ブログで書いた短歌より、一部自選してみる。
粉雪の粒のごとくにちらほらと肩にも止まる冬の偶然
一通り運命の輪が回ったら少し休んで産声を上げる
木洩れ日の木立を歩き伝説の詩人の声が耳に囁く
山奥の樹木男の澄んだ目で冬の魔物の謎をみつめる
北国の町で詩情を糧とするイーハトーボまであと何マイル
雀さえ天使に見える清らかな澄んだ瞳で濁世を生きる
養蜂の箱にひっそり蜜の罠詩人の首が歌うこの頃
夢に見た心の旅の結晶が輝いている冬の手応え
馬小屋で生まれた人が地を照らす北の外れの静かなノエル
霊界と探偵団を極彩で描く油絵の謎が知りたい
毎日が日記のように過ぎてゆく春待ち花の北の一月
こぐま座や天文台を見て歩き凍てつく冬に一呼吸する
公園の小山で初のそり滑り帰りに一番星をみつける
町なかに自然の叡智が闊歩する午後に天使の深い眼と遭う
人を獲る漁師になれず満天の星に従い荒れ野を漂う
カラフルな遠くの友を栞とす今日の暗さを天のみぞ知る
日々臥して夢は冬野をひた走るいずれは星に迷う明日でも
粉雪の粒のごとくにちらほらと肩にも止まる冬の偶然
一通り運命の輪が回ったら少し休んで産声を上げる
木洩れ日の木立を歩き伝説の詩人の声が耳に囁く
山奥の樹木男の澄んだ目で冬の魔物の謎をみつめる
北国の町で詩情を糧とするイーハトーボまであと何マイル
雀さえ天使に見える清らかな澄んだ瞳で濁世を生きる
養蜂の箱にひっそり蜜の罠詩人の首が歌うこの頃
夢に見た心の旅の結晶が輝いている冬の手応え
馬小屋で生まれた人が地を照らす北の外れの静かなノエル
霊界と探偵団を極彩で描く油絵の謎が知りたい
毎日が日記のように過ぎてゆく春待ち花の北の一月
こぐま座や天文台を見て歩き凍てつく冬に一呼吸する
公園の小山で初のそり滑り帰りに一番星をみつける
町なかに自然の叡智が闊歩する午後に天使の深い眼と遭う
人を獲る漁師になれず満天の星に従い荒れ野を漂う
カラフルな遠くの友を栞とす今日の暗さを天のみぞ知る
日々臥して夢は冬野をひた走るいずれは星に迷う明日でも