新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

「真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」3KINGS(鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さん)のライブ…第2部

2021-02-19 06:06:41 | ライブ

得三にて

「三宅伸治 真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」


3KINGS(鮎川誠さん、友部正人さん、三宅伸治さん)のライブ…



換気をしながらの

休憩挟んで

第2部


そう…換気(カンキ)が歓喜(カンキ)に替わる第2部


まずは
鮎川誠さんの
「お待たせしました…2回目のステージです」の声から

まず歌うは

ボブ・ディランの楽曲から

「Like a Rolling Stone」

鮎川誠さんがエレキで彩る中
友部正人さんが歌いだす!!

歌う姿が
友部正人さんが…なんだかボブ・ディランに被ってみえてくるから不思議!不思議!

歌は日本語で
サビのフレーズは三宅さんがハモる!!

2番の歌詞を歌うは三宅伸治さん
分かりやすい日本語で
これまた
歌う姿が
三宅伸治さんが…なんだかボブ・ディランに被ってみえてくるから不思議!不思議!

3番はブルージーでしゃがれた
独特の歌い方の…
鮎川誠さん

歌う姿が
鮎川誠さんが…なんだかボブ・ディランに被ってみえては…こない!こない!…笑

鮎川誠さんが歌うと
そこに広がるのは、もう鮎川誠さんそのものの世界観

でも、間奏でかっこよくエレキを奏でてる
鮎川誠さんは、ボブ・ディランには見えなくても
キース・リチャーズに被って見える

4番は…
これまたボブ・ディランに戻って???
歌うは友部正人さん!!


いやあ
ボブ・ディランとキース・リチャーズの夢のよーな饗宴をここ得三でみているかのよう…


続いて友部正人さん
ギターで曲名が「一本道」っぽいフレーズを奏でて
間違いに気づく

鮎川誠さん、友部さんのそばに寄り確認をば…

「あれっと思った…」と

次は新曲で…「王様のノイズ」の後に友部正人さんが作った曲

鮎川誠さん
「俺たちは、曲ができた日に、その日からステージでやってます…それくらい信頼度が高いので…(客席拍手喝采!)…本当は楽屋で訊こうと思ったけど、ステージで友部くんに質問しようと思う…この曲は「暴走列車」…ぼうそう半島に友部君が行ったというどの辺かなと思って…」
その質問に応える友部さん
「房総へ特急に乗って…〇〇まで…」


「暴走列車」

歌うのは
友部正人さん

ミディアムテンポで
暴走というよりも
列車に心地よく揺られているようなイメージ

彩る鮎川誠さんの爆音のエレキは歌うかのように心地いい

曲の後半に従って
列車の揺れは激しく…
即ち、鮎川誠さんのエレキが響く!響く!!



演奏終えて
友部正人さんが次の曲へと

「さっき間違えたのは、この曲をやろうとして…」


「一本道」

1番目は友部正人さん
2番目は三宅伸治さん

交互に歌う
そのさまをみてると
感動を通り越して痺れる感じ

もう鳥肌ものの衝撃

そして間奏の
それはそれはメロディアスなエレキを聴かせてくれる
鮎川さんのエレキも素晴らしく


その後に
歌うは
鮎川さんの独特の「一本道」…


さらには
友部さん、三宅さん、それぞれの「一本道」が
この夜、得三のステージで混じりあって
もう溢れんばかりの感動が

ラストは友部さんで
〆る


♪ああ中央線よ 空を飛んで あの娘の胸に突き刺され~

このフレーズがずっと
友部さんにハマった40代の頃から心に突き刺さっていて
今でも新宿から中央線、阿佐ヶ谷や吉祥寺に向かおうとするときに
このメロディー、このサビが車窓から流れる景色を見るたびに
浮かび上がる!!

「大阪へやってきた」

ブルージーな三宅さんのイントロから
激しく奏でる友部正人さんのハーモニカ


友部さんが
激情的に歌う姿は
インパクト大!!!


語って…語って…語って…
シャウトする!!!

激しいギターのストローク

疾走感
殺伐とした鋭い言葉が
次々と投げつけられ


繰り返される歌詞


ラストは畳みかけるように
友部さん、ハーモニカを吹きならし

さらに激情をエレキで表現する鮎川誠さんは圧巻!
そこに三宅伸治さんの奏でるエレキが被さり

もう…私はというと…固唾をのんで見守るだけ

フォークなんだろうけど
ロックより熱い!

圧巻の一言!!!
凄い!凄すぎる!!!


