新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

源平合戦ゆかりの生田神社を参拝する…後篇

2024-09-15 05:28:12 | 歴史史跡

三ノ宮駅から
賑やかな繁華街の生田ロードを歩いたところに鎮座する
兵庫県を代表する神社

「生田神社」の参拝記の続き

 

境内に「生田の池」がありまして
そこには生田弁財天
市杵島神社
御祭神は市杵島姫命さま


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絵馬がいっぱい

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「ひひな顔 したる巫女たち 初神楽」
「噴水の しぶき天衣の 舞ふごとく」


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活田の桃の由来の説明板

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拾遺和歌集を始め、順徳院百首、夫木和歌抄などに多く「生田の池」の詠歌が記されているとか

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本殿裏にある境内社である
蛭子社

『古事記』において、伊弉諾命さまと伊弉冉命さまとの間に生まれた最初の神である蛭子命さまがご祭神

蛭子命さまとは「えべっさん」のことですな

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この左右の狛犬は実に個性的


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角があって鬼のようにもみえるけど、すらっとしたモデルのような足
足の筋肉がまったくなくて
けっして強そうにはみえない…

…と私に思われて、相当困った表情をしてますな…

困った犬…だけに…コマ(困)犬??

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戸隠神社
御祭神は、天手力男命さま
天の岩戸の故事にでてくる神であり、本社は、信州長野戸隠にあり、その御分霊を祀るとのこと

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折鳥居と礎石
江戸時代初期に建立された明神鳥居、安政元年(1853年)の大地震で支柱を残して崩壊してしまったそう…
「生田の折鳥居」と呼ばれ信仰を集めたらしい

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さて、ここからは「生田の森」へと


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「生田の森」は源平合戦の戦場になったことでも有名で

寿永3年(1184年)平知盛を大将とする平家軍が生田の森に陣を構え、一の谷から生田の森へかけての一帯が戦場になっていたとのこと

ここで、源氏の主力部隊・源範頼軍を迎え撃った場所

かつての「生田の森」は、現在の生田神社から一ノ谷にまたがり、北は崖の厳しい山、南は海という天然の要害だったそうで


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その源平の戦いを見守っていたと思われる
御神木

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御神木のパワーを戴こうとナデナデ

生田森坐社
ご祭神は神功皇后

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金龍泉

ここで縁結び・恋愛成就を祈願する「水占い」ができるよう

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ここは「かまぼこの発祥地」でもあるんですね

神功皇后が神功皇后元年(201年)に遠征の折、「生田の森」で魚をすりつぶし鉾につけて、火で焼いて食べたことから、生田神社は「かまぼこ」の発祥地とされているとか


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廣津雲仙さんの生誕100年の記念碑
知らない方なのでググってみました
昭和期に活躍し、日展内閣総理大臣賞や日本芸術院賞を受賞したしょか(書家)のようで
訪ねたのは晩夏…しょか(初夏)ではありません!!

ちなみに、仮面ライダーの敵はショッカー

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さて「生田の森」からでたところにあるのが
「包丁塚」
料理に携わる人達の魂の籠った庖丁に感謝すると共に、食文化の向上を願い、皇太子殿下御成婚・第61回神宮式年遷宮の記念事業として神戸市内の料理食品関係者によって建立された、全国でも珍しい塚だそうで


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楠の神木

約500年の年輪を有する楠の御神木で、神戸大空襲で焼けただれたものの、力強く蘇ったことから「再生・再起・合格・復活・復興の象徴」として信仰されているとのこと

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御神木をナデナデ

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そのそばには
花で飾られた手水舎があって


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その奥には生田稲荷大明神こと稲倉魂命さまを祀る

生田稲荷社

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生田稲荷社の左右に鎮座する
キツネ様

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「幾多(いくた)」の歴史が感じられる「いくた(生田)神社」
神戸三ノ宮観光の際は、みなさんもぜひ!

でも私のように
蒸し暑い中の参拝となると…たいてい、くたくたに疲れるよ…笑