端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

自動販売機

2017-12-07 | 食べ物

高齢になるということは 節目節目で 体が変化するようです。

冬の寒さなんか なんでもなかったのに 寒さが身に沁みます。

涙もろくなり ご飯はこぼすし 食べ物はのどに引っ掛け むせるし 大事な用事を忘れていたり お会いした方のお名前が出てこなかったりみじめなものです。

昨日は あまりにも寒かったので 町の古い温泉に行きました。

ゆっくり首まで温まり 一人の幸せな時間でした。

上がって 水分を補給せねばと自販機の前に立ち えーとお金を入れて どれにするか 迷った末 十六茶の冷たいものに決め ボタンを押しました。

ガラガラと大きな音を立てて 下の出口に転がって出たのは 全然違う今の若者が飲む アルミの容器のドリンクでした。

アレー  とみると隣のボタンを押したようです。

ちゃんと押したのに なんで―と自分のふがいなさを 嘆きます。

でも仕方ありません 私の責任です。 冷たい得体のしれない飲み物を口に入れ 水分補給しました。

高齢になり こんなことは日常茶飯事です。

情けないことです。

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次郎です。

2017-12-05 | 趣味

次郎です。

こんな無様な 顔で すみません。

昨日 ちょっといい雌猫が通りかかったので ちょっかいを出したら 気の強い女で 手を出して 引っかかれました。

皆さん 女には十分注意してください。

本当は こんなに凛々しいーのです。

ハンサムでしょ。   女房さん好みのイケメンですよ。

縫物友達に もうすぐ小学生の孫の誕生日が来るので 何か作ってと頼まれ どんな形がいいか大きさはどうか 悩んで七転八倒していましたが ワンショルダーの 猫のバックにしました。

胸に かわいい鈴をつけました。

自分ではいい味のバックになったと 思っています。

幅20cm  深さ36cm 底幅5cmです。30cmのファスナーをつけています。

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目利き

2017-12-04 | 趣味

田舎のテレビ局は 中央で放映した番組を 半年ぐらいして 流しています。

いつも見ている 骨董を鑑定する番組など そのいい例です。

それでも素人の 目利きがどれくらい通用するものか ワクワクしながら 見ています。

先日の 綾の骨董市でばったり会った加代子さん 目利きの彼女 どんなものを買ったのか 気になる私 見せてーと 電話しました。

大きな袋から出したのは やっぱり幟旗でした。

手書きの 武者ににらまれたら すみません。と 頭を下げそうです。

今はやりのものは 子供の名前入りですが これは昔のものですから 家紋だけです。

二十歳(はたち)の 語源の竿に取り付ける はたちは手縫いです。

そして 5幅の絣です。 丁寧に繕ってある布団側です。 味のある藍染です。

そして昔の 留袖です。 色を抑えた静かな花模様ですが 華やかです。

どれも格安で 手に入れたと 喜んでいました。

幟旗は 柿渋で染めて いい感じの洋服に変身することでしょう。

二人で 古い布の話を始めたら 時間の過ぎるのも忘れてしまいます。

この年齢になってもワクワクすることに 出会えるなんて嬉しいことです。

 

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2017-12-03 | 趣味

昨日の骨董市で見つけた 蚊絣の着物 傷んでいるところもなく 布地の厚さも 私好みです。

他に用事が沢山あるのに 着物を解き始めました。

私が 蚊絣を使うのは 小さな小銭入れを 作るためです。

色々な木綿の絣を使いましたが 蚊絣が 一番いいのです。 そんなおかたが世間に増えたみたいで 値段もだんだん高くなっています。

きれいな状態ですから アイロンをかけて 眺めています。

バックがようやく出来上がりました。

気乗りがしない上に 年寄りも色々用事が重なり 中々出来上がりませんでした。

バックも生もので 一気に仕上げなければ 新鮮味がなくなります。

自分の 体調や気分を考えつつ 時間を作って針を握っていますが 年齢を重ねると 思うようにはかどりません。

一人で歯ぎしりします。

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綾骨董市

2017-12-02 | 趣味

12月2日と3日は 綾の骨董市です。

穴熊さんに 数日前から連れて行ってもらうべく 予約をしていました。

きれいな色におしゃれをした 里山の紅葉を眺めつつ ドライブ気分です。

日向の奥座敷と言われる 綾町は心落ち着く街です。 年に数回骨董市が開催されますが 今年最後の骨董市開催です。

私の骨董市の楽しみ方 一人で行くべし 買い物の予定を立て使えるお金は決めていく 朝早く行くべし あまり無理に値切らないこと

わからないことはお店の主人に聞いてみる。 これが私のモットーです。

張り切って 荷ほどきをしている女主人素敵なポシェットを 下げていました。

昔の前垂れが今ブームです。 テントの柱に ぶら下げてありました。

バックにしたり 帽子にしたり ポシェットにしたり 味があります。

竜郷柄の大島紬 どこのどなたのタンスにしまい込んであったのでしょう。

お値段を聞いたら一万五千円だとか 私が若ければ 買うのにと つぶやきました。

沢山の 紐が下がっていました。

縫物友達の 加代子さん 私より早くお目当て探しに 来ていてばったり 紐つくりのベテラン加代子さんが 布が正しいバイヤスでないときれいにできないよと つぶやいていました。

加代子さんの お目当てはこの幟旗です。

武者の顔や 布質がポイントです。 見ていると武者の顔が みんな違います。

いいなあーと思うのは 目の描き方が生きています。

雑貨のお店では どこか寅さんが来ているのではないかと 思えるトランクが 並んでいました。

そして 私が買ったものです。

一閑張りの小さな籠 蚊絣の着物一枚。 布味のいい前垂れ一枚 板かるたは使えるばかりに穴をあけたもの いただきものです。

お昼前には 帰宅し 何を作るか楽しんでいます。

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