超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">最近の散歩と名盤散聴</span>

2012-06-17 22:10:06 | 無題


昨日の夜はバーンスタインの旧録のマーラー全集を聞いた。廉価ボックスとして話題のものである。
今日は近隣の町までバスで行き、雑貨を見たりかぼちゃのタルトを買ったりした。
今日はイタリア四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏集を聞いて過ごした。何とも柔らかでよく歌う演奏である。
最近よく聞くのはギュンター・ヴァントのケルン放送響とのブルックナー全集、フルトヴェングラーのブラームス全集、クナッパーツブッシュのミュージック&アーツ社のブルックナー選集である。
バンスタのマーラー全集は声高に言われていないがオリジナル・ジャケットのデザインでインナースリーブが刷られていて、デザイン的にも満足が行く。交響曲第二番復活と第三番以外は基本的に一曲一枚で、
コンパクトなのも良い。
ギュンター・ヴァントのブルックナーは深淵をのぞいたような、巨大なものに触れたような畏怖の感覚を生じさせる深遠なもので、ヴァントには全く敬服する。
北ドイツ放送響とのブルックナーやシューベルトのDVDは最近格安で再販したが、私が買った時でさえいい買い物をした感慨があった。
休みの日にはブルックナーのDVDを大音量で流しっ放しにして作業をする。開放感があって実に良い。
ギュンター・ヴァントのブルックナーはケルン放送響との全集、北ドイツ放送響とのライヴ、ベルリンフィルとの実況録音があってどれも捨てがたい。
ひとつだけ代表盤を挙げれば北ドイツ放送響との未完成とブルックナーの九番の来日ライヴが深遠で奥行きがあって素晴らしい。
フルトヴェングラー・ザ・レガシーはどこを取って聞いても素晴らしく、ベスト演奏が結構選りすぐりで選ばれている。ブラームス、ベートーヴェン、ブルックナー、モーツァルト、シューマンなど、どれを取っても一回限りの演奏のアウラが聞き取れる。
憂鬱なことが多い毎日のなかでイタリア四重奏団の演奏を聞いて束の間癒されている。

散歩して気ままに盤を散聴しまた荒波を漕ぎ出して行く



コメント
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