前回のブログの続き
2019年年末
得三で行われた
上田正樹さん
有山じゅんじさんに
コーラス、ボーカルはYoshie.Nさん
キーボードに堺敦生さん
ベースは樋沢達彦さん
ドラムにKenny Mosleyさんの5人編成でのツアー
「上田正樹Live"あの熱い魂はあの頃のまま"2019」
~ALBUM「Soul to Soul」Release Tour~
第2部のライブレポをば…
第2部も元気いっぱい
衰えを知らない
上田正樹さん
ファンキーな曲を
ソウルフルに歌い上げる
ときおりシャウトも挟みながら
ホントファンキーでカッコいい
間奏では
さっそくメンバー紹介
日本の、いや世界に誇るピアニストだと
彼のピアノの後ろにドラムが聞こえるほど
彼の左手はクレイジーだと
最も尊敬するピアニストと
まずは堺敦生さん
もう…見せ場たっぷりに
指先が鍵盤の上をダンスするかのようで
そして
大阪の宝物だと、大阪の世界自然遺産だと
紹介される有山じゅんじさん…
とことん、ブルージーに奏でるギターの旋律は
ファンキーなこの曲に溶け込んで
続いては
心地よいベース音が得三の床に響き渡ると
アジアで考えられる最高のミュージシャンだと
自分のスタイルを持っているベーシスト
誰それ風ではない…自分のスタイルをもっている
もっともファンキーなスーパーベーシストと
樋沢達彦さん
そして
ファンキーなドラムの響きがフューチャーされ
ドラムの見せ場がたっぷり
これがファンキーなリズムと
ソウルフルなリズムと
アメリカコロラド州出身の
ソウルブラザーズと紹介されるのはKenny Mosleyさん
曲の後半は
「ヤーヤ―ヤ―ヤ―」と
コール&レスポンス
サビでは
♪SOUL POWER~と繰り返され
まさに
ソウルからパワーをもらったような気分…
次の曲はサウス トゥ サウスの頃に作ったと
ベーシスト藤井裕さんの曲が1曲、新譜「Soul to Soul」に入っていると
ええ歳になってるけど、やりたいことはいっぱいあると
人生の第4コーナーは確実に廻っていると言いながら
有馬記念は外しましたけど…と笑わせて
唐突に客席に
「ボーナスもらった人??」と尋ねて
「おめでとう!俺らはないねん!だから自力でボーナスをとりにいかないかんから有馬記念に行った」…と笑わせて
次の曲へ
ずっと音楽をやりたい
ずっと同じ人と
こういう感じで…と
「Hey Brother 」
ふと、最後に松阪マクサでみた
病魔と闘っていた藤井裕さんのことが思い出さされる
藤井裕さんが重低音のベースを身体を揺らしながら
奏でそうな
躍動的なファンキーなリズム
そして
間奏の有山さんのギターソロ
それらも含めて
上田正樹さんの、有山じゅんじさんの
藤井裕さんへの温かい気持ちが伝わってくる…
きっと、この夜
藤井裕さん、得三に遊びにきてたような…
そんな気がして…
次の曲は
これで、グラミー賞をとりに行こうと
「Change The World ~君たちが世界を変えてゆく~」
同じタイトルの曲が他にもあるけど
(エリック・クランプトン…笑…ですね!)
ここにいるみんなは俺より若い…俺より若い人、ここにいるみんなで世界を変えていこうと
もう戦争は懲り懲り…1兆8千億円が軍事費であることで、
困っている人、全部救えるのに、
でも、アメリカファーストとか言ってるから
以上です…と…
「ジョンレノンみたいに
国なんてないと思ったらええねん!あれはすばらしい」と
君たちが世界を変える
俺たちが世界を変える…と
「Change The World ~君たちが世界を変えてゆく~」
まさに国同士の争いなんて
心底無駄なように思えてくる…
ミディアムテンポにのせて
ときおり叫びながら
ファンキーにソウルフルに歌い上げる上田正樹さん
サビは絶妙にYoshie.Nさんがハモリ
上田正樹さんの唄声を際立つように
寄り添う唄声
上田正樹さんの唄は緩急自在
ときには、囁くように歌ったり
で、シャウトするばかりに高らかに歌いあげたりと
強弱抑揚をつけながら
お客さんを魅了する!!
