早朝に覚めて露けし秋の路地
秋の宵夢の想念覚めやらず
体力をまた呼び戻す良夜かな
茜草気づかれぬまま帰り道
親の星また降りて来る秋彼岸
町の奥柿が黄色くなり始め
道行けば跳ねる飛蝗の飛ぶ高さ
道の背に集合住宅建つ秋路
二学期の合唱曲の声澄みて
稲刈が半ば終わりて収穫期
思い草隠して喫茶座りけり
手毬付く庭に咲きけり白粉花
秋の宵夢の想念覚めやらず
体力をまた呼び戻す良夜