端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

夫 婦

2015-09-08 | 家族

私ども 夫婦を繋いでいた 赤い糸も もう色あせて 切れかかっているのではないか 思うことたびたびです。

細くなっているところは 化繊の丈夫な糸で補強しなくてはいけませんが これまた昔の 木綿にはなじまないのです。

穴熊さんも 古くなり 近頃は聴覚も怪しくなりました。 

小声で優しい言葉をかけても 聞き返すことが多くなり 私が大声で テープレコーダのように 再度 叫んでいますが 優しさも思いやりも帳消しです。

あちらも 豹変した嫁に 苦虫を噛んでいるのでしょうが 今更と思っているのでしょう。

穴熊さんが毎日通っている 隣町の温泉仲間から ジャンボニンニクの種をいただいて 畑に植えていましたが これが珍しく豊作です。

こんなに どうするか と言いたい 言葉を ぐっと飲み込んで はいはい と受け取ります。

自分で収穫し 陰干しにしていましたが  どうしたことか 全部皮をむいています。

私に 料理してくれとの催促がありますので  豚の三枚肉と煮たり 薄切りして炒め物に入れたり 蒸したりして出していますが 

今日は 細く切って 人参を少し入れて かき揚げにしてみました。

無臭ですから 食べやすいニンニクです。

どんな 批評が 下るか 楽しみです。

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2 コメント

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にんにく (akkomam)
2015-09-08 16:52:04
サラリーマンだった主人は金曜日の
夜以外はにんにくの入った料理を
作ることを禁じていました。

海外に出張なども多かったので、
匂いには敏感でした。
その習慣が今でも残り、一つ手に入れても
使い切ることはなく、カラカラになって
中身がなくなっていたりしています。

今だったら後期高齢者、リタイアですから
なんとも思わずににんにくを楽しむ
ことができたかもしれませんね。

思い出のひとつです。
返信する
akkomamさんへ (穴熊の女房)
2015-09-09 16:29:24
食べ物は 懐かしい思い出も 一緒に食べるものなんですね。
食べもので思い出すこといっぱいありますよね。
特に日本は四季折々の美味しい食べ物があるので 故人の好物と重なって かみしめることになるのでしょう。
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