間奏では
堺敦生さんの奏でる鍵盤が彩り
そして、引き立つ心地よさも漂わせる樋沢達彦さんのベースの音の響き
Kenny Mosleyさんのドラム音と見せ場をつないで
そのリズムにのって
上田正樹さんと
Yoshie.Nさんのハーモニーが響き渡り
後半は高らかに響き渡る…
歌い終えて
上田正樹さん
来年も、もっとええ感じにしようなと
一応、年末ジャンボ買ってるから
もしきたら
ここにいるお客さんに1万円ずつあげます…
このMCに即座に反応する有山さん
「ME TOO!」…笑
上田正樹さん、有山さんをみて
「目が光ってる!」と…笑
次も名曲、みんなええ感じと
「陽よ,昇れ(Let’s it Shine On)」
ミディアムテンポのこの歌
どことなく聴いてると気持ちよくて
元気が出てくるんだよね!!
ボーカルは上田正樹さん
ハモるのはYoshie.Nさん
そして有山じゅんじさん
歌詞の1番は上田正樹さんがウエット感満載で歌い
2番は…Yoshie.Nさんが
実にソウルフルに、パワフルに歌い上げる!!
間奏は…心癒される
堺敦生さんの奏でるメロディー
そして、続いてはギターを奏でる
有山さんからは、ブルース感溢れ出る旋律
そして
3番は
唯一無二の有山さんの唄声
それに被さるように上田正樹さんがハモる!!
いやあ、もう気分は最高!!
ここでのMCは有山さんとの出会い…
出逢って半世紀だと…「戦争前やったからな…笑…そんなことはない…」と笑わせて
♪あれは いつやったやろ 夏の暑い晩やった ~
そんないやらしくはないねん!以上です!!
長いことやってる…
「ぼちぼちいこか」
1週間くらいで作ったあのアルバムが
今でもちびちび、いやらしいくらいに売れてる
それが嬉しいと…
湿布を貼って30分ぐらいしたら
じわーとくるのと似てると
「梅田からナンバまで」
♪散歩しましょう 御堂筋でも 梅田からナンバまで~
いやあ、自然と口ずさみたくなる…というよりも
自然と口ずさんできた
…ホント、聴いてて心がウキウキしてくる曲ですよね!!
高校生の頃から
おそらく何百回、下手したら何千回も聴いている曲
この夜は豪華!豪華!!
上田正樹さんと
有山じゅんじさんが一緒に歌う
サビはYoshie.Nさんのハモリも加わって
聴いてて気分爽快!!
歌い終わって
有山さんを称える上田正樹さん!!
俺らはエエ時代やったかも知れんとしみじみと…
リアルタイムでビートルズが知れて
出会ったとき、有山さんは16歳、石田長生さんも16歳
上田正樹さんは4つ上の20歳
ここ得三で、石田長生さんとやったことを思い出す
上田正樹さん
「石田長生…とかいて「おさむ」…長生きしてほしかったな」と
「たぶん、この辺にいてると思う、石田いてるか!?」
と声をかける上田正樹さん…
石田長生さん、大好きで
ここ得三にも、アポロシアターにも
松阪のマクサにも
何度もライブに駆けつけたな…そんなことを
私も思い出しながらも
上田正樹さんは
話を続ける
70年代は音楽のルネッサンスの時代、あの頃、オープニングアクトとしてやったのが
「Ike & Tina Turner」「Tower of Power」「BB.KING」
さらには「Ray Charles 」
目が開かんけど、何回かあったら憶えてくれたと
なんと、ここの脇に俺を入れてくれて嬉しかったと
少年のように目を輝かせて語る上田正樹さん
歌ってどんな感じって訊くと、歌は心やと
そこの公会堂で「BB.KING」にも、ブルース歌うには、日本人やし、どうかと訊いたら、それでええのや、と…もちろん関西弁では言わへんけど…と笑わせながら
みんなが歌は心やと
だから俺らのことをソウルシンガー、そういうジャンルをソウル・ミュージックと、そのとおりになったと…
そんな曲をこのアルバムのタイトルにしたと
「Soul to Soul 」
いやあ、ソウルってかっこええなあ
上田正樹さん、かっこええなあって心から思える曲
ミディアムテンポの曲調の中に
壮大さも感じられる
唄は囁いていたかと思えばシャウトする
まさに上田正樹ワールド全開のソウルフルナンバー
そこに絶妙に絡むYoshie.Nさんのハモリ
5人で作り上げられる
グルーブ感は最高!!
