目利き
2017-12-04 | 趣味
田舎のテレビ局は 中央で放映した番組を 半年ぐらいして 流しています。
いつも見ている 骨董を鑑定する番組など そのいい例です。
それでも素人の 目利きがどれくらい通用するものか ワクワクしながら 見ています。
先日の 綾の骨董市でばったり会った加代子さん 目利きの彼女 どんなものを買ったのか 気になる私 見せてーと 電話しました。
大きな袋から出したのは やっぱり幟旗でした。
手書きの 武者ににらまれたら すみません。と 頭を下げそうです。
今はやりのものは 子供の名前入りですが これは昔のものですから 家紋だけです。
二十歳(はたち)の 語源の竿に取り付ける はたちは手縫いです。
そして 5幅の絣です。 丁寧に繕ってある布団側です。 味のある藍染です。
そして昔の 留袖です。 色を抑えた静かな花模様ですが 華やかです。
どれも格安で 手に入れたと 喜んでいました。
幟旗は 柿渋で染めて いい感じの洋服に変身することでしょう。
二人で 古い布の話を始めたら 時間の過ぎるのも忘れてしまいます。
この年齢になってもワクワクすることに 出会えるなんて嬉しいことです。