アコースティックお寺ライヴ 2017
IN揖斐川町の真教寺…
気が付けば
もう恒例のごとく
ここ揖斐川町での真教寺でのライブもはや4回目…
このライブ実現に向けて
熱い!熱い!!想いをライブ前に語る
ご住職の太宰さん!!
語る言葉に
飾る言葉なんぞなく…
ストレートに…
ストレートに…
想いを…正直な言葉で…
さらには小山さんの曲「美しき沈黙」で感じる想いを
熱く!熱く!!溢れんばかりの想いで熱弁する!!!
不倫の歌…と思ってた…笑
違いますよ!!…笑
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今夜は
サポートミュージシャンとして
キーボードの信夫正彦さんを迎えての
アコースティックお寺ライヴ 2017
IN真教寺…
太宰ご住職さんの「熱い」お話が…
お客さんにも十分浸透して…
それは当然…
ご住職の熱弁に耳を傾けてる
小山卓治さん
信夫正彦さんにも十分浸透して
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一瞬都会の中のライブハウスか…
と思うような…大歓声に迎えられて
御本尊の前に立たれた
小山卓治さん
そして
信夫正彦さん
いきなり…
通常のライブハウスでは…
ラストに…もしくはアンコールでやることの多い…
「傷だらけの天使」
…からスタート
1年ぶりの小山卓治さんを
待ちかまえていた
「門信徒」の方々
そして
いつもいつも小山さんを応援してくれる
遠方からみえたお客さん…
みんながみんな一体となって…見事なムーブ感
盛り上がる手拍子…
目を閉じてみると
この盛り上がり…
絶対に…お寺の本堂とは思えない…
どこかの街の地下のライブハウスにいるみたい…
…でも…目を開ければ…見渡せば…
自然たっぷりののどかな風景…
そして
小山さんをみつめれば…
その後ろに…御本尊様が…
御本尊様も…年に1回のこのお祭りを楽しみにしているように優しい光を放っていらっしゃる…
のっけから
力一杯の歌声を響き渡らせる小山さん…
それに溶け込むように奏でる信夫さんの鍵盤が
心地よい…
お客さんも
信夫さんも
もちろん小山さんも…力強く「GET AWAY~!!」
そのままの勢いで
手拍子で大盛り上がりの
「PARADISE ALLEY」
躍動感あふれる信夫さんの鍵盤を奏でる音色に彩られて
小山さんの力強い歌声が映える!!
信夫さんと交互に歌うサビの息もぴったり…
間奏なんか…鍵盤の上で…信夫さんの指が
あたかもダンスをしているようで…
その躍動感あふれる間奏に…もうあっぱれ…
見事に…息のあった二人の演奏に…歌声に惹きこまれる!!
そして…コーラスもお見事!!
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真教寺で歌うのは、今年で4回目…呼んでくれる住職さんをはじめ関係者に感謝しつつ、毎年、来てくださる方、初めて来てくれた方、こうしていっぱいになるほど、駆けつけてくれたお客さんに感謝しつつ
「今まで、バイオリンやギターのサポートを連れてきたけど、毎回新鮮な気持ちできいていただくために、今回はピアニストを連れてきました」
と信夫正彦さんを紹介して
「1 WEST 72 STREET NYNY 10023」
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♪あんた地下鉄の匂いがする
君はオイルの匂いがするよ~
初めて聴いた時から
もう何度も聴いてきたけど
この歌いだしの歌詞の…インパクト大の
強烈な歌詞のこのフレーズが…
心に衝撃を与える…
地下鉄の匂い…
どんな匂いかはっきりとはわからなくても
ああ、きっとこんな匂いなんだよね…
…と感じ…
心に染み入る歌…
小山さんの切なくハスキーな歌声が沁みる!沁みる!!
間奏の信夫さんの鍵盤の音色が…本当に…美しくて…美しくて…
とても…このコンビ…
東海地方お初とは…思えない…
息の合った…
素敵すぎるほどの演奏…
もう痺れるほど
鍵盤の奏でるメロディーと
小山さんのギターと
そして歌声と…
いやあ…素晴らしい!素晴らしい!!