Otis Redding、Tina Turner、Otis Clay 、BEN E.KING、Ray Charles などなど
その他にもたくさんのソウルシンガー、ソウルミュージシャンをリスペクトしながら
続いては
お馴染みの…ご機嫌のR&B
70年代を彷彿させる
ダンスナンバー…
ステージのみなさんの
見事なグルーブ感に圧倒される…
Yoshie.Nさんが実に伸びやかに歌う!歌う!
そこに上田正樹さんのボーカルが被さって
それはそれは、ご機嫌のファンキータイム!!
自然に体が揺れる!揺れる!!
気分は最高!!
歌い終えて
Yoshie.Nさんを絶賛しながら
もうちょっとやろか!雰囲気は忘年会になってると
ここで
お客さんから「キーボー負けるな」との声が届くと
上田正樹さん
「意味がわかりません」と
勝ち負けはないと、敵も味方もないと
どんどん、エエ人が出てきてほしいと
今の日本は砂漠のようになってきてると
ここでそのお客さんから
「ごめんなさい」の声が届くと
「エライ!すぐにごめんなさいと言える人間がええねん!」と
1800年代、1500万人のアフリカの方がアメリカに拉致されて奴隷として連れてこられたけど
彼らは偉かったと
それは、暴力ではなくて、音楽を作ったと
人類史上最高の文化だと思うと上田正樹さん
その中の歌
もともとは大陸横断鉄道を作ったときの労働歌
一生懸命掘ってたら、たまたま自分の家のキッチンが線路横にあって、覗いたら、そこで自分の嫁が他の男といちゃついてたという歌…
それが日本に入ってきて日本の唱歌になったと
大阪でこのことをいうと「しょうか?」って返ってくると笑わせて
「線路は続くよどこまでも」
新幹線はあじけないやん!
便利がいいのがすべてじゃないということがいいたかったけど
今日はやめときます???
…笑…と上田正樹さん
「線路はつづくよどこまでも I've Been Working On The Railroad」
ゆっくりゆっくり走りだす
ガタンゴトンのリズムを刻むのは
ベーシストの樋沢達彦さん
踏切の音は
有山さんが担当…笑
これが、けっこうなリアル感!!
蒸気機関車の汽笛は、めちゃめちゃリアルな音を再現する
堺敦生さん
歌われる
「線路はつづくよどこまでも」は
実にソウルフルで
ちょっとファンキーで
列車が走る線路の音を確実に刻むように
安定したリズムを表現する
Kenny Mosleyさんのドラムのリズム
そのうえで
汽笛が映える!!
上田正樹さん、ときおり
有山じゅんじさんに踏切音を要求しながら
歌う歌はとことんファンキー
曲のラストは汽笛で〆る…
今日はエエ感じ
俺にとっても忘年会のようなものだと
ここにいるみんながもっとええ感じにするから
なんかあったら俺に相談してくれと
金以外のことでな…と笑いを誘って
ここにいるみんなが夢や希望をつかみにいくまであきらめないと
最後に、アフリカの奴隷のように
GIVE UPしないと
「NEVER GIVE UP」
いやあ、なんかめちゃめちゃ元気がもらえたような気がする
後半はメンバ―紹介を
間奏に挟んで
Yoshie.Nさん、堺敦生さん
続いては
「俺は有山がいる限り大丈夫!」
と有山じゅんじさん
いいバンドにはいいベース、ドラムがいる
最高のベーシストと樋沢達彦さん
これが、ファンキー、R&B、これがソウルミュージックの要と
Kenny Mosleyさん
いやあ、この5人で作り上げるご機嫌ミュージックのサウンドのグルーブ感は最高!!
