木枯らしに手袋を履き町歩き
屋外の寒気に触れて頬冴ゆる
寒暁に今見た夢が覚めやらず
冬の日に世界観さえ錆び始め
寒晴れに進まぬことも苦笑い
冬の雲言えぬ秘密もなき素振り
朝冷えに浮き出る思い止め処なく
冬の雨近所のパン屋二割引
雪催いいっそ吹雪けば冬の顔
新雪や寒いながらも懐かしく
雪片が舞い降りる折り帰宅中
寒の舞い終えて見上げる冬銀河
屋外の寒気に触れて頬冴ゆる
寒暁に今見た夢が覚めやらず
冬の日に世界観さえ錆び始め
寒晴れに進まぬことも苦笑い
冬の雲言えぬ秘密もなき素振り
朝冷えに浮き出る思い止め処なく
冬の雨近所のパン屋二割引
雪催いいっそ吹雪けば冬の顔
新雪や寒いながらも懐かしく
雪片が舞い降りる折り帰宅中
寒の舞い終えて見上げる冬銀河