曲のラストは
友部正人さんのソロ
熱いやけどしそうな激情をゆっくり冷ましていくように
ハープが鳴り響く…



もう拍手喝采!!凄い!凄すぎる!!!


続いては
鮎川誠さんのエレキの爆音
打ち込みのリズムに合わせて

「ガソリンタンク」

それはそれは
ご機嫌なブルースロック

サビは3人で声を合わせて

♪やりたいことだけやればいい~

このフレーズがやけに心に沁みる

普段やりたくないことばかりやってるからでしょうか…

叫ぶように奏でる
鮎川さんのギター、かっこいい!!
痺れるほどに…

演奏終えて
笑顔いっぱいに
三宅伸治さん「やっぱ、ライブは楽しいね!来てくれてありがとう!」と



鮎川誠さん
「次はSHEENA & THE ROKKETS の唄をと…」



「Oh No! I`m Flash(ホラ吹きイナズマ)」






ブルーステイスト満載の
ノリノリのロックサウンド
エレキが唸る!唸る!!

1番の歌詞を歌うは鮎川誠さん
そして三宅伸治さん
さらに続いて歌う友部正人さんは
まるでボブ・ディランのように
早口で畳みかけるように…

で2番の歌詞は再度
鮎川誠さん


エレキを奏で演奏しながらも
茶目っ気たっぷりの笑顔をみせる
鮎川さん…
流れる汗を気にすることもなく
とてもじゃないが、もうすぐ72歳にはみえない!!
そのパフォーマンスは観客を圧倒させる
また、それをひきたたせる
今夜はわき役に徹した感じもする三宅さんの
鮎川さんの唄をひきたたせる存在の大きさ…をも感じながら…

「レモン・ティー」


爆音のエレキが響き渡る
ご機嫌のロックンロール!!
鮎川さんはもちろん
三宅さんも…友部さんまでもが
この…ちょっといやらしい…笑…歌詞の…
ロックンロールに溶け込んで
レモンティーのように混ぜ合わせて…笑


レモンと紅茶を男と女に喩えて
エロいところは…まさにブルース!!

彩る鮎川誠さんのブルースフィーリング溢れるエレキの旋律

2番では
鮎川誠さんが叫ぶ!叫ぶ!シャウトする!!
サビでは
3人揃って
叫ぶ!叫ぶ!シャウトする!!
エレキが唸る!唸る!唸る!!

三宅さんが褒め称える
「キング・オブ・ロック!鮎川誠!!」

鮎川さんが褒め称える
「キング・オブ・フォーク!友部正人!!」


最後に友部さん
「あらゆるものの王様、三宅伸治!!」


ふと言葉を付け足す友部正人さん
「そういえば、そこに王様、キングというパチンコ屋さんが前にあった」と…笑


三宅さん
満面の笑顔で
「今日はみなさん、きてくれてありがとう!」と感謝の言葉を…

さらに言葉を重ねるように鮎川誠さん
「真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」明日、明後日、伸ちゃんは頑張っとるけ、俺たちは帰るけど…ありがとう…こうやって、みんなと会えて3人で演奏することが、人間に戻ったというか、本当に僕らを生かせてくれてありがとう!まだまだぶっ飛ばしてDVD「暴走列車」も、これからたくさんの人に聞いてもらいたい…三宅伸治が19歳までいた宮崎の「ウエザーキング」でのライブです!どうぞよろしく」と


で、本編ラストは

「僕は君を探しにきたんだ」

3人でサビのフレーズを声を合わせて歌い

まずは歌詞の1番は友部さんが歌いだす
そして三宅さん、鮎川さんがハモる
そんな歌いだしから始まって



間奏の鮎川さんのエレキのソロはメロディアスで切なくて
それに寄り添う三宅さんのソロも圧巻!!


2番は鮎川さんが歌い
3番は三宅さんが歌う

そして4番は
またまた友部さん

歌う言葉一つ一つが心に沁みる

ストレートに伝わる想いに
ぐぐっと惹きこまれる…
さらに鮎川さんのエレキの奏でる単音が語るように被さってくる

ラストは3人で!!


