端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

遺伝子

2012-08-09 | 思うこと

親から 受け継いだ わずかな田んぼを 穴熊さんは それはそれは拘って米作りをしています。

が 今年は いつもの手順と違って 穂が出る前から 所々 緑の濃いところがあり 肥料のやりすぎだと 嘆いていましたが 案の上 強い雨のとき 倒伏した部分が出てきました。

肥料が効きすぎ 実が沢山付き それを茎が支えきれずに 倒れたのです。 

実の量 茎の強さ それを支える 根の張り具合 それらが バランスよく成長しなければ 稲作りのプロではないのです。

それに今年は天候不順で 強い日差しと 大雨の繰り返しで そんな日が続けば 倒伏した稲は発芽してしまいます。

予定では 刈った稲を 掛け干しして お天道様で 乾燥していただき 脱穀して おしまいの予定の作業でしたが 今年はどうにもならず 泣く泣く米農家の方に 大型機械で 刈り取っていただき 乾燥まで お願いしました。

腰が痛い 肩が痛いと 嘆いている私にとっては 楽でしたが 穴熊さんは 不本意な出来上がりに まだ落ち込んでいます。  百姓生まれの遺伝子をしっかり受け継いでいるようです。皆に 美味しい米を食べてもらいたいかった とポツリと つぶやいていました。

町内 まだ 田んぼには 収穫前の稲が所々 黄金色に風に揺れています。 

餅米でしょうか 歩道のガードレールに 掛けてありました。 我が家の収穫が済んでも やっぱり気にかかります。

ポーチが 一個出来上がりました。

コメント (4)
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