端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

季節外れ

2016-01-10 | 食べ物

暮れに いっぱいになっていた我が家の冷蔵庫 こりゃいかんと冷蔵庫保管の食材だけで 当分食べる習慣にしていました。

二人暮らしの冷蔵庫ですから そんなに大きくない冷蔵庫です。

少しは隙間が 出来たかなあーと 開けたり閉めたりしていましたら 友達から電話です。

「冷凍したえんどう豆 いらんね」  「いるいる」と私

綺麗なえんどう豆を わざわざ届けてくれました。

我が家に冷凍してあった豆も加えて 早速 煮豆風に煮ました。  

お正月の残りの三温糖を入れましたので 少し色が さえません。

これが出来あがったら 穴熊さんの好物を 作らなければなりません。

ホットケーキの側を 薄く焼いて餡子を包みます。 簡単なお菓子です。

こんな庶民のお菓子には ほうじ茶が ぴったりです。

初夏の新緑の中で食べる えんどう豆は もっとさわやかな 味のようだった気がします。

時期のものを 季節を感じつつ食べるから いっそう美味しく感じるのかも しれません。

 


洋 蘭

2016-01-08 | 自然

人口17000人余りの 私の町 野菜の町がキャッチフレーズですが 要するに 農業の町です。

果樹 お茶 お米 養鶏 和牛 野菜 蕎麦と 色々な作物を生産しています。

中でも 脱サラの方々が 5人ほどで 洋蘭を栽培しておられます。

暮れに 目の回るような忙しさの 出荷を済ませ この時期  町の文化会館で 展示会が行われます。

今回は 花の大きな 色々な シンピジュームが勢ぞろいしていました。

 花の名前は  松竹梅 だそうです。

この真っ白な 品種その名も 冬のソナタだそうです。

三日間の展示の 最後の日には 即売されます。   きつとすぐ 売り切れになることでしょう

 


巾着袋

2016-01-07 | 趣味

巾着袋が 出来上がりました。

洋服に リメイクするのにはちょっと生地が弱っていると 思われるものは 巾着袋にします。

バックの中を すっきりさせるのには とても重宝します。

どんな布地でもいいとは言えませんが 使い込んだ手触りの良い布の方が いいようです。

表布と裏布を 縫い合わせ 脇を縫い 返し口を作っておき そこからひっくり返し 紐通しの部分を ミシンで縫うだけです。

20分もあれば 出来上がりです。

ちょっとした お礼に差し上げて喜んでいただいています。

裏はこんな具合です。

表が 古い着物ですから 気持ちよく使っていただけるように 裏は新しい布を使っています。

幅26㎝ 深さ21㎝です。


算 盤

2016-01-06 | 思うこと

暮れに かたずけをしていたら 算盤が 出てきました、

電卓の時代に もう使うことはありません。

そうだ バラして 球だけを 袋の飾りに 使えるとふと思いました。

一つは穴熊さんが 職場でづーと使っていたもの もう一つは私が 学生のころからづーと使っていたもの もう一つは二男が使っていたもので

それぞれ 名前が刻印してあります。

小さな算盤は 私が家計簿を記入するときに使っていたもののようです。

長ーい間使っていた算盤 まだ十分に使えるものです。 

ばらすのは 偲びない気持ちがよぎります。

今 流行の かたずけの先生 近藤麻理恵先生は 両手で持って ときめきを感じたら 保存 ときめかなかったら処分と 可愛い顔して かたずけられない族に指南していますが 高齢者になると 何事にも ときめきなんて感じません。

