「ぐっさんのハッピーオンステージ全国50ヵ所ツアーpresented by 東急リバブル in 久居」
のライブレポの続きをば
唄い終えた後はギターの話
ギターを始めたのは中二の時…そのときから雰囲気でやっていたと…3コードで演奏してたアリスの「冬の稲妻」♪あなた~
その話…押尾コータローさんに「ぐっさんはギターは、何から入ったの?」と訊かれて「「冬の稲妻」です」と答えたら、なんと押尾さんと一緒だった…押尾さんが言うには「何で、そんな難しい曲からスタートしたのか?」と訊かれたので「一番簡単だった」と答えたら、さらに押尾さんが「イントロの難しい旋律はどう演奏したのか」と訊いてきたので「口で歌ってやっていた」と答えたと…笑
押尾さんはそこもちゃんとギターでやっていたとのことで、そこが分かれ目、口でいくやつか、ギターで弾くやつか…人生の分かれ道、押尾さんはギターでやっている…凄いな…と思ったそうな…
いろんなところに行かせてもらって、そもそもウロチョロするのが好きで、ふだんも「ぐっさん家」でやっているあのまんまだと…あちこち行っておいしいものを食べて、そこに家族がついてきたり、ひとりで行ったり、仲間と行ったり、よく「ぐっさんがここにいたで」といった目撃情報が多いのはそのため…
ヨコハマの中華街で「京劇」を偶然、生で見る機会があって、無料ということで入ってみたそうな…入ったら20人くらいでいっぱいの会場で、ステージ上のMCのお姉さんの前に案内され、後ろをふとみたら、誰もいない…僕だけ…でも1日に何回かやっているイベントだったんで時間が来たら始めるしかない……京劇の説明がMCのお姉さんからあって、「それでは始まります」と…京劇の世界、音楽が流れて、ぐっさんによるそのアナウンスの中国語のモノマネを挟みながら…で、京劇では、男の人が出てきて激しくミエを切る!その京劇は「恋物語」で女性も出てきて、その京劇の女性の方がぐっさんに気づいたよう…男の人とすれ違うシーンで、その女性が、「ぐっさん、きてる!」って言っていたと…女性が確かめるように、こっちをみてる…40分続く京劇の世界、もう、その場から出られなくなったと
また「ぐっさん家」でも分かる通り、銭湯、お風呂が大好き、地方に行ったら大浴場とか温浴施設があったら、そこに入る…兵庫県の有馬温泉にロケに行ったとき、自由時間があって、大浴場があったので入ったんだそうな…広いところで湯けむりが立ち込めていて、人はそれなりにいるけど、顔が見えない…反響音、エコーがきいてて、かけ湯も響く程…音に敏感なので、凄い反響音だなと思って「んー」と言ってみた…響くのが気持ちいいと思って「ん-ん-」と連発して言ってみたら響いていた…すると、廻りの人たちが、これ何?って感じになって、キョロキョロしだした…僕はそれをみながら「ん-ん-」と続けていた…でも、湯けむりで、ぼくとはわからない…僕は身体を洗うなど普通のことをしながら、「ん-ん-」と続けていた…すると学生二人が何か言ってて、いったん外に出て行ったかと思うと作業服姿のおっちゃんを連れてきて、「これ、これ、これ」
作業服姿のおっちゃんは「ほんまやね、聴いたことないね、こんな音」
ぐっさんは、「ん-ん-」と声をMAXに
銀色のダルトフォームが、ちょうどそこを通ってて、そこをおっちゃんがパーンと叩いた…それに合わせて、僕は「ん」と声を止めた…すると、作業服姿のおっちゃんが、「これ、これ、これやで」と…
適当だなと思うも、そういうのが大好きだと…
音っていうものに昔から敏感で、聴こえたものをすぐにまねる…子供の頃からの癖だったと
昨日、あいつがこんなん言うてたわと、友達の話のエピソードを友達の口調で言う癖があって、めちゃ似てるやんと言われて、レパートリーに入っていく、そんなことの繰り返し…
芸能界に入っても、お会いした芸能人の癖を瞬時に感じ取って、特徴を感じて、それを繰り返して言ってしまう…そういう癖があって、マニアックだけどそんなモノマネのレパートリーをいくつか…
まずは
大阪のおっさんのモノマネ??
「これ、誰か酒入れとるやないか」
アメリカのゲーム「ロードランナー」での車の走り過ぎる音
よくわからんけど、雰囲気はまさにそんな感じ
戦後のラジオから流れてくる子供の頃に聴いた美空ひばりさん…雰囲気そっくり
さらには、ラジオから流れてくる音はみんな声が似てると
♪赤い林檎に~
これも一緒だと
重低音を響かせる若い人たちが乗ってるローダウンした車の低音の響き…
これまた、まさにそんな感じの音…
水中レポーター…息の漏れる音と一緒に…
松任谷由実さんのCDの音飛びのモノマネ…視点がめちゃマニアック
♪悲しいことがある…ここで、音飛び…笑える!!
卓球をやってて、ネットに引っ掛かる音
ウシガエルが鳴いてて、そこに人の気配を感じて、ウシガエルが水中に飛び込んだ音…
水槽の中で、深夜暴れているカブトムシの音
いやあ、とことんマニアック!マニアック!
隙間風、サッシが空いていて、それに誰かが気づいて閉めた時の音
これなんか、情景が目に浮かぶよう!お見事!!
隣町から聴こえてくる盆踊りの音…風の強さで音の大きさのムラがあるんだな…
こうしたモノマネは、見つけようと思ってみつけたネタじゃないと…全部、体験からだそうな…
盆踊り、高校の時、町内の盆踊りの太鼓を叩いていたそうで、一緒に太鼓を叩いていたお師匠さんと、次は○○町へ行くでーと、そこへチャリンコでむかっている途中に隣町から聴こえてきた音だそうで、モノマネをしながらも懐かしさを感じると…
「トムとジェリー」に出てくるブルドックが何か悪いことをたくらんでいる時の顔…これ、そっくり…笑
音痴なウグイス…これ、私にもできそう…
放課後、どこからか聴こえてくるブラスバンド部の演奏の音出しの音…これまた、お見事!!まさに、こんな感じ…
犯罪者にインタビューをしているインタビュアまでもが声が替わってしまう瞬間…これ、犯罪者のみならず、インタビュアの声だけが一瞬替わることがあるということを発見したようで、かなり視点がマニアック
昼休み、早く外で遊びたくて仕方がない、小4の男の子
「おらも後でいくからなあ…」と言いながら「つま先トントン」と急いで靴を履く小4の男の子…とんとん履きを、何歳くらいまでやっていたんでしょうと客席に問いかけながら
さらには
手持ち花火が終わった後に水の入ったバケツにつけた時の音
確かに、そんな音がしていたような…私にとっても遠い昔の記憶の音だけど
一言モノマネ
西城秀樹さんの「ふーん」
伊東四朗さんの「ん」
柳澤慎吾さんの「いややや」
吉幾三さんの「いややや」
銭形警部、デーモン小暮さんの一言
さらには、北島三郎さん「ほー」
井上陽水さん「みなさん」
そして、ラストは田中邦衛さん…ほとんど喋らなくていい…「おお」だけでモノマネが成立すると
その田中邦衛さんが、一番合う曲をモノマネで
「伊勢崎町ブルース」
いやあ、田中邦衛さん色に染められて…笑える!笑える!!
「伊勢崎町ブルース」は元歌も「あーん」なので、それを「おーい」に替えてるだけだと
モノマネコーナー最後は、大好きな季節、夏を…夏が大好きで、四季が「夏」「夏」「夏」「夏」だったらいいなといつも思う…それくらい夏が好き…一年中アロハシャツを着て過ごしたいと思っているそんなぐっさんの夏3連発!「セミ」「ひぐらし」「夜の花火」の三連発を
もう、それはお見事…津市久居アルスプラザが真夏になったような気に
以上でモノマネコーナーは終了
ぐっさんの母は奄美黄島出身なので、ぐっさんも奄美大島の血が流れていると…鹿児島県奄美大島、そんな南国ぴったりの曲をと
「白い砂浜へ」
ミディアムテンポのこの曲に、自然発生的に手拍子発生
とにかく明るくまさに「夏」が感じられる曲
ぐっさんの声量は圧巻!!
唄い終えて、ぐっさん!一言「気持ちいい」と
今日はお客さんが盛り上げてくれて、こんな初めて聴く曲をここまで盛り上げてくれて実に素晴らしいとお客さんに感謝の言葉を…
歌を知らなくてもすぐに手拍子とかで対応してくださると、満面の笑顔のぐっさん!
ここでギターを弾く時間をと…
準備はすべてぐっさん一人!誰もいないけど、まるでローディ―がいるかのように振舞って…
でも、ぐっさん「コンサートでそでに誰もいないなんてふつうあり得ないけど、FESとか、そでにいっぱいいるでしょう…でも、このステージには一人もいない」なんて言いながら、自身で準備して
まずは
「ムーンライト」
「くず」のデビューシングルのさわりを弾いて「僕のアルバムを買っていただければ」と言いつつ
「ぐっさんのライブのお客さんの平均年齢が高いので「アリス(ALICE)」を知ってる方が多いのではと
「冬の稲妻」
堀内孝雄さんふうに、「サンキュー」の連発、さらには谷村新司さんのモノマネをもちょいちょい入れながら…笑
これを2つ上の兄貴と、どっちが「ちんぺいさん」をやる、どっちが「べーやん」をやる?といった…まあ、どっちがどっちという訳もなく要は歌詞と歌詞の間の「あー」というのがやりたいだけ…じゃあ、二人でやろうということで…笑
子どもは、自分の意思がはっきりしてくる…たとえば、僕の子供が砂場で遊んでいたら、友達に遊具を「かして」と言われてた…おかあさんが「いいよ」って言いなさいって、すると貸した途端、すぐその子に「かして」「いいよ」
これがループして「かして」「いいよ」「かして」「いいよ」「かして」「いいよ」…最後には引っ張り合いをしている
「馬鹿って言うヤツが馬鹿だ!」「今、お前が馬鹿だって言ったからお前が馬鹿だ」…これが永遠に続くといった笑い話を挟んで
「アリス(ALICE)」が終わった後には「かぐや姫」
「妹よ」
丁寧に心をこめて歌うぐっさん
この歌が大好きだったといいながら、ギターの反射の眩しさを気にするぐっさん
お客さんに「わざと当てますね!」…笑
中学のとき、兄貴と一緒に、LP盤「かぐや姫LIVE」を、よく聴いていたと…すると、南こうせつさんが歌い終わった後に、衝撃的なMCが入った「僕には、妹はいませんが…」思わずひっくりかえったと
「いてへんのかい!」
後々、このことを南こうせつさんに伝えたことがあったそうな
長渕剛さんの
「素顔」
これを一小節歌った後に
長渕剛さんは、だんだん変化して、今はこんな感じだと…言いながら、長渕剛さんのモノマネを…
これが、また雰囲気抜群なんだな…
続いては「生きてることってすばらしい」という「くず」の時代から歌っている曲を…「くず」を知ってる人なら分かると思うけど「くず」を知らない世代の人たちに、ぐっさんを紹介するときに「知らないの、昔、ぐっさん、「くず」だったんだよ」って言うと、ただの「屑野郎」みたいになってしまいますから…「くず」というユニットを組んでいたとそこまで言ってくださいと笑わせて
最高にハッピーな曲
掛け声をかける場面があるけど、コロナ禍でできないので、今日は手拍子で
「生きてることってすばらしい」
手拍子も、ぐっさんの誘導がちょいと手伝えば…それはそれは、見事な一体感!
「みなさん、学習熱心、今まで知らなかったぐっさんの曲をどんどん取り戻そうとしている姿勢が感じられます」と笑わせて
「ぐっさん、ごめんね!覚えて帰るから」そんな声が聞こえてきそうといいながら、それに応えて「ありがとう!感謝です!」とぐっさん!
そんな言葉を曲間の間奏で挟むと、それはそれは手拍子で見事な一体感!
唄い終えて、ギターを一人で片づけるといった笑いをとって
ぐっさんのハッピーオンステージというのはぐっさんがハッピーなオンステージで、だんだんそんな感じになってきていると
「ぐっさん家」という番組もそう…ぐっさんが楽しくやらせていただいて、それを放送していただいて、みなさんがそれをみていただいている…だからこそ、もっと心の底から楽しいことをやっていかなければ…エンターテイメントの世界は、やってる人間が楽しまないと楽しさは伝わらないと思うからと思って、ずっとやってきていると…
デビューしたときの気持ちと何も変わっておらず、ぶれずに、こうやってお客さんがみていただいて、小学生の時、牛乳を吹かせていた「智くん」が「山ちゃん」になり、そして、今「ぐっさん」としてお届けしているけど、本質は何も変わっていないと…
そんな山口智充の生の姿をたっぷりみていただけたと思う…と語りつつ感謝の言葉を…
いろんな事情、いろんな環境の中、こうやって集まっていただき、デカい地球の中のこのホールの一カ所に集まってもらえたのも、何かの縁だと思うし、また、みなさんにとって最高の明日が来ますようにと語って
本編ラストは
「明日は晴れ」
これまたご機嫌ソングで、見事な客席との一体感を感じさせたまま、本編が終了
ここからはアンコールですが
すぐに登場するぐっさん!
「アンコールの後、戻ってくるのが日本で一番速い!お客さんをまたせるのが大嫌いだからすぐに出てきます」と笑わせる
じゃあ、なんで1回掃けたんだって話になるけど…そこは、一応メリハリでと
感謝の言葉を述べ
水を飲みながら
「これ、焼酎に換えとるやないか!」と先ほど、披露した大阪のおっちゃんのモノマネの被せを!…笑
サラリーマン時代、25歳にこの世界に入った、遅いデビュー、サラリーマン時代が長かったので、大阪でおっちゃんをいっぱい見てきた…さすがに「おんどれ、こりゃ!」と言ってるおっちゃんは、今となっては少なくなった…くしゃみをして 「ハクション!これ、ボケナス!」というおっちゃんも少なくなった…どこに行ってしまったんでしょう?と客席に問いかけながら
今、特にこういう時期「ハクション!これ、ボケナス!」と言ってたら、皆に嫌われる…と笑わせつつ
今日はみなさんとお会いできて「生」でライブができたことが本当に嬉しいと…マスク越しのみなさんの歓声、笑い声、そして笑顔で見守っていただいて、最高にハッピー、ぐっさんがハッピーなオンステージとなったと感謝の言葉を…そういう気持ちをこめて、歓声、笑顔が力になる曲をと…心の中で熱唱してくださいと語って
「全てが僕の力になる」
「くず」の時の曲…温かみのある歌声が心地よい…
唄い終えて
「最後」とか言いながら、まだ終わりませんと笑わせる
僕の理想は、本番が終わって、このメンバーで、みなさんと打ち上げに行きたいほどだと…
まず、ぐっさんという人に興味をもって、普段TVなどで観てくださって、さらにお金を払って、コンサートに来てくださって、いろんな環境の中、足を運んでくださるのは、よほど、ぐっさんが好きなんだろうと勝手に思ってると…
興味を持っていただくのは、最高に嬉しいことで、今日、こうやって「生」のぐっさんを感じてもらって「ぐっさんって、こんな人なんや、TVでみるよりも○○」とか、いろんな感想があると思うけど、僕は、みなさん、一人一人と喋ってはいないので、可能ならみんなで、打ち上げ会場で一人ずつと話していきたいと
なかには、怒られる人もいたりとか、○○が嫌やねん、と言われ、ちょっとしょげたりとか、そんな話題で、ぐっさんで一つになるというか、打ち上げも予約なしで、いちげんさんで行きますから店長もびっくりしたりして…「いらっしゃいませ」「何名様」「700人」「700人様、えー!!」ってことになると、妄想話で笑わせる…
最後は弾き語りでと、自分で準備して、「もう、馴れたもの」と笑わせながら
このコロナ禍、何とか乗り越えて、日々ハッピー、自分のできることをコツコツと、自分の速度でやっていこうと思っていると…
これからも、ぐっさんのいろいろな姿をみていただいて、一緒に楽しんでいただければ…と語って
「さんまのまんま」という番組で、以前、使っていただいてた曲、斉藤和義さんと一緒にやらせてもらっている曲だと、アルバムを聴いていただければと語り
弾き出してから、音が外れてることに気づいたぐっさん
チューニングをして、再度弾き出す
「自分のまんまで」
めちゃ斉藤和義さんのテイストが感じられる曲でした…
いやあ、笑えるトークはお見事、たまに歌う…笑…歌は明るく元気づけられる曲ばかりで…
コンサートというと、歌と歌の間にMCがある感じだけど、ぐっさんのコンサートは、トークとトークの間に歌がある感じでした…笑
だから、歌の印象よりも笑えるトークの内容ばかりが心に残っちゃったんだけど…
楽しいコンサートであったことは、間違いないな…
ぐっさんのコンサートは、笑いが盛だぐっさん(盛りだくさん)
はい、私のこのオチよりもウンとウンとおもしろかったのです…
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