端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

新社会人

2011-04-07 | 思うこと

この春から 社会人として働き始めた 若者を見かけるようになりました。 あの初々しさは見ているだけでも「 頑張って」と声を掛けたくなります。

私が始めて 勤め始めた頃 電話はまだ一般家庭には 設置されておらず ベルが鳴るたびに おびえていました。 文書は和罫紙に 間にカーボン紙を 敷き 控えをとっていました。 書き損じたら 紙縒りに使っていました。 ホッチキスなど無い時代です。

公文書は もっぱら和文タイプでした。 来客へのお茶の接待と 課長の決済箱を朝出して帰るときに しまうこと 閑なときは 紙縒りをひねることが仕事でした。 そんな私に母は「お前はまだ見習いだ 給料を頂くより 此方から仕事を教えてもらう 授業料を払うのが当たり前だ 一人前以上に仕事が出来るようになって 文句は言うように」 尋常小学校しか出ていない 母の言葉でした。

まったく 先の読めない 時代を迎え 若い人たちが 頑張れる世の中に なるように祈るばかりです。

ポシェットが 出来上がりました。 大島紬の布で作りました。 軽くて使いやすいものに仕上がりました。

 

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