冬の晴れ凍結を避け町へ行く
朝早く窓を開けると冬の月
冬銀河見た日は遠き文化祭
雪を踏む道民はみな冬に添い
雪の嶺見える庭にも来る野鳥
冬の川渡って例の珈琲へ
仕事終えそろそろ吾も春支度
書き溜めた文字一杯の寒見舞い
着ぶくれもせずに暮らせる北も慣れ
ニット帽襟巻もして寒風へ
北暮らし毛糸のように時を編む
ここ数年読書も進む冬籠り
山眠る遠き窓にも冬灯かり
もう一度天神山でそり滑り
髪長き座席小さく咳一つ
寒林を抜けていつもの買い物へ
冬空に北の包みを出しに行く
道民は皆雪を踏む冬に添い北の暮らしをつなぐ沈黙
朝早く窓を開けると冬の月
冬銀河見た日は遠き文化祭
雪を踏む道民はみな冬に添い
雪の嶺見える庭にも来る野鳥
冬の川渡って例の珈琲へ
仕事終えそろそろ吾も春支度
書き溜めた文字一杯の寒見舞い
着ぶくれもせずに暮らせる北も慣れ
ニット帽襟巻もして寒風へ
北暮らし毛糸のように時を編む
ここ数年読書も進む冬籠り
山眠る遠き窓にも冬灯かり
もう一度天神山でそり滑り
髪長き座席小さく咳一つ
寒林を抜けていつもの買い物へ
冬空に北の包みを出しに行く
道民は皆雪を踏む冬に添い北の暮らしをつなぐ沈黙