端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

旅 行

2008-11-19 | Weblog
今朝 まだ暗い内に 穴熊さんは同窓の一泊二日の旅行に出かけました。

男性14人 女性14人で 熊本城を見て 天草で魚を食べ 帰りに
篤姫ゆかりの 鹿児島を回っての 旅行です。

地元の中学校の同窓ですから 名前で呼び合いチャンづけで呼び合う
仲です。
全員73歳と74歳の高齢者ですが 田舎暮らしで土に接している方が
多いせいか 皆さん元気です。

毎年恒例の旅行なので 珍しい話もないと思うのですが これが賑やかで
元気です。
誰と誰が仲がよかったとか どこの柿を盗ってって叱られたとか 昔の
話におしまいは ないようです。
全員 肩書きも取れ 昔の中学生に戻り バスに揺られていることでしょう。

お天気も上々です。  

古 着

2008-11-18 | Weblog
朝夕は少し冷えても 日中はまだまだ暑く 半そででも過ごせるような
日もある当地  衣類の入れ替えがなかなか出来ませんが 夏の衣類を
洗濯し点検しつつ 仕分けしています。

これは又来年 これは窓拭き これは使い捨て雑巾などと 独り言を
言いつつ していますがこの半そでのブラウス10年以上着たもので
生地も柔らかく 夏の汗一杯の時期は 替えの一枚に まだ着れそう
ですが 派手で恥ずかしくなって鋏を入れました。

背中の部分で 二枚の小さな袋を作り 残りはアイロンを掛けて
小布の収納の中に入れました。
何に変身させるか 楽しみです。
この袋 縦20cm 横18cmです。 

2008-11-17 | Weblog
街の デパートで北海道物産展開催中の案内を受けていましたが
忙しく 中々出かけることが出来ませんでしたが 最終日の今日
お友達に誘われて 朝から出かけました。

久しぶりのデパート 沢山の人で賑わっていましたが 行列につられて
並びましたら なんと話題の「生キャラメル」の 販売の列でした。
生足 生唾 生肉は知っていても生キャラメルは知りませんでした。

そういえば 先日 偽ものの十勝「○畑牧場生キャラメル」が話題になっていました。
並んで買うほどもなかったのですが ついデパートの作戦に
乗ってしまいました。
これから必要な 出し昆布 小豆 金時豆等メモを片手に買い物でした。

お昼は 新しく出来たお店でおしゃれなランチ。


旬の 魚は鱸です。 胃袋も目も満足のお昼でした。



その後 利用したトイレ 男子用にもしっかりベビーチェアーの設備の
表示がしてありました。
男女共同参画が広がり 男子も育児休暇を取る時代です。
男子トイレに 育児の設備があっても おかしくない時代です。

一人ひとりの 生き方が問われる時代です。
頑張らなければ と思いました。

戦 争

2008-11-16 | Weblog
春から 夏の終わりまで 私の町や隣の町でロケーションで撮っていた
映画「三十九枚の年賀状」が出来上がり 今日試写会に行ってきました。

劇場での上映は十二月になってからのようです。
敗戦を数日に控えたある日 負傷の兵隊を助けた一家と 其の家の女学生
と兵士との交流を描いたものです。

昨今 罪を犯した人が 「一生かけて償います」と言う台詞が聞かれ
ますが 反対に命を人様に助けていただいた時 私達は一生感謝し
続けることが出来るだろうかと ふと思ってしまいました。

野次馬心で ロケを見に行きましたが この田舎の景色をジグソーパズル
のようにつなぎ 美しい背景でした。

近頃 私たちの国も少しづつ 方向が気になることが多いような気が
します。
戦争の 記憶をもっともっと 若い人にも 語らねばと 思います。  

暮らし

2008-11-15 | Weblog
今日は 勿体無いようないいお天気です。
穏やかで 暖かで 風もなく極上の天気です。

田舎は 稲の取り入れも終わり 先日は 集落の秋祭りも 終わりました。

里山の間にある 小さな田んぼは 雨水を溜める池の水で 稲を耕作をして
いますが 其の池の水神様にも感謝をします。

今日は 其の溜め池の堤の草刈の共同作業が 朝早くから行われています。
草刈が 終わり月曜日には水神様に感謝の 祭事が行われます。
神主様が祝詞を読み 海の幸山の幸が供えられ 池を管理する代表も
一緒に コウベを垂れて 無事に終わった収穫に感謝します。

昔は この時期 池の栓を抜き 水を全部排出し 総出で うなぎや
鯉 鮒 手長えびなど 泥んこになって 取つていました。
田舎の秋の楽しみでもありました。

我が家にも 泥の中をかき回して うなぎを取る道具がさびて 納屋に
収まっています。
お米を輸入する 日本です。お米も肩身の狭い思いをしています。

今朝 かたずけをしつつ作りました。
残り物の野菜昆布 人参 揚げ ピーマンを だし 砂糖 醤油 酢を
少々で煮ました。

残 秋

2008-11-14 | Weblog
時々 百舌が甲高い声で鳴き 目白も昨日は見かけました。
暖かい 秋の日差し一杯の朝です。

あんなに氣を張っていた ギャラリーでの展示会も無事終わり
後の整理もどうにか 終わり ほっとしています。

そんな中で 自分の老いをつくづく感じています。
いろんな用事を済ませていく中で 幾つもの用事を 一度に済ませる
ことが 段々出来なくなっているようです。

年寄りから 頼まれごとをされると 何回も催促され 分かっている
と思いつつ わずらわしく思っていましたが 近頃の私 一つ氣に
かかることがあると それが気になって仕方ありません。
まさに 老化した心のようです。

