というと…




今回の特別展が



「名山巡礼」









なんか
旅をしたい気分にぴったりじゃないか…笑


…と思って





日本人にとって
名山と聞いて真っ先に思い浮かぶのが
富士山でしょう…




私…学生の頃は
山梨の大学に行ってまして



富士山の近くなのに
富士山の見えない
都留市なんですが…



単車で
ちょいと富士吉田市まで出掛ければ
荒々しい…豪快な富士山がみえる…




静岡県側からみる
表富士よりも



うんと富士山らしい???
富士山がみえる!!




富士山は
山梨側からみた方がウンとウンとカッコいい!!???








そんな勝手な思いで
富士山のことを思い浮かべながら



「名山巡礼」の特別展をば…




富士山の絵と言えば
横山大観さんの絵しか
思い浮かばない私ですが…










横山大観さんの絵を始めとして
7枚の富士山の絵…の展示



やっぱ…
非日常的な旅行気分を味わう…




…そんな気持ちで…きてるので
写実的な絵に惹かれる訳でして…




中路融人さんの「富嶽」







大矢紀さんの


「駿河富士」


…の絵はよかったですね…




…って
どっちも表富士…やん!!



静岡県からみた
富士山
じゃん!!!




そもそも
裏富士(山梨県側)を描いていた作品は
7作品中…たったの1枚だけでして…



今回の
富士山の絵画展示
静岡側の圧勝????…となった訳ですけど…



富士山は何県にあるかと聞かれれば
「山梨県」と答える私です…




さてさて今回のこの特別展

富士山の他にも
日本の名峰が…21点展示されており
心に残ったのが

やっぱり写実的な絵でありまして…



林喜市郎さんの


「晩秋(盛岡)」
も旅行気分を味わうのにぴったりの絵でした…




以上…1階の展示室は
30分もかからないほどの時間…




「名山巡礼」の特別展を眺めて


2階の展示室は

長谷川牧風さんと金子鷗亭さんの
「書」を中心とした展示…




だけど…私




「書」…よくワカンナイのよ!!
良さが…さっぱり…





2階の展示室


3分すら…そこにいなかったかも…




これにて
古川美術館すべて終了…苦笑



所要時間
30分程度…なり…苦笑





その後はセット券だったので





古川爲三郎さんの私邸を
古川美術館の分館として開館した


「爲三郎記念館」



…に行く…




ここも



長谷川牧風さんと金子鷗亭さんの
「書」を中心とした展示…とあって




「書」が…よくワカンナイ私としては…
あまり期待してなかったんだけど…



古を感じる…
大正…
そして昭和初期の…
雰囲気漂う
庭園と数寄屋造りの建物

(実際は昭和9年の建造物らしい…)が
ショートトリップしたような…
極めて…非日常的な空間
でして



とても…
今池のすぐ隣の
雑居風俗ビルが立ち並ぶ…
池下にいるとは思えない…
古を感じる静寂さ…













まるで大正時代に
タイムスリップしたかのような
非日常的な空間…


まずは
クソ寒かったけど


庭園を歩いてみる…

















さざれ石



君が代…ですな…




真冬の中に咲く
一輪の花


カンツバキですね…


冬に…咲く花は
なんか強い意思が感じられるようで
春の花よりウンと
惹かれるのは
きっと私の性格が…
どこかねじれているせいかも…苦笑






とても


雑居風俗ビルが立ち並ぶ…
池下にいるとは思えない






さてさて


庭にいても
クソ寒いので
早速
建物の中に…


数寄屋造りのこの建物の部屋のあちこちに…



こういった書の展示が…















それについては
興味はまったくないんだけど…




数寄屋造りのこの建物が…いいんだな…







レトロな老舗旅館にきたような
そんな気分さえしてくる…








ああ…
こんな心落ち着くレトロな素敵な場所なら…
ずーとここにいたい!!



引き籠っていたい…
引き籠っていたい…
引き籠っていたい…













えっ???


こんなところに…

引き籠り発見???







…笑…







古川爲三郎さんに成りかわって…
ずっとここにいたい気分でして…



その
古川爲三郎さん



103歳まで長生きされたそうな…


その長寿の秘訣が…
こんな感じで
紹介してありまして…








私もここで暮らしていれば
長生きできるよーな気がするんだよね…



ここで日本庭園を眺めながら


食っちゃ寝!食っちゃ寝!

想像するだけでも
…なんて幸せなんでしょう??




?????


それって
どー考えても
コレステロール値急上昇で
短命のよーな気もするけど…





さてさて
大正時代の風を感じながらも

館内を歩いていると…


やたらに私の目に留まるのが
これ…












大桐の間
桜の間


さらには
この旧邸で唯一のこの洋室







浮観の間


…でも…座って
くつろぐことができるのよ…


…となれば…



やっぱり…
誘われて…



寒い日だったので



それはそれは心もお腹も温まって














ショートトリップ気分が味わえる


「爲三郎記念館」



とても
名古屋市内にいるとは思えない…
名古屋市内にいるとは思えない…
名古屋市内にいるとは思えない…


風俗雑居ビル立ち並ぶ池下にいるとは思えない…
風俗雑居ビル立ち並ぶ池下にいるとは思えない…
風俗雑居ビル立ち並ぶ池下にいるとは思えない…




この驚き!!!


…すぐさま…

クレイジーキャッツの「シャボン玉ホリデー」での
あの名文句…が…すぐに浮かび上がる…




それは…






「アッと驚く為三郎!!!」…笑



あっ!為三郎じゃなくて

「為五郎」でしたね…笑