4個の算盤をまえに  人生しっかり算盤をはじいて 計算しておけば もっと余裕のある生活だったかもしれないと 後悔が覗きます。

日々の暮らしはつつましかったのに 学校の道具には 出し惜しみしなかった母の気持ちを 私の算盤を 眺めつつ思い返しています。

当分 そのまま 算盤は解体を 免れています。


大きいバック

2016-01-05 | 趣味

年の暮れに かたずけていましたら 茶色の布が出てきました。

さて何にするか しばし考えて 少し布を足して こんなバックにしてみました。

途中 気乗りがしなくて 中々エンジンがかかりませんでしたが 途中でやめる訳には行きません。

自分に 自分で励まし 本日どうにか出来上がりました。

口に マグネットのボタンを つけて ピシャリと 閉まるようにしたいと思います。

口幅35㎝  下の広いところは幅45㎝です。 口の縦幅 8㎝ です。

持ち手は 3.5のバイヤスを縫い 6mmのロープを入れ40㎝の紐にして縄にしました。

これでやっと エンジンがかかり始動です。

 


故 郷

2016-01-04 | 食べ物

生まれてずーと 同じところで 生活している人と 故郷遠くはなれて住む人は どこか人間が違う気がします。

生まれて 育ち 学生時代を過ごし 青春時代を 謳歌した私にとって 電車で一時間ほどの距離なのに 懐かしさが 膨らんでばかりの故郷です。

七万石の 城下町の故郷は あの若山牧水も 学生時代を過ごした街です。

若鮎の生息する 澄んだ 一級河川が 町の中を流れ 市役所のすぐそばは 城跡公園です。

桜の開花のころの あの夜桜見物のにぎわいの 騒音はまだ耳の奥に 残っています。

そんな故郷 父も母も 逝ってしまい 今は弟家族が住むだけになってしまいました。

暮れに 貧乏暮らしの中 姉貴風を吹かせて ささやかな品を贈りましたら 暮れに弟から 故郷の清酒 "千徳" が届きました。

さだまさしの 「案山子」の歌詞のように レンガ造りの大きな煙突のある 千徳酒造さんで 焼酎文化の南九州には 珍しい清酒工場です。

清酒は 寒いところの方が 美味しいとか 南九州の清酒造りの苦労がしのばれます。

そんな 「千徳」 床の間に 座していましたが お正月には とうとう栓が開いてしまいました。

そしてそして 昨日で おしまいでした。

今日からは いつもの焼酎に戻ります。

飲めない私は 空き瓶の "千徳" を眺め しばし 故郷を 思い出しています。

同窓会も 発展的な解消になり クラスメイトで集まろうと昨年約束しましたが 何せ皆 そろって高齢者です。

あてにはなりません。  目標を持つことは大事なこと 残りの人生 疲れたら 元気をもらいに 行こうと思います。

 

 


留 袖

2016-01-03 | 趣味

暮れに オークションで手に入れた 着物です。

留袖です。 裾の模様が控えめに小さいのに 気に入り 買いました。

色合いは地味ですが 上品で華やかさは 負けていません。

どんな 婚礼を見て来たのか 聞いてみたい気がします。

裾に 薄く綿が入り ふっくらした暖かさは 大げさに言えば 日本の和服文化の良さを 教えてくれます。

黒の地色が 薄く日焼けしているのは 何度も手をかけて染めた 証拠。

リメイクするときはそれが いい感じよと 加代子さんはアドバイスしてくれました。

当分は眺めるだけの 着物です。


新 春

2016-01-02 | 思うこと

   あけまして おめでとうございます

    動きの 緩慢になった老体に 鞭打って スローな動きで 家事をこなしています。

    昨年は 本当に皆様に助けらた 一年でした。

    この年齢になって 素敵な出会いや 友達に恵まれ 人生 捨てた物ではない と一人感激しています。

    残りの人生も 少なくなりましたが まだまだ諦めの気持ちにはなりません。

    この年齢になって新しい発見にも 沢山出会いました。

    自分の 能力不足や 要領の悪さに 歯ぎしりをしていますが 仕方ありません。

    七赤金星の私 今年の運勢は停滞運だとか  しかし自分教育は おおいに吉だとか   

    勉強に励めということか ……。

    皆さん 今年もよろしくお願いします。