ラストは
上田正樹さん
「don't give up」と叫んで、本編終了!!
当然鳴りやまぬ拍手、歓声にこたえてのUN
UNは
「わがまま」
ウエット感満載の唄声が滲みる!沁みる!!
その歌声を引きたてるように
寄り添う有山さんのギター
この歌で歌われる情景が
心象風景に浮かんできて…
ホントじーんときてしまう…
自分が経験してきたあれこれと重なり合って
いやあ、心に沁みる!沁みる!!
上田正樹さん
この曲で終わると不幸な感じがすると…
一人で来ている人もいっぱいいてると思うから
帰りがけに、この曲を口ずさみながら帰ると、家の電気がついてない…
嫁はどこにいった??みたいなことになるといけないから
この曲で終わる訳にはいかないと…笑
最後の歌は
世界75億…そのうちの50億人は知ってる、もっとも有名な歌と
アフリカの子供はこの時代にも5秒間に一人は死んでるらしいと
絶対救いたいと願いながら
「We Are The World」
イントロの堺敦生さんの奏でる
鍵盤の響きが気持ちいい
泣きの有山さんの奏でるギターが寄り添い
上田正樹さんが
Yoshie.Nさんが
想いをこめて…歌う!歌う!!ときにはシャウトする!!
それが、ひしひしと伝わってくる
2番はより伝わりやすいように
日本語で…
絶対メディアにだまされないようにと
一言添える
上田正樹さん!!
まさに私にとっては
至福の2時間過ぎ…
ステージに向かって
思わず拝みたくなる???
素敵な時間だったのでした
写真は
女神さまと…

そして
私にとって
リアル…
ブルースの神様
有山さんと…
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2019年年末
得三で行われた
上田正樹さん
有山じゅんじさんに
コーラス、ボーカルはYoshie.Nさん
キーボードに堺敦生さん
ベースは樋沢達彦さん
ドラムにKenny Mosleyさんの5人編成でのツアー
「上田正樹Live"あの熱い魂はあの頃のまま"2019」
~ALBUM「Soul to Soul」Release Tour~
第2部のライブレポをば…
第2部も元気いっぱい
衰えを知らない
上田正樹さん
ファンキーな曲を
ソウルフルに歌い上げる
ときおりシャウトも挟みながら
ホントファンキーでカッコいい
間奏では
さっそくメンバー紹介
日本の、いや世界に誇るピアニストだと
彼のピアノの後ろにドラムが聞こえるほど
彼の左手はクレイジーだと
最も尊敬するピアニストと
まずは堺敦生さん
もう…見せ場たっぷりに
指先が鍵盤の上をダンスするかのようで
そして
大阪の宝物だと、大阪の世界自然遺産だと
紹介される有山じゅんじさん…
とことん、ブルージーに奏でるギターの旋律は
ファンキーなこの曲に溶け込んで
続いては
心地よいベース音が得三の床に響き渡ると
アジアで考えられる最高のミュージシャンだと
自分のスタイルを持っているベーシスト
誰それ風ではない…自分のスタイルをもっている
もっともファンキーなスーパーベーシストと
樋沢達彦さん
そして
ファンキーなドラムの響きがフューチャーされ
ドラムの見せ場がたっぷり
これがファンキーなリズムと
ソウルフルなリズムと
アメリカコロラド州出身の
ソウルブラザーズと紹介されるのはKenny Mosleyさん
曲の後半は
「ヤーヤ―ヤ―ヤ―」と
コール&レスポンス
サビでは
♪SOUL POWER~と繰り返され
まさに
ソウルからパワーをもらったような気分…
次の曲はサウス トゥ サウスの頃に作ったと
ベーシスト藤井裕さんの曲が1曲、新譜「Soul to Soul」に入っていると