もう感動モノの演奏…
心震えるほどの小山さんの情感こもった「歌」が…
本堂に…さらには…私にも浸透し…
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♪Oh Well Well~
さらには
二人のハーモニーが美しくて…
歌い終わったあと
お客さんから…
「ブラボー!!」の掛け声が!!
「おととし、ご住職さんと奥さんのセレクトで御念珠をいただいた…俺のイメージの黒の御念珠を…今年、俺は9月で還暦を迎える…(客席から拍手喝采!)…で、先ほど、ご住職から、またセレクトで、赤の御念珠をいただいた…今は、ダブル御念珠!!」
…と腕の御念珠をみせて
小山さんのお決まりの一声
「シャキーン!!」
「今まで、俺のサポートで参加してくれたMercyやべチコ(磯部舞子さん)にも、いただいてて、今年初登場の信夫さんにも御念珠をいただきました…」
…と言って
小山さん、信夫さんに
「シャキーン!!」のポーズを強要???…笑
小山さん…まとめの一言…
「けっして、数珠ではありませんから…笑」
「こわれた自転車」
キーボードの美しきイントロから始まり
小山さんの温かい…優しい歌声が引き立つ
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歌詞に描かれるストーリーが…
鮮やかに浮かび上がる…
詞に描かれた世界は…
前向きで…けして…がむしゃらではないんだけど…
どこかでチャンスを窺いながらも
前向きに生きようとする姿が感じられて…
ミディアムテンポが心地よくて…
そして
二人の息がほんとぴったりで
その心地よさは…もう…最高!!
「東日本大震災の3年後、南相馬へ行って、その現実を目の当たりにして、その思いを歌にした…そして、去年、また南相馬でライブをして、もうテレビでもあまり報道しなくなったし、そろそろ復興しているのかな…と思ってたら、全くそんな感じではありませんでした…地震と津波と…そして放射能と…俺ももちろん、みただけなので、全部を理解している訳ではないけど、ぜひ、現場に行って感じてほしい…空気を吸ってほしい…旅行でも、ご飯を食べるだけでもいいので…現場をみたら、避難してきた少年たちからお金をたかるような気持には絶対なれない…」
そう語ってから
「ハヤブサよ」
♪いつものありふれた空
いつもの~
壮大なスケール感を感じながら二人の演奏を楽しむ…
圧巻なのが
二人のサビのコーラスの…ハモリから感じられる力強さ…
明日への力強い確かな希望がしっかりと感じられる…
何度も…何度も
聴いているけど
やっぱり心に沁みる…いい曲なのです…
ここで
信夫正彦さん退場
小山さん…ソロで数曲披露
まずは
「手首」
激しいギターのストローク
ギラギラ感あふれる少年のような眼をした小山さん
還暦をまもなく迎えるというのに
この少年のような眼差しは健在!!
スゴイ鋭利な刃物のような切れ味…凄っ!
正直
お寺で「手首」は
予想外の選曲だったけど…
こうして
変幻自在…
展開予想不能の良質の短編小説を読み進めていくような
感じがする小山さんのライブ…
こうした選曲の妙味にあっぱれ…
まさに「そうくるか…」ってな感じで
やられちゃた感満載…笑
…ときたかと思えば
今度は
お寺の揖斐川の風景に溶け込むような選曲
「遠くへ行きたい」
その前のMC
「この時期になると蚊がでます…笑…おととし、防虫スプレーを体中に振りまいてステージにでたけど、歌っている最中、一番いいところで、蚊がほっぺたにとまったらしく、蚊に吸われ放題…笑…隣にいたべチコが俺のほっぺたに止まった蚊をみて、大笑いしてたと、あとで楽屋で聞かされた…笑
今年も、防虫スプレーを体中に振りまいているけど、適度に汗をかいているので、ここに蚊は集まります…笑
毎回、俺の曲だけを聴いてもらってるんだけど、一曲くらいみなさんの知ってる曲を…ジェリー藤尾さんの歌…昭和37年の歌…子供の頃、大好きで、これを聴くたび「遠くへ行きたい」と思ってた…今、遠くへきてます…笑」
揖斐川の真教寺から見える山々に
小山さんの温かい歌声が響き渡り…溶け込み…
その山々が歌声を温かく受け止めている感じがして…
私もしみじみ思う…
何度も道に迷った揖斐川町…
「遠くへきた!きた!」って…
旅愁感を感じてうっとり
歌い終わって小山さん…
一言
「昭和っていいな…」
「還暦を迎えるんで、こういう仕事をしているので…すこぶる健康なんですけど…
毎年、健康診断をしている…笑…ロックシンガーでも健康診断するのです…笑
ガンマGTPと尿酸値が高い…笑…単なる呑みすぎですね…笑…
おそらく、ここのご住職、太宰さんもガンマGTPと尿酸値が高いことが予想される…笑」
すぐさま
ご住職太宰さんの声が飛ぶ!!
