端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ふるさと

2006-04-22 | Weblog
私の故郷は 同じ県内の電車で一時間ちょっとの
所です。
そこで 生まれ 青春を楽しみ 勤めをし 所帯を持ち
二人の子供が 長男が小学校に入学 するまで そこで
暮らしていました。
両親もいなくなり 墓参りに訪ねるだけの 故郷になりましたが
駅に 降り立つと 何もかもが 思い出され 母の懐に 
抱かれたような 気がします。
故郷は 生まれたときから 自分の存在が 確保されて
いるような気がします。

街の様子は 変わっていても 周りの山々や 川 神社 城跡
など 暖かく 迎えてくれます。
ふるさとで過ごした 年月をはるかに超えて この地で
生活していますが どこか心の隅で 馴染めない自分が います。

先日 帰って来られた 元日本兵の上野さん 故郷の山々 川
人々 きっと懐かしく 暖かく迎えてくれたことでしょう。
これまでの 人生を想像するに 掛ける言葉も 見当たりません。
ゆっくり 故郷に浸って 頂きたいと 思います。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ichiさんへ (穴熊の女房)
2006-04-26 07:55:26
やっぱり 関西の方でしたか。

そんな感じでした。



故郷は 遠くにありて 思うものといった人

いましたが 歳をとると その感じですよ。
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故郷は (ichi)
2006-04-25 12:08:51
 関西地方の大きな港町です。

 例の大震災で、昔住んでいた場所は壊滅状態になり、記憶にある町並みはすっかり様変わりしました。

 私の中では、故郷は無くなってしまった感あり。

 

 「故郷」と聞くと、柄にもなく感傷的になります。

 
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いいですね (穴熊の女房)
2006-04-24 15:59:42
実家の近くなんて いいですね

近所のおばさんも おじさんも

子供の頃からの 知り合いで ○○チャン

なんて 呼ばれているでしょう。
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若い頃は… (yokko)
2006-04-22 18:56:17
故郷というのがある人が、ずっと羨ましかったです。

お盆の帰省とか、憧れていました。

嫁ぎ先は、実家から自転車で10分、歩いても20分ちょっと。

でも、この頃「スープの冷めない距離」を、嬉しく感じます。





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yasukoさんへ (穴熊の女房)
2006-04-22 12:09:21
そうですか 転勤族ですか 私たちも

国家公務員で 7回引っ越しました。

我が家の 子供たちも 故郷への思い

薄いかもしれないと ふと 思いました。



向田邦子さんが 鹿児島を故郷もどき

と書いて いるのを思い出しました。
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そうですね! (yasuko)
2006-04-22 10:44:02
私は、故郷ありません。流れ流れて・・・・

父が国家公務員で、あちこち転勤していました。夫は会社員で仙台、福岡、・・・転勤族です。それでも同級会、小中高共案内を貰え参加しています。はるばる行きますので歓待されますが、ふるさとが無いのは寂しい事です。
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