春樹事務所の現代俳句歳時記で一足早い秋の語で作句する。
取り寄せたウール汗ばむ天高し
明日こそペンを走らす夕月夜
ひとの顔浮かんでは消え天の川
黒髪を束ねた似顔 花の園
積年の疲れを忘れ水も澄む
フラミンゴ壊れた羽根の秋の庭
さよならを言われる前の絵灯籠
煩悩を成敗される村芝居
車道沿い思いに耽る実南天
舞台では目を引く顔の紅石榴
えも言えぬ愁いをほぐし柚子浮かぶ
真直ぐに暮らす世人の菩提の実
人の世を照らして欲しい稲の母
幼少の本屋の棚と蛍草
あと数年仕事に向かう弁慶草
幼少の本屋の棚と蛍草 昭和を残す本を友とす
取り寄せたウール汗ばむ天高し
明日こそペンを走らす夕月夜
ひとの顔浮かんでは消え天の川
黒髪を束ねた似顔 花の園
積年の疲れを忘れ水も澄む
フラミンゴ壊れた羽根の秋の庭
さよならを言われる前の絵灯籠
煩悩を成敗される村芝居
車道沿い思いに耽る実南天
舞台では目を引く顔の紅石榴
えも言えぬ愁いをほぐし柚子浮かぶ
真直ぐに暮らす世人の菩提の実
人の世を照らして欲しい稲の母
幼少の本屋の棚と蛍草
あと数年仕事に向かう弁慶草
幼少の本屋の棚と蛍草 昭和を残す本を友とす