「間違いない!!」
「今年は本厄、厄払いをしてきた…絵馬ももらってお札もいただいて…これで完璧…笑…ところで、お寺で神社の話をしていいのかな」
またまた
ご住職太宰さんの声が飛ぶ!!
「赦します!!」
ご住職太宰さんと奥さんが
ひまわりの花を飾ってくれてることを
嬉しく思って紹介して
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「ひまわり」
しっとりと奏でる優しいギターの音色
昔むかし…初めて聴いて衝撃を受けた曲
「ひまわり」明るい印象のある花を、驚くような角度で調理した小山さんの感性に衝撃を受け…
小山卓治…なにもの???ってな感じで…
まさに
するめのような1曲で
何度噛んでも…??…味がある…
しっとりと…しっとりと…
心に沁みる…ホント名曲です!!
「別に東京の靖国でおきたということではなくて、ある道路沿いのコーヒーショップの前で男と女が再会する…そんな歌」
…と紹介して
「靖国通り、月曜の午後」
心象風景が鮮やかに浮かび上がり…
そこに描かれる…昔の彼女とばったり偶然に出会ったときの一コマ
そのときの主人公の心の揺れが…実に繊細に描かれていて…
そんなこと…
私にもあったな…と自己の経験と重ね合わせてもみたり…
歌い終わってのMCは
尾崎豊さんのこと…
「80年代、俺と同じレコード会社からデビューし、やがて、その良き時代のカリスマになった…彼が亡くなって25年、そのタイミングで別冊宝島から尾崎豊くんの特集が発売された…そこに、同時代を生きたシンガーとして、インタビューを受けた…それが載っているので、もしよかったら手にしてみてほしい…彼はカリスマと言われながらも、俺のライブを観に来てくれたりとナイスガイで、一緒に呑んだりもした…次は、彼がみに来てくれてた頃に作った曲…「弔いの鐘」…」
「Passing Bell」
まさに
小山さんが好きなファンなら
99パーセント以上が支持しそうなほど
心に沁みる1曲…
ライブハウスでよく見かける光景のように
サビをみんなで大合唱することはなく…
小山さんの歌声が…しっとりと…しっとりと…
歌声が本堂の壁や床や柱にしみいる感じで…
小山さんの切ない…ハスキーな歌声がが
もちろん私の心の隅まで…沁みる!沁みる!!
おそらく…御本尊さまにも…
まさに
本堂に溶け込むような
小山さんの歌声でした…
ここで
信夫正彦さん登場!!
「待ってました!!」とのお客さんからの掛け声が…
「去年の4月に、熊本で地震がおきた…俺の家の実家も被害を受けて、今、復興に向かっているところ…去年、真教寺と中島寺のご住職さんが、募金箱を置いてくれて、そこで集まった募金をすべて、被災地に送ることができました…」
…と感謝しつつ…
「その後、東京で熊本復興応援ライブを行ってて、熊本へ義援金を送っている…今年からは、年2回のスタンスで、ずっと熊本の復興が終わるまで続けようと思っている(お客さん、拍手喝采!)
今回「熊本応援CD」を作った…この売り上げは熊本に送るつもりです…次の曲は、熊本にいるおばあちゃんに向けて作った曲」
「ばあちゃんごめんね」
やっぱお寺ライブと言えばここ曲だよね!!
