2021年7月24日のこと
この前日…国民の血税を大いに使って、新型コロナウイルス感染症対策として、無観客で行われた東京オリンピック開会式…
個人的には、開会式で大好きなパフォーマー「to R mansion」の上ノ空はなびさんや丸本すぱじろうさん、江戸川じゅん兵さんがパフォーマンスをしていた姿を発見して、気分が盛り上がって楽しんでみていたところに
ぼったくり男爵の長―い話…に幻滅…
あまりにもの長いスピーチに、あまりの長いスピーチで…ここでTVを消しちゃった…
TVをみて、イライラするなんて
思えば…国民の多数が中止、もしくは延期した方がよかったんじゃないかと思っている国民感情が多かった中
この方のために…この方の自己の利益のために
新型コロナウイルス感染症対策はおなざりにされたまま強行開催された東京五輪…
なんか、今まで私がみてきた感動のオリンピックと違って、感動が急に醒めてきた…というのが私の本音
「ここまで準備が整った大会は例がない」と持ち上げ
「万人にとって、安全・安心な大会になる」と強調し「万人とは、アスリートであり、各国選手団であり、そして、最も大事なチャイニーズ・ピープル…」と間違えてた…ぼったくり男爵…
オリンピック…それ、ごりん(五輪)やなくて「ごういん(強引)」やん!「東京ごういん」やんと思いながら
そのオリンピック…ごりん(五輪)を、ごろん、としてTVの前で転がってみててもつまんないな…選手たちはともかくとして、ぼったくり男爵の顔を「ごらん(御覧)」には、もうなりたくないかな…
と思っていたら、
「Jazz inn LOVELY 」…で近藤房之助さんのライブがあるという!!
ブルース!ブルース!ブルースに、こんなときには浸りたいのよ!!
オリンピック(ごりん)よりも、「ごらん」になりたいのが近藤房之助さん!!
お酒の提供はNGで、お酒に酔いしれることはできなくても、お酒を「ごくん」と飲むことはできなくても、ブルースには酔いしれることができる!!
オリンピック(ごりん)よりも、ここで「ごはん」を食べながら、近藤房之助さんのライブ!!
辛い時には…ブルース!!心がイライラしたときにはブルース!!そんな私とブルースとの「ごりん」??…もとい…「ごえん(ご縁)」を感じながら、飲食を楽しみながら、ブルースを楽しむ…もちろん、慌てて食べて「ごえん(誤嚥)」しないように注意しながら…笑
と…「ごりん(五輪)」にかけたオヤジギャグが、ぼったくり男爵の「五輪開催」同様「ごういん(強引)」な気がしますが…
私のオヤジギャグは一切、国民の血税を使っていないので…
とかいいながらも、これ以上続けると、読者のみなさんが、一人減り、二人減り…といった「ごさん(誤算)」を生じかねないので
以下には
「Jazz inn LOVELY 」で7月24日に行われた
堀田幸裕さん(piano) 、稲屋浩さん (sax) 宮川剛さん(drums)との4人編成で行われた
近藤房之助さんのライブ
「~Anytime Anyplace 2021~」
のライブレポをば、以下に、ぼったくり男爵のように…汗…長々と…
まずは近藤房之助さん、一人で登場し
「どうも、ようこそ…面倒くさい時期にライブをしてしまって申し訳ない…」とご挨拶
「できるだけ濃厚接触を控えてください」と言葉を足して
近藤房之助さん一人での弾き語り
「最初は1979年の映画のサントラ、切ない男の物語」と、そう紹介して
「Paris,Texas」
インスト曲ですが、もう唸る!唸る!!エレキの音から情念が湧き出てくる感じで、心に響く…音からは、つじつまの合わない不条理なこの世に対する憂いが、音となって押し寄せてくる…
もうのっけからやられちゃった感、満載…
1曲奏でたところで
堀田幸裕さん(piano) 、稲屋浩さん (sax) 宮川剛さん(drums)をステージに招いて
続いては
これも、ド・ブルース
Elmore Jamesの
「The Sky Is Crying」
スローに刻む宮川剛さんのリズム…ハスキーで沁みる近藤房之助さんの歌…さらには情念が溢れ出んばかりの房之助さんのエレキ…それに寄り添うような…よりひきたてるような、堀田幸裕さんの鍵盤の響きと稲屋浩さんのサックスフォーンの響き…
この4人が創り上げるグルーブにどっぷりと浸って、この心地よさ…
スローに刻む宮川剛さんのリズム…に合わせて…
間奏では堀田幸裕さんの鍵盤がフューチャー、これがフレーズを追うごとに宮川剛さんのリズムと絡まって、激しさを増し、堀田幸裕さんの鍵盤の上を踊る指先がよりエネルギッシュに…
そして情感がこもって溢れんばかりの近藤房之助さんのボーカル…をよりひきたたせる稲屋浩さんのサックスフォーン
やっぱ、ブルースは最高だなって心底思いながら耳を傾ける…
「ごゆっくり」の一言でこの曲を〆て
「注文とか、歌っててもどんどんしてください…そうしていただけるとここのマスターに好かれるといった仕組みとなっているので…」と笑わせる
さらに、今日は辛いものが食べたくて、今池の街で若い頃、ずっと暮らしてきたけれど、味仙というお店があって、昔はここの半分くらいの広さのお店だったと語りながら
「青春の味というか、今日食ってきました」とMCを語って
「STORMY MONDAY」
…月曜も…火曜も…水曜も…木曜も
ひたすら働いて…
…土曜日は思いっきりハメをはずして遊んで…
日曜日には…懺悔!!…といった…
…まるで…私の生き方そのもの…???…のような…笑…
そんなブルース…
もう…4人のグルーブ感が凄くて!!!
刻む宮川剛さんのリズムの上を
堀田幸佑さんのピアノの旋律から奏でる音色が蠢くように
実にこのハコにあったジャージーな雰囲気を醸しだし
そして…その
近藤房之助さんのうねる
ハスキーな…唸るような
これぞ、ブルースといった感じの歌声に…寄り添うように歌声をひき立たせる稲屋浩さんのサックスフォーン
ぐいぐい惹きこまれる
房之助さんの奏でるエレキの響き
さらに間奏では、稲屋浩さんのサックスフォーンが響き渡り…そこに宮川剛さんのパーカッションのリズムが躍動的に加わり、自然と体が揺れる感じの心地よさ
そして、堀田幸佑さんのピアノがフューチャーされて
そして、なんと言っても
情感をこめて
うねるように唄い…シャウトする!!
近藤房之助さん!!
4人の個性がぶつかり合って…
そこから生まれるグルーブ感が…
めちゃめちゃカッコイイのです!!
続いてはHowlin' Wolfの
「Love Me Darlin'」
この曲、懐かしい…大学生のブルースの虜だった頃、よく聞いたな
優しさ、しなやかさの感じる曲調にのせて
間奏では、堀田幸佑さんのピアノの鍵盤の響き…ジャージーな雰囲気を醸し出して…そうここは「Jazz inn LOVELY 」…まさにこのハコにぴったりの響きでして…
続く間奏は稲屋浩さんのサックスフォーンの見せ場…これまたジャージーな雰囲気を醸し出して…そうここは「Jazz inn LOVELY 」…まさにこのハコにぴったりの響きでして…
愛の世界が、近藤房之助のハスキーな声で彩られる!!
そして、なんと言っても心に沁みる!!ブルースで染められた近藤房之助さんの歌!!
最高!!!
ちょっと走り過ぎましたかね…と一言添えて
「I'll keep trying」
スローなリズムにのせて
熱く…ときには抑揚をつけて
語るようにも歌う近藤房之助さん
稲屋浩さんのサックスフォーンが雰囲気を醸し出し
安定した一定のリズムを刻む宮川剛さん…それにのってキーボードの堀田幸佑さんの奏でる旋律が思い切りフューチャーされて
その中で、
スローで切なく響く
房之助さんのボーカル…
それに絡む鍵盤の響き…サックスフォーンの響き
もう…とことん陶酔!!
続いては、宮川剛さんの奏でる優しいリズムにのせて
「楽しんでいただけてますか…」と語り掛け、このコロナ禍で、酒を煙草をやめたと近藤房之助さん!
でも、酒とたばこをやめたことによって、起こった弊害を面白おかしく話して…
第1部最後には
旅から旅へのバンドマンの歌と
「Rainy Night in Georgia」
スローな心に染み入るバラード
ハスキーな歌声でシャウトぎりぎりの高らかな声で歌い上げる近藤房之助さんの唄声に圧倒され、その歌声に絡みあう稲屋浩さんのサックスフォーンが、これまたタマラナイ!
♪I believe it's rainin' all over the world~
「雨が降って雨が降って雨が降ってGeorgiaのみならず…世界中で雨が降っているように思う」と謳われるこの歌
まさに、この「雨」が「コロナ」のようにも思えてくる…
そして
It still comes out the same no matter how you look at it, think of it
You just got to do your own thing
「これが人生というものでやっていくしかないさ」といった意味の言葉を
英語で歌い上げる近藤房之助さん…
私、たいして、英語は、たいしてよくわからないけど、この歌だけは、この歌詞が、近藤房之助さんの歌う歌詞が、不思議とよくわかる!心に沁みる!!
人間模様や生活感を感じさせる「Rainy Night in Georgia」
最高!!もう胸にこみあげてくる感じで…感動モノ
さて、この後、休憩を挟んで、第2部へと続くけど…
ぼったくり男爵のように、このブログも長くなっている感もするので
次回へと続く!
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