ええ歳になってるけど、やりたいことはいっぱいあると
人生の第4コーナーは確実に廻っていると言いながら
有馬記念は外しましたけど…と笑わせて
唐突に客席に
「ボーナスもらった人??」と尋ねて
「おめでとう!俺らはないねん!だから自力でボーナスをとりにいかないかんから有馬記念に行った」…と笑わせて
次の曲へ
ずっと音楽をやりたい
ずっと同じ人と
こういう感じで…と
「Hey Brother 」
ふと、最後に松阪マクサでみた
病魔と闘っていた藤井裕さんのことが思い出さされる
藤井裕さんが重低音のベースを身体を揺らしながら
奏でそうな
躍動的なファンキーなリズム
そして
間奏の有山さんのギターソロ
それらも含めて
上田正樹さんの、有山じゅんじさんの
藤井裕さんへの温かい気持ちが伝わってくる…
きっと、この夜
藤井裕さん、得三に遊びにきてたような…
そんな気がして…
次の曲は
これで、グラミー賞をとりに行こうと
「Change The World ~君たちが世界を変えてゆく~」
同じタイトルの曲が他にもあるけど
(エリック・クランプトン…笑…ですね!)
ここにいるみんなは俺より若い…俺より若い人、ここにいるみんなで世界を変えていこうと
もう戦争は懲り懲り…1兆8千億円が軍事費であることで、
困っている人、全部救えるのに、
でも、アメリカファーストとか言ってるから
以上です…と…
「ジョンレノンみたいに
国なんてないと思ったらええねん!あれはすばらしい」と
君たちが世界を変える
俺たちが世界を変える…と
「Change The World ~君たちが世界を変えてゆく~」
まさに国同士の争いなんて
心底無駄なように思えてくる…
ミディアムテンポにのせて
ときおり叫びながら
ファンキーにソウルフルに歌い上げる上田正樹さん
サビは絶妙にYoshie.Nさんがハモリ
上田正樹さんの唄声を際立つように
寄り添う唄声
上田正樹さんの唄は緩急自在
ときには、囁くように歌ったり
で、シャウトするばかりに高らかに歌いあげたりと
強弱抑揚をつけながら
お客さんを魅了する!!
間奏では
堺敦生さんの奏でる鍵盤が彩り
そして、引き立つ心地よさも漂わせる樋沢達彦さんのベースの音の響き
Kenny Mosleyさんのドラム音と見せ場をつないで
そのリズムにのって
上田正樹さんと
Yoshie.Nさんのハーモニーが響き渡り
後半は高らかに響き渡る…
歌い終えて
上田正樹さん
来年も、もっとええ感じにしようなと
一応、年末ジャンボ買ってるから
もしきたら
ここにいるお客さんに1万円ずつあげます…
このMCに即座に反応する有山さん
「ME TOO!」…笑
上田正樹さん、有山さんをみて
「目が光ってる!」と…笑
次も名曲、みんなええ感じと
「陽よ,昇れ(Let’s it Shine On)」
ミディアムテンポのこの歌
どことなく聴いてると気持ちよくて
元気が出てくるんだよね!!
ボーカルは上田正樹さん
ハモるのはYoshie.Nさん
そして有山じゅんじさん
歌詞の1番は上田正樹さんがウエット感満載で歌い
2番は…Yoshie.Nさんが
実にソウルフルに、パワフルに歌い上げる!!
間奏は…心癒される
堺敦生さんの奏でるメロディー
そして、続いてはギターを奏でる
有山さんからは、ブルース感溢れ出る旋律
そして
3番は
唯一無二の有山さんの唄声
それに被さるように上田正樹さんがハモる!!
いやあ、もう気分は最高!!
ここでのMCは有山さんとの出会い…
出逢って半世紀だと…「戦争前やったからな…笑…そんなことはない…」と笑わせて
♪あれは いつやったやろ 夏の暑い晩やった ~
そんないやらしくはないねん!以上です!!