信夫さんの重なる鍵盤もとことん優しい…
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
そして…もちろん、小山さんの歌声もとことん切なくて切なくて…
ホントこの唄は
お寺ライブで歌うために
生まれたような曲じゃないか…
…と錯覚しちゃいそうな曲…
じっと唄声に
耳を傾ける
私より人生の大先輩のお客さんたち…
今年も…例年のごとく
目頭を熱くしていた年配の方の姿も多くみられました…
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼は血友病で血液製剤が原因でエイズを発症した…そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてたのに…その入籍の直前に亡くなった…
この歌は彼のために作った歌で、あまりライブで歌うことはなかったけど
そろそろこの歌を解放してあげたいと思った…
そのことを…彼も望んでいるだろう…」
そう語って
「美しい沈黙」
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信夫さんのキーボードの音色が語るようで
そしてドラマティックで
切なくて
美しくて
それに一体化するように
切ない小山さんの歌声…
もう心に沁みる!沁みる!!
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…
ファンクラブに書き続けてきたDiaryが、今は一般公開しているので、ぜひのぞいてほしいことと
物販の紹介…いつものように買ってくださった方には熱い抱擁のサービスの言葉を添えて…
最後に
4年連続、たくさんの人がきてくれた…お客さんに…ご住職さんに…ライブ実現に向けて手伝ってくださったみなさんに感謝して
「君が本当に欲しいもの」
もう本堂がライブハウスと化して手拍子発生!!
大盛り上がりの「君が本当に欲しいもの」
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御本尊に負けじと輝く???
小山さん!!
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サビはみんなで大合唱!!!
そして
本編ラストは
「最終電車」
揖斐川町に向かう最終電車は
2両編成で…ぎゅうぎゅう詰めの満員電車であると聞いたけど…
そんな電車と同様…お客さんでいっぱいで…
熱い!熱い!!…お客さんが熱い!!本堂での
「最終電車」
サビはみんなで大合唱
おそらく目に見えない方も楽しんだと思われる武道館規模のお客さんが楽しんだ
真教寺でのライブ…
おそらくご先祖様も大合唱…
UN
小山卓治さん…
まずはソロで登場
まずは…御念珠をみせ
「シャキーン!!」のポーズを…笑
そして
「2人のはるか」
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小山さんの優しい想いが伝わってくる
あたかも揖斐川町の優しい風景に溶け込むように…
ここで
信夫正彦さんを招き入れ
「お寺でやりたい曲、歌いたい曲、お寺で歌える曲、歌えない曲もあるんですけど…笑
次の曲、お寺でやろうかなって思ってたんだけど…急遽やめました…笑
ギリかなって思ってたけど…全然ギリじゃないので…笑
この状況をみて、ここでは歌えない…
聴きたかったら、ここじゃないところで…笑
次は…お寺にふさわしい曲をやります…」
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急遽変更した
「Soulmate 」
メロディアスなアットホームなナンバー
リズミカルな信夫さんの演奏に自然と体が揺れる
最後には
ここお寺では…恒例の
「種の歌」をみんなで大合唱!!
「皆さんの手元に歌詞があると思う…初めての方も歌ってほしい…2001年にニューヨークで起きた同時多発テロをモチーフに、その半年後にニューヨークに行って、そこで感じた空気を歌にした…憎しみをモチーフにした歌ではありません…愛を描いた…」
そう最後に語って
「種の歌」
昨年まで
3年連続で
小山さんが…まいてきた種が開花したように
そう満開とも言えるお客さんの笑顔…
そんな笑顔がもっと増えるようにと
今年も「種をまく」
そんな感じの
「種の歌」
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歌い終わったあとは
お客さんの笑顔が開花して
笑顔の花が咲きました…
みなさんの温かく響き渡る歌声に
合唱…もとい合掌!!!
PS…
打ちあげの席で
小山さん…
真教寺と中島寺のご住職に取り囲まれて
この日…急遽「お寺にふさわしくない」と思ってやめた曲を
翌日の中島寺のライブでは
歌うことに
親鸞(しんらん)上人の教えを皆さんにお伝えする
ご住職さんに頼まれたら…お寺でお赦しがでたようなもので…
さすがの小山さんも…ご住職の「歌ってください」のお言葉を
親鸞ぷり…
もとい
知らんぷり…笑…できませんよね…
私は
この滑り気味の
オヤジギャグにお赦しをいただこうと
ただ…ただ…合掌!!!…笑
PS
おまけの写真…
真教寺に溶け込む
信夫正彦さん!!
