超人日記・作文

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・冬の顔

2024-11-14 00:03:16 | 自作俳句
木枯らしに手袋を履き町歩き
屋外の寒気に触れて頬冴ゆる
寒暁に今見た夢が覚めやらず

冬の日に世界観さえ錆び始め
寒晴れに進まぬことも苦笑い
冬の雲言えぬ秘密もなき素振り

朝冷えに浮き出る思い止め処なく
冬の雨近所のパン屋二割引
雪催いいっそ吹雪けば冬の顔

新雪や寒いながらも懐かしく
雪片が舞い降りる折り帰宅中
寒の舞い終えて見上げる冬銀河
コメント
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