この日、3人の演奏が聴けた喜びを感じつつ
間違いなく、免疫力が高まったに違いない…

鳴りやまぬ
拍手歓声に応えて
UN

三宅さんは感謝の言葉を述べつつ
「真夏の夢 やっぱり TOKUZO 3DAYS」
明日は三宅伸治&the spoonfulで、最終日は三宅伸治&the spoonfulとバレー・ボールズでやることの告知をしてると


鮎川誠さん
三宅伸治&the spoonfulのニューアルバム、この自粛の間にオールオリジナルの凄いアルバム『Welcome Home』、明日はたっぷりやるだろうし、今日はレコードで予習もどうぞ…とPR

さらに
ホントに嬉しい!同じことばかり言うけどホントに嬉しい!
といいながら

「いよいよコロナが、どんなに怖ろしい病気かニュースでいいおるね、後遺症とかいろいろなケースがあって、本当にかかっちゃダメだよ!みんなしっかり愛する人を守りましょう!」

今日は、炎天下とコロナの心配もあるのに、来ていただいてと感謝の気持ちを述べつつ

「俺たちも絶対負けんと思ってライブをやりおるし、ずっと音楽が、こうやってやれることを感謝している」と…

そう語って
「ありがとう!得三!ありがとう!森田!ありがとう!バレーボールズ!」と

さらに
SHEENA & THE ROKKETS は42年目に入って、僕も誕生日を迎えたので72歳になると…

「友部君も70歳で古希、同じやね!みんなが俺たちを生かしてくれてると思う!本当にありがとう!」

さらに
「次の唄は、ずっとやってきたSHEENAが、この歌を歌う時には40年前からずっと歌ってきた歌で、SHEENAが先に天国へ逝ってしまったけど、まかしとけ!ずっと俺がこの歌を歌うけん!このところは娘のLUCY MIRRORがサイケデリック・パンクバンドDARKSIDE MIRRORSのLUCY MIRRORが、父ちゃん、私がうとてやろうかといってときどき歌いに来てくれるし9月に「下北沢GARDEN」で5月にやる予定だった恒例のライブができなくなったその振替のライブをやる!名古屋なので来いとは言わんけど、宇宙中継、ネットワークの配信もあるのでよかったら気にしとってください」と

ではSHEENAのマイフェバリットソング、みんな夢をもってね!私みたいにね…という歌を

UN1曲目は
シーナ&ロケッツのシーナのナンバー


「You May Dream」




3人で声を合わせて歌う…


なんとなく天国のSHEENAにも届いてるような気がして
ご機嫌なメロディアスなロックなのに
なんだか…ちょっとだけ目頭が熱くなる!!!

「夕日は昇る」

まさに友部正人さんを聴くきっかけになった曲で
心に沁みる!沁みる!!



歌詞の1番は友部正人さん
2番は三宅伸治さんが歌う

鮎川さんの奏でるギターのメロディーが寄り添い…

悲しみや切なさをより醸し出す
鮎川さんのエレキはときおり泣いているかのように響き渡り

3番の歌詞は
鮎川誠さんが叫ぶように…

なんか…懐かしくて切なくて…
想いが溢れんばかり…

サビは3人で

♪今度、君にいつ会える~

このリフレインが心に突き刺さる…


心に浮かび上がるのは
もう…会いたくても会えなくなっちゃった人たち

あの笑顔…
一緒に呑んだ日々

この得三でも
きも善でも一緒にのんだっけ…

でも…今となっては懐かしくも
私にとっては…宝物のような思い出

なんか…目頭が熱くなってくる


それを遮るように


ラストは
客席も一緒に一体化して


♪今度、君にいつ会える~

…と優しく声を合わせて
得三のハコが温かい雰囲気に包まれる


UNのラストは

「リンゴ畑は永遠なのさ 」

どことなく漂ってくる
ボブ・ディランの匂い
どことなく漂ってくる
ビートルズの匂い

それはすなわち
友部正人さんの匂いそのもの…

♪だけどりんご畑は永遠なのさ~

3人で♪永遠なのさ~


と声を合わせる…

私は…この言葉だけを切り取って
♪永遠なのさ~♪永遠なのさ~♪永遠なのさ~



そう…ずっとこれからも
この得三で3KINGSを永遠に聴いていたいと思えたあの瞬間!!

♪3KINGSは永遠なのさ~って
私には、聞こえたような


♪ジョン・レノンのストロベリーフィールズは二つある
一つはイギリスのリバプール
もう一つはニューヨークのセントラルパーク
どちらもジョン・レノンの家のすぐ近く
木立が孤独を抱きしめる場所~

三者三様の個性を惹きたて輝かせながらも
時には溶け合う
最高に息のあった演奏で楽しませてくれた
3KINGS!最高!!




ライブ後のSEは「Strawberry Fields Forever」でした…



最後の写真は
キースと…笑