長いことやってる…
「ぼちぼちいこか」
1週間くらいで作ったあのアルバムが
今でもちびちび、いやらしいくらいに売れてる
それが嬉しいと…
湿布を貼って30分ぐらいしたら
じわーとくるのと似てると
「梅田からナンバまで」
♪散歩しましょう 御堂筋でも 梅田からナンバまで~
いやあ、自然と口ずさみたくなる…というよりも
自然と口ずさんできた
…ホント、聴いてて心がウキウキしてくる曲ですよね!!
高校生の頃から
おそらく何百回、下手したら何千回も聴いている曲
この夜は豪華!豪華!!
上田正樹さんと
有山じゅんじさんが一緒に歌う
サビはYoshie.Nさんのハモリも加わって
聴いてて気分爽快!!
歌い終わって
有山さんを称える上田正樹さん!!
俺らはエエ時代やったかも知れんとしみじみと…
リアルタイムでビートルズが知れて
出会ったとき、有山さんは16歳、石田長生さんも16歳
上田正樹さんは4つ上の20歳
ここ得三で、石田長生さんとやったことを思い出す
上田正樹さん
「石田長生…とかいて「おさむ」…長生きしてほしかったな」と
「たぶん、この辺にいてると思う、石田いてるか!?」
と声をかける上田正樹さん…
石田長生さん、大好きで
ここ得三にも、アポロシアターにも
松阪のマクサにも
何度もライブに駆けつけたな…そんなことを
私も思い出しながらも
上田正樹さんは
話を続ける
70年代は音楽のルネッサンスの時代、あの頃、オープニングアクトとしてやったのが
「Ike & Tina Turner」「Tower of Power」「BB.KING」
さらには「Ray Charles 」
目が開かんけど、何回かあったら憶えてくれたと
なんと、ここの脇に俺を入れてくれて嬉しかったと
少年のように目を輝かせて語る上田正樹さん
歌ってどんな感じって訊くと、歌は心やと
そこの公会堂で「BB.KING」にも、ブルース歌うには、日本人やし、どうかと訊いたら、それでええのや、と…もちろん関西弁では言わへんけど…と笑わせながら
みんなが歌は心やと
だから俺らのことをソウルシンガー、そういうジャンルをソウル・ミュージックと、そのとおりになったと…
そんな曲をこのアルバムのタイトルにしたと
「Soul to Soul 」
いやあ、ソウルってかっこええなあ
上田正樹さん、かっこええなあって心から思える曲
ミディアムテンポの曲調の中に
壮大さも感じられる
唄は囁いていたかと思えばシャウトする
まさに上田正樹ワールド全開のソウルフルナンバー
そこに絶妙に絡むYoshie.Nさんのハモリ
5人で作り上げられる
グルーブ感は最高!!
Otis Redding、Tina Turner、Otis Clay 、BEN E.KING、Ray Charles などなど
その他にもたくさんのソウルシンガー、ソウルミュージシャンをリスペクトしながら
続いては
お馴染みの…ご機嫌のR&B
70年代を彷彿させる
ダンスナンバー…
ステージのみなさんの
見事なグルーブ感に圧倒される…
Yoshie.Nさんが実に伸びやかに歌う!歌う!
そこに上田正樹さんのボーカルが被さって
それはそれは、ご機嫌のファンキータイム!!
自然に体が揺れる!揺れる!!
気分は最高!!
歌い終えて
Yoshie.Nさんを絶賛しながら
もうちょっとやろか!雰囲気は忘年会になってると
ここで
お客さんから「キーボー負けるな」との声が届くと
上田正樹さん
「意味がわかりません」と
勝ち負けはないと、敵も味方もないと
どんどん、エエ人が出てきてほしいと
今の日本は砂漠のようになってきてると
ここでそのお客さんから
「ごめんなさい」の声が届くと
「エライ!すぐにごめんなさいと言える人間がええねん!」と
1800年代、1500万人のアフリカの方がアメリカに拉致されて奴隷として連れてこられたけど
彼らは偉かったと
それは、暴力ではなくて、音楽を作ったと
人類史上最高の文化だと思うと上田正樹さん
その中の歌
もともとは大陸横断鉄道を作ったときの労働歌
一生懸命掘ってたら、たまたま自分の家のキッチンが線路横にあって、覗いたら、そこで自分の嫁が他の男といちゃついてたという歌…
それが日本に入ってきて日本の唱歌になったと
大阪でこのことをいうと「しょうか?」って返ってくると笑わせて
「線路は続くよどこまでも」
新幹線はあじけないやん!
