新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

永平寺の参拝後、「永平寺古跡館りうぜん」で雲水そばを食し、道元ゆかりの掛け軸を眺める…の巻…

2021-05-08 07:00:37 | B級スポット

永平寺への参拝の帰り道…

福井県に行けば
それなりに…その土地の美味しいものを食べたいと思うけど…


この歳になると
がっつりしたものは食べたくない…胃もたれするから…

例えば

B級グルメ「ソースカツ丼」の看板も
永平寺に向かう表参道沿いにあるお店のメニューとして
掲げられていたけれど…



やっぱ…

この歳になると
食べたいのが…
「そば」



永平寺の「そば」で「そば」を食べたいのよ!!

そんな小学生でも思いつきそうな
オヤジギャグを呟きながら…
軽四を走らせ

「越前そば」に「手づくり 本当のそば」という看板が目に入ったので

立ち寄った店が


「永平寺古跡館りうぜん」






古跡館???
なんかいな…と思いつつ

店構えも古民家風

囲炉裏を囲んでのテーブルは
やっぱ…日本海側…
雪国なんだなと思えちゃう…





店内の雰囲気は…
田舎の昭和を感じる…趣の感じられる…いい雰囲気です…


福井県は禁煙
受動喫煙ゼロを目指します…


私の席に座ったら
どんな愛煙家でも…煙草を咥えることは絶対できないでしょうね…


さてさて
蕎麦を注文


名物そば

「雲水そば」


との文字が一番目に飛び込んだので…
それをいただくことに…

「雲水」とは
日本における修行僧の呼称のこと

修行しているお坊さんが
戴いている「お蕎麦」なんでしょうね…





看板は「手づくり 本当のそば」とのことだったけど
特に強い「コシ」は感じず
フツーの「お蕎麦」
だったけど

「なめこ入り大根おろし」と
「じゅんさい入りとろろ」

2つのお出汁に蕎麦を浸して食べる「雲水そば」
このお出汁が独特な美味しさで
この味は…他の地域の「お蕎麦」にはない味で








写真の左上が
「精進しぐれ」といって
「永平寺の精進料理の一品」としても知られているそうで…
な、なんと、生麩で作られたしぐれ煮
触感が貝の佃煮っぽくて…
味付けも貝の佃煮っぽくて…
でも…やっぱり貝とは違ってて…

ちょいと変わったものが食べれた喜び…
この味に出会えただけでも
「永平寺古跡館りうぜん」に寄った「貝」が…もとい
寄った「甲斐」がありました…



永平寺の「そば」で「そば」を食べて
「貝」の風味のする「貝」じゃない「精進しぐれ」を食べて
いった「甲斐」がありました…チャンチャン!!



では…このブログは
終わりません!!


なんせ
基本、グルメブログではなく…


このブログ
B級スポットマニアの
B級スポットマニアの
B級スポットマニアの私が書き綴っている
ブログですから…笑


この立て看板 「道元さま ゆかりの掛け軸 古跡館りうぜん」


とあるように





お蕎麦屋さんの横の
この建物の中が…





永平寺を開創された「道元」さまのゆかりのもの
そうでないもの…??
さらには、なんだかわけのわからないものが
…ごちゃごちゃ!と展示されているんだな…



これが、そばを注文して出来上がるまでの時間に
眺めながら時間潰しができる…

いや…「道元」さまのゆかりのものの
数々が興味深く

嬉しいことに
蕎麦を注文すれば
無料で…無料で…
私の大好きなタダで
拝観できちゃうんだな…


入場料は「無」???




まさに
B級スポットといっても過言でない
食事処とは別スペースにある
「古跡館りうぜん」の館内






店主さまが永平寺の典座老師ほか僧侶たちとのご縁により
永平寺にご縁のある書や仏像などが…どどっと…


めちゃ笑ってますなあ…





この笑顔に惹かれて
「五円」置かせていただきました…


笑顔に「ご縁」がありますように…笑



こんな感じの展示で
やはり目に付くのは
等身大のこの女性でしょう!!








ちょっと
ヨーロッパの方っぽい匂いのする
素敵な女性です…


この女性の名前が「かやの実」さんか…
と勘違いしちゃいます…





このおじさまの不安げな
表情にも…なんか惹かれます…


きっと私も
職場で…こんな表情を浮かべているんだと思います…





さてさて
館内の全景は
こんな感じ…


自然と…自然と…
新型コロナウイルス感染症対策
ソーシャルディスタンスが保てます…








おお、これが
館内の目玉…???

「道元さま ゆかりの掛け軸」




国宝の「写本」のようで









もし「国宝」だったら
間違いなくセキュリティの高い
ショーケースの中ですよね!!


他にも
仏像…





仏像…




観音像に…



禅だるま像…





まだ…手足はありました…


永平寺から、おそらく店主への感謝状の上方には
天守にありそうなデザインのシャチホコ…

ここは「天守」にあらず…「店主」の上に
シャチホコがありました…






大擂鉢

道元さまとはなんの関係もなく

当館開館時に作成された大擂鉢だそうな





を眺めながら…職場で「ごま」を摺らなかったから
今まで、なにかと大変なことも多々あったんだろうな…とシミジミ…



最後に
紹介するは
この「古跡館」でみた
心に沁みるメッセージ


「天は二物を与えず」





頭が悪くて体の悪い人
愛想も悪くて器量も悪い人…
いてるよな…

とか思って読みつつも

最後には

「二つ揃ってよいことないと 悟るまでには時間がかかる
わかりかけたらこの身の終わり ほんに浮世はままならぬ」

分かりかけたら終わりなんですね…
全然、わかってなくてよかった…????



福井(ふくい)からの帰り道
虹が架かってました…





なんか、ふく(福)いっぱい待ってそうな予感…

これも
永平寺参拝で
ちょっとだけ心が清められたから…みえた???に違いない…

「えー、へー、虹」

「えーへーにじ」

「えーへいじ」(永平寺)


雲から差し込む光が
めちゃめちゃ神々しかったのです!!