超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

春の訪れとこども哲学

2024-03-20 13:38:05 | 無題
春分の日。仕事場が閉鎖して任期終了して一年になる。
一年の間に、本を2冊書いた。
いちばん書きたいことは一応書いたので、悔いはない。
最近は「こども哲学」という小品を書き上げた。

「人は大きな自然の生命に生かされている」という話を
中心に、感情の仕組み、心と身体の関係、
自然災害や暴君の横暴の生まれる仕組み、
細部までうまく出来ている自然界をよく知ることで、
自分もその一部であるとわかり幸せを感じる、

というような話を、子どもでも読めるように
平仮名を多用して書いた。仕舞っておけば、いつか
未来の子どもが読むはずだと思っている。

原案は大人向きに仕上がっている。
i Cleverという新しいキーボードを買ったので打鍵が嬉しくて、
今、雑文を書いている。

後半生子供が読めるてつがくをのちに託してここに眠らむ
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歳時記俳句・間奏曲

2024-03-20 00:03:55 | 自作俳句
春眠に笑いて歌う人に負け
春暁に間奏曲で目を覚ます
好天の卒業式の晴れ姿

パソコンを新鍵盤に切り替えむ
春を越し過ぎ行くものは美しく
身の丈に合わせて暮らす春日かな

冴え返り春着はコートの奥で待つ
同じ春今頃つつがなく暮らす
厚き葉でその時を待つ鬱金香

行き帰り寒さに耐えて雪柳
仲春にまた店先の黄撫子
薄青のデルフィニウムに物思う
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