体だけでなく 心も段々老いていくのだと実感しています。

そんな私 とうとう手に入れました。
(ipod)つい先日までは こんな機器があることさえ 知りません
でしたが あちこち他人の袖を引張り 厚かましく教えを願い
どうにか CDより取り込み出来るようになりました。
こんな板チョコ半分くらいの機器に 5000曲も入るなんて
アナログな 私には信じられません。
 
今は 桂枝雀の落語や懐メロを入れ 家の中の家事をしています。

パソコン もう一つクリアです。
我が家の 寒ラン 咲き始めました。
上等でなくても いい香りが 香っています。


賞 品

2008-11-10 | Weblog
昨日の日曜日 女心と何とかやらで 肌寒く冷たい雨が降ったり止んだり
の中 穴熊さんが ご近所の歯医者さんのゴルフコンペに誘われ 頂いて
きた賞品がこの「湯たんぽ」です。

何賞かは 大きな声では言えません。

今年は デパートに「湯たんぽ」売り場がで出来たと 先日ニュースで
伝えていました。

子供の頃 冬は火鉢の薬缶のお湯を「湯たんぽ」に入れ 古い着物で包んで
足元にいれ 寝ていました。
その「湯たんぽ」もブリキや焼き物でした。
今時は こんなに綺麗な強化プラです。

子供の頃住んでいた家は 隙間だらけで 今の冬よりずーと寒かった氣が
します。

寝付かれずにいると 母が体の回りの布団を上から トントンと軽く
叩いて 重い布団を体になじませていました。
テレビもなく ラジオも止まり 遠くの汽車の音が聞こえていました。
遠い昔の話です。

私も今年は「湯たんぽ」を 使ってみようと 思っていたところなので
少し大げさに 喜んで 私の物にしました。

昨日で ギャラリーでの展示終了でした。
沢山の方との 出会いや楽しい話が出来て 疲れ以上の大きな喜びでした。
この歳になって こんな出会いがあるなんて 大げさですが 人生
やめられません。

次は どんな企画にするか もう燃えています。
栞さんのステキなスカート お似合いのお客さんです。


訪ねていただいた お客さんのこれまたステキな バックです。



甘 酒

2008-11-07 | Weblog
私の住む集落は 40戸にも満たない田舎の集落です。
それでも年に四回の 神社の祭りは昔から受け継がれています。

中でも収穫の終わった秋の祭りは 旧暦の10月10日と決まっていて
神楽が奉納され一番にぎやかです。
順に回ってくる当番四軒は 前日からのぼりを立てたり掃除をしたり
準備に忙しく 当日は朝から 準備です。
お昼から始まる 神主さんの祝詞と共に神楽が奉納され 境内では
厄払いの方の奉納の「せんぐ」などが蒔かれます。

昔は子供の相撲などがあり賑わっていたようですが 今は 静かなものです。


そんなささやかな祭りですが 甘酒だけは必ず造ります。
隣町の糀屋さんで お米を持っていけば加工料だけで甘酒麹に 交換
してもらえるのです。
昔ながらの麹作りの 甘酒ですが 今は便利な保温鍋を使い 簡単に
作っています。

懐かしい 甘さは昔の味です。

根も葉も

2008-11-04 | Weblog
28日から始まった ギャラリーでの展示会 田舎にしては沢山の方に
来ていただいています。
毎日朝から夕方まで お客さんと話していますが 今日はオヤスミです。

「どちらからですか?」と聞くと 県北からだったり 県南だったり と
遠くからも来ていただいています。
ありがたいことです。
残り5日ですが 頑張りましょう。

そんなわけで 今朝は久しぶりにいつもの 朝です。



昨日 産直市場をのぞいてみたら 蕪が出ていました。
我が家の菜園の蕪は まだまだです。

根は 三杯酢に漬け 葉は刻んで 浅漬け 三食ご飯の我が家に
お漬物は 欠かせません。
今朝の朝食の一品です。



2008-11-02 | Weblog
黒の羽織を リメイクして粋な洋服に仕立て 背中に羽織の裏を
配置した栞さんの 作品がギャラリーの入り口で ご挨拶をしています。

そんな栞さんの 手持ちの羽裏の中から 面白ものを見つけました。


もう 既に少し酔っているこの人 女房にナイショで酒買いに。
金はなくても 付けで買うべく 帳面は持ったし そーと忍び足。
徳利だけはしっかり 握って。

よほど のん兵衛のお方の羽織の裏だったに違いないと 
私は思っています。
飲み足りないときなど 羽織の裏を ちらつかせて もう一本所望
されたのでしょうか。


それにしても 昔の人は粋でした。