便利がいいのがすべてじゃないということがいいたかったけど
今日はやめときます???
…笑…と上田正樹さん
「線路はつづくよどこまでも I've Been Working On The Railroad」
ゆっくりゆっくり走りだす
ガタンゴトンのリズムを刻むのは
ベーシストの樋沢達彦さん
踏切の音は
有山さんが担当…笑
これが、けっこうなリアル感!!
蒸気機関車の汽笛は、めちゃめちゃリアルな音を再現する
堺敦生さん
歌われる
「線路はつづくよどこまでも」は
実にソウルフルで
ちょっとファンキーで
列車が走る線路の音を確実に刻むように
安定したリズムを表現する
Kenny Mosleyさんのドラムのリズム
そのうえで
汽笛が映える!!
上田正樹さん、ときおり
有山じゅんじさんに踏切音を要求しながら
歌う歌はとことんファンキー
曲のラストは汽笛で〆る…
今日はエエ感じ
俺にとっても忘年会のようなものだと
ここにいるみんながもっとええ感じにするから
なんかあったら俺に相談してくれと
金以外のことでな…と笑いを誘って
ここにいるみんなが夢や希望をつかみにいくまであきらめないと
最後に、アフリカの奴隷のように
GIVE UPしないと
「NEVER GIVE UP」
いやあ、なんかめちゃめちゃ元気がもらえたような気がする
後半はメンバ―紹介を
間奏に挟んで
Yoshie.Nさん、堺敦生さん
続いては
「俺は有山がいる限り大丈夫!」
と有山じゅんじさん
いいバンドにはいいベース、ドラムがいる
最高のベーシストと樋沢達彦さん
これが、ファンキー、R&B、これがソウルミュージックの要と
Kenny Mosleyさん
いやあ、この5人で作り上げるご機嫌ミュージックのサウンドのグルーブ感は最高!!
ラストは
上田正樹さん
「don't give up」と叫んで、本編終了!!
当然鳴りやまぬ拍手、歓声にこたえてのUN
UNは
「わがまま」
ウエット感満載の唄声が滲みる!沁みる!!
その歌声を引きたてるように
寄り添う有山さんのギター
この歌で歌われる情景が
心象風景に浮かんできて…
ホントじーんときてしまう…
自分が経験してきたあれこれと重なり合って
いやあ、心に沁みる!沁みる!!
上田正樹さん
この曲で終わると不幸な感じがすると…
一人で来ている人もいっぱいいてると思うから
帰りがけに、この曲を口ずさみながら帰ると、家の電気がついてない…
嫁はどこにいった??みたいなことになるといけないから
この曲で終わる訳にはいかないと…笑
最後の歌は
世界75億…そのうちの50億人は知ってる、もっとも有名な歌と
アフリカの子供はこの時代にも5秒間に一人は死んでるらしいと
絶対救いたいと願いながら
「We Are The World」
イントロの堺敦生さんの奏でる
鍵盤の響きが気持ちいい
泣きの有山さんの奏でるギターが寄り添い
上田正樹さんが
Yoshie.Nさんが
想いをこめて…歌う!歌う!!ときにはシャウトする!!
それが、ひしひしと伝わってくる
2番はより伝わりやすいように
日本語で…
絶対メディアにだまされないようにと
一言添える
上田正樹さん!!
まさに私にとっては
至福の2時間過ぎ…
ステージに向かって
思わず拝みたくなる???
素敵な時間だったのでした
写真は
女神さまと…
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そして
私にとって
リアル…
ブルースの神様
有山さんと…
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