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IN揖斐川町の真教寺…
気が付けば
もう恒例のごとく
ここ揖斐川町での真教寺でのライブもはや4回目…
このライブ実現に向けて
熱い!熱い!!想いをライブ前に語る
ご住職の太宰さん!!
語る言葉に
飾る言葉なんぞなく…
ストレートに…
ストレートに…
想いを…正直な言葉で…
さらには小山さんの曲「美しき沈黙」で感じる想いを
熱く!熱く!!溢れんばかりの想いで熱弁する!!!
不倫の歌…と思ってた…笑
違いますよ!!…笑
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今夜は
サポートミュージシャンとして
キーボードの信夫正彦さんを迎えての
アコースティックお寺ライヴ 2017
IN真教寺…
太宰ご住職さんの「熱い」お話が…
お客さんにも十分浸透して…
それは当然…
ご住職の熱弁に耳を傾けてる
小山卓治さん
信夫正彦さんにも十分浸透して
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一瞬都会の中のライブハウスか…
と思うような…大歓声に迎えられて
御本尊の前に立たれた
小山卓治さん
そして
信夫正彦さん
いきなり…
通常のライブハウスでは…
ラストに…もしくはアンコールでやることの多い…
「傷だらけの天使」
…からスタート
1年ぶりの小山卓治さんを
待ちかまえていた
「門信徒」の方々
そして
いつもいつも小山さんを応援してくれる
遠方からみえたお客さん…
みんながみんな一体となって…見事なムーブ感
盛り上がる手拍子…
目を閉じてみると
この盛り上がり…
絶対に…お寺の本堂とは思えない…
どこかの街の地下のライブハウスにいるみたい…
…でも…目を開ければ…見渡せば…
自然たっぷりののどかな風景…
そして
小山さんをみつめれば…
その後ろに…御本尊様が…
御本尊様も…年に1回のこのお祭りを楽しみにしているように優しい光を放っていらっしゃる…
のっけから
力一杯の歌声を響き渡らせる小山さん…
それに溶け込むように奏でる信夫さんの鍵盤が
心地よい…
お客さんも
信夫さんも
もちろん小山さんも…力強く「GET AWAY~!!」
そのままの勢いで
手拍子で大盛り上がりの
「PARADISE ALLEY」
躍動感あふれる信夫さんの鍵盤を奏でる音色に彩られて
小山さんの力強い歌声が映える!!
信夫さんと交互に歌うサビの息もぴったり…
間奏なんか…鍵盤の上で…信夫さんの指が
あたかもダンスをしているようで…
その躍動感あふれる間奏に…もうあっぱれ…
見事に…息のあった二人の演奏に…歌声に惹きこまれる!!
そして…コーラスもお見事!!
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真教寺で歌うのは、今年で4回目…呼んでくれる住職さんをはじめ関係者に感謝しつつ、毎年、来てくださる方、初めて来てくれた方、こうしていっぱいになるほど、駆けつけてくれたお客さんに感謝しつつ
「今まで、バイオリンやギターのサポートを連れてきたけど、毎回新鮮な気持ちできいていただくために、今回はピアニストを連れてきました」
と信夫正彦さんを紹介して
「1 WEST 72 STREET NYNY 10023」
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♪あんた地下鉄の匂いがする
君はオイルの匂いがするよ~
初めて聴いた時から
もう何度も聴いてきたけど
この歌いだしの歌詞の…インパクト大の
強烈な歌詞のこのフレーズが…
心に衝撃を与える…
地下鉄の匂い…
どんな匂いかはっきりとはわからなくても
ああ、きっとこんな匂いなんだよね…
…と感じ…
心に染み入る歌…
小山さんの切なくハスキーな歌声が沁みる!沁みる!!
間奏の信夫さんの鍵盤の音色が…本当に…美しくて…美しくて…
とても…このコンビ…
東海地方お初とは…思えない…
息の合った…
素敵すぎるほどの演奏…
もう痺れるほど
鍵盤の奏でるメロディーと
小山さんのギターと
そして歌声と…
いやあ…素晴らしい!素晴らしい!!
もう感動モノの演奏…
心震えるほどの小山さんの情感こもった「歌」が…
本堂に…さらには…私にも浸透し…
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♪Oh Well Well~
さらには
二人のハーモニーが美しくて…
歌い終わったあと
お客さんから…
「ブラボー!!」の掛け声が!!
「おととし、ご住職さんと奥さんのセレクトで御念珠をいただいた…俺のイメージの黒の御念珠を…今年、俺は9月で還暦を迎える…(客席から拍手喝采!)…で、先ほど、ご住職から、またセレクトで、赤の御念珠をいただいた…今は、ダブル御念珠!!」
…と腕の御念珠をみせて
小山さんのお決まりの一声
「シャキーン!!」
「今まで、俺のサポートで参加してくれたMercyやべチコ(磯部舞子さん)にも、いただいてて、今年初登場の信夫さんにも御念珠をいただきました…」
…と言って
小山さん、信夫さんに
「シャキーン!!」のポーズを強要???…笑
小山さん…まとめの一言…
「けっして、数珠ではありませんから…笑」
「こわれた自転車」
キーボードの美しきイントロから始まり
小山さんの温かい…優しい歌声が引き立つ
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歌詞に描かれるストーリーが…
鮮やかに浮かび上がる…
詞に描かれた世界は…
前向きで…けして…がむしゃらではないんだけど…
どこかでチャンスを窺いながらも
前向きに生きようとする姿が感じられて…
ミディアムテンポが心地よくて…
そして
二人の息がほんとぴったりで
その心地よさは…もう…最高!!
「東日本大震災の3年後、南相馬へ行って、その現実を目の当たりにして、その思いを歌にした…そして、去年、また南相馬でライブをして、もうテレビでもあまり報道しなくなったし、そろそろ復興しているのかな…と思ってたら、全くそんな感じではありませんでした…地震と津波と…そして放射能と…俺ももちろん、みただけなので、全部を理解している訳ではないけど、ぜひ、現場に行って感じてほしい…空気を吸ってほしい…旅行でも、ご飯を食べるだけでもいいので…現場をみたら、避難してきた少年たちからお金をたかるような気持には絶対なれない…」
そう語ってから
「ハヤブサよ」
♪いつものありふれた空
いつもの~
壮大なスケール感を感じながら二人の演奏を楽しむ…
圧巻なのが
二人のサビのコーラスの…ハモリから感じられる力強さ…
明日への力強い確かな希望がしっかりと感じられる…
何度も…何度も
聴いているけど
やっぱり心に沁みる…いい曲なのです…
ここで
信夫正彦さん退場
小山さん…ソロで数曲披露
まずは
「手首」
激しいギターのストローク
ギラギラ感あふれる少年のような眼をした小山さん
還暦をまもなく迎えるというのに
この少年のような眼差しは健在!!
スゴイ鋭利な刃物のような切れ味…凄っ!
正直
お寺で「手首」は
予想外の選曲だったけど…
こうして
変幻自在…
展開予想不能の良質の短編小説を読み進めていくような
感じがする小山さんのライブ…
こうした選曲の妙味にあっぱれ…
まさに「そうくるか…」ってな感じで
やられちゃた感満載…笑
…ときたかと思えば
今度は
お寺の揖斐川の風景に溶け込むような選曲
「遠くへ行きたい」
その前のMC
「この時期になると蚊がでます…笑…おととし、防虫スプレーを体中に振りまいてステージにでたけど、歌っている最中、一番いいところで、蚊がほっぺたにとまったらしく、蚊に吸われ放題…笑…隣にいたべチコが俺のほっぺたに止まった蚊をみて、大笑いしてたと、あとで楽屋で聞かされた…笑
今年も、防虫スプレーを体中に振りまいているけど、適度に汗をかいているので、ここに蚊は集まります…笑
毎回、俺の曲だけを聴いてもらってるんだけど、一曲くらいみなさんの知ってる曲を…ジェリー藤尾さんの歌…昭和37年の歌…子供の頃、大好きで、これを聴くたび「遠くへ行きたい」と思ってた…今、遠くへきてます…笑」
揖斐川の真教寺から見える山々に
小山さんの温かい歌声が響き渡り…溶け込み…
その山々が歌声を温かく受け止めている感じがして…
私もしみじみ思う…
何度も道に迷った揖斐川町…
「遠くへきた!きた!」って…
旅愁感を感じてうっとり
歌い終わって小山さん…
一言
「昭和っていいな…」
「還暦を迎えるんで、こういう仕事をしているので…すこぶる健康なんですけど…
毎年、健康診断をしている…笑…ロックシンガーでも健康診断するのです…笑
ガンマGTPと尿酸値が高い…笑…単なる呑みすぎですね…笑…
おそらく、ここのご住職、太宰さんもガンマGTPと尿酸値が高いことが予想される…笑」
すぐさま
ご住職太宰さんの声が飛ぶ!!
「間違いない!!」
「今年は本厄、厄払いをしてきた…絵馬ももらってお札もいただいて…これで完璧…笑…ところで、お寺で神社の話をしていいのかな」
またまた
ご住職太宰さんの声が飛ぶ!!
「赦します!!」
ご住職太宰さんと奥さんが
ひまわりの花を飾ってくれてることを
嬉しく思って紹介して
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「ひまわり」
しっとりと奏でる優しいギターの音色
昔むかし…初めて聴いて衝撃を受けた曲
「ひまわり」明るい印象のある花を、驚くような角度で調理した小山さんの感性に衝撃を受け…
小山卓治…なにもの???ってな感じで…
まさに
するめのような1曲で
何度噛んでも…??…味がある…
しっとりと…しっとりと…
心に沁みる…ホント名曲です!!
「別に東京の靖国でおきたということではなくて、ある道路沿いのコーヒーショップの前で男と女が再会する…そんな歌」
…と紹介して
「靖国通り、月曜の午後」
心象風景が鮮やかに浮かび上がり…
そこに描かれる…昔の彼女とばったり偶然に出会ったときの一コマ
そのときの主人公の心の揺れが…実に繊細に描かれていて…
そんなこと…
私にもあったな…と自己の経験と重ね合わせてもみたり…
歌い終わってのMCは
尾崎豊さんのこと…
「80年代、俺と同じレコード会社からデビューし、やがて、その良き時代のカリスマになった…彼が亡くなって25年、そのタイミングで別冊宝島から尾崎豊くんの特集が発売された…そこに、同時代を生きたシンガーとして、インタビューを受けた…それが載っているので、もしよかったら手にしてみてほしい…彼はカリスマと言われながらも、俺のライブを観に来てくれたりとナイスガイで、一緒に呑んだりもした…次は、彼がみに来てくれてた頃に作った曲…「弔いの鐘」…」
「Passing Bell」
まさに
小山さんが好きなファンなら
99パーセント以上が支持しそうなほど
心に沁みる1曲…
ライブハウスでよく見かける光景のように
サビをみんなで大合唱することはなく…
小山さんの歌声が…しっとりと…しっとりと…
歌声が本堂の壁や床や柱にしみいる感じで…
小山さんの切ない…ハスキーな歌声がが
もちろん私の心の隅まで…沁みる!沁みる!!
おそらく…御本尊さまにも…
まさに
本堂に溶け込むような
小山さんの歌声でした…
ここで
信夫正彦さん登場!!
「待ってました!!」とのお客さんからの掛け声が…
「去年の4月に、熊本で地震がおきた…俺の家の実家も被害を受けて、今、復興に向かっているところ…去年、真教寺と中島寺のご住職さんが、募金箱を置いてくれて、そこで集まった募金をすべて、被災地に送ることができました…」
…と感謝しつつ…
「その後、東京で熊本復興応援ライブを行ってて、熊本へ義援金を送っている…今年からは、年2回のスタンスで、ずっと熊本の復興が終わるまで続けようと思っている(お客さん、拍手喝采!)
今回「熊本応援CD」を作った…この売り上げは熊本に送るつもりです…次の曲は、熊本にいるおばあちゃんに向けて作った曲」
「ばあちゃんごめんね」
やっぱお寺ライブと言えばここ曲だよね!!
信夫さんの重なる鍵盤もとことん優しい…
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
そして…もちろん、小山さんの歌声もとことん切なくて切なくて…
ホントこの唄は
お寺ライブで歌うために
生まれたような曲じゃないか…
…と錯覚しちゃいそうな曲…
じっと唄声に
耳を傾ける
私より人生の大先輩のお客さんたち…
今年も…例年のごとく
目頭を熱くしていた年配の方の姿も多くみられました…
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼は血友病で血液製剤が原因でエイズを発症した…そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてたのに…その入籍の直前に亡くなった…
この歌は彼のために作った歌で、あまりライブで歌うことはなかったけど
そろそろこの歌を解放してあげたいと思った…
そのことを…彼も望んでいるだろう…」
そう語って
「美しい沈黙」
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信夫さんのキーボードの音色が語るようで
そしてドラマティックで
切なくて
美しくて
それに一体化するように
切ない小山さんの歌声…
もう心に沁みる!沁みる!!
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…
ファンクラブに書き続けてきたDiaryが、今は一般公開しているので、ぜひのぞいてほしいことと
物販の紹介…いつものように買ってくださった方には熱い抱擁のサービスの言葉を添えて…
最後に
4年連続、たくさんの人がきてくれた…お客さんに…ご住職さんに…ライブ実現に向けて手伝ってくださったみなさんに感謝して
「君が本当に欲しいもの」
もう本堂がライブハウスと化して手拍子発生!!
大盛り上がりの「君が本当に欲しいもの」
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御本尊に負けじと輝く???
小山さん!!
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サビはみんなで大合唱!!!
そして
本編ラストは
「最終電車」
揖斐川町に向かう最終電車は
2両編成で…ぎゅうぎゅう詰めの満員電車であると聞いたけど…
そんな電車と同様…お客さんでいっぱいで…
熱い!熱い!!…お客さんが熱い!!本堂での
「最終電車」
サビはみんなで大合唱
おそらく目に見えない方も楽しんだと思われる武道館規模のお客さんが楽しんだ
真教寺でのライブ…
おそらくご先祖様も大合唱…
UN
小山卓治さん…
まずはソロで登場
まずは…御念珠をみせ
「シャキーン!!」のポーズを…笑
そして
「2人のはるか」
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小山さんの優しい想いが伝わってくる
あたかも揖斐川町の優しい風景に溶け込むように…
ここで
信夫正彦さんを招き入れ
「お寺でやりたい曲、歌いたい曲、お寺で歌える曲、歌えない曲もあるんですけど…笑
次の曲、お寺でやろうかなって思ってたんだけど…急遽やめました…笑
ギリかなって思ってたけど…全然ギリじゃないので…笑
この状況をみて、ここでは歌えない…
聴きたかったら、ここじゃないところで…笑
次は…お寺にふさわしい曲をやります…」
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急遽変更した
「Soulmate 」
メロディアスなアットホームなナンバー
リズミカルな信夫さんの演奏に自然と体が揺れる
最後には
ここお寺では…恒例の
「種の歌」をみんなで大合唱!!
「皆さんの手元に歌詞があると思う…初めての方も歌ってほしい…2001年にニューヨークで起きた同時多発テロをモチーフに、その半年後にニューヨークに行って、そこで感じた空気を歌にした…憎しみをモチーフにした歌ではありません…愛を描いた…」
そう最後に語って
「種の歌」
昨年まで
3年連続で
小山さんが…まいてきた種が開花したように
そう満開とも言えるお客さんの笑顔…
そんな笑顔がもっと増えるようにと
今年も「種をまく」
そんな感じの
「種の歌」
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歌い終わったあとは
お客さんの笑顔が開花して
笑顔の花が咲きました…
みなさんの温かく響き渡る歌声に
合唱…もとい合掌!!!
PS…
打ちあげの席で
小山さん…
真教寺と中島寺のご住職に取り囲まれて
この日…急遽「お寺にふさわしくない」と思ってやめた曲を
翌日の中島寺のライブでは
歌うことに
親鸞(しんらん)上人の教えを皆さんにお伝えする
ご住職さんに頼まれたら…お寺でお赦しがでたようなもので…
さすがの小山さんも…ご住職の「歌ってください」のお言葉を
親鸞ぷり…
もとい
知らんぷり…笑…できませんよね…
私は
この滑り気味の
オヤジギャグにお赦しをいただこうと
ただ…ただ…合掌!!!…笑
PS
おまけの写真…
真教寺に溶け込む
信夫正彦さん!!
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