端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

街路樹

2008-11-24 | Weblog
先の見え始めた 老夫婦の毎日に これといった変化もありませんし 
笑いもありません。
お互いに 自分の感じるままを話し 逆らうことなく相槌をし うなずき
ます。

テレビで お笑いの番組をながしていても あんな薄ぺらなことでは
笑えません。

そういえば年寄りが 腹の底から笑っているのを見ることはあまり
ありません。
長く生きていると 世間の裏の裏まで見えて 笑えないのかと 自分を
振り返って 思っています。

そんな私 仕事をする机の横の壁に 幅20cmで縦に日付けありで 
其の横に 書き込みの出来る 私専用の小さいカレンダーを下げています。

一週間前の話
22日23日24日に赤丸 そしてなにやら書いてあります。
私の字です。 でもそれが何の為か なんと書いてあるのか 自分で
書いたのに 分からないのです。
よほど急いで カレンダーを壁に掛けたまま書いたので 余計に判読
出来ないのです。
自分の書いたものが 読めないのは初めてです。
三日間 推理し通しでした。
最後の 22日の午後 思い出しました。ニヤリとしたのは言うまでも
ありません。

いつもの行きつけの 古布やさんで 品のいい作品を作られる方の
展示会だったのです。

あわてて 行ってみました。 初日から大賑わいだったそうで 後の祭り
とはこのことです。

膝の悪いのも忘れて 地団駄を踏んだのは 言うまでもありません。

其の古布やさんの前の 街路樹「南京はぜ」です。
葉が 少しづつ赤くなり 落ちて冬は裸になります。
落葉樹が 街路樹と言うのも 管理が大変でしょうが ヤマモモが街路樹で
梅雨時に 実を一杯落としているのを 見たことがあります。

宮崎は 以前観光で賑わっていましたので 街路樹の植栽も色々です。
昨日見た メタセコイヤもすっかり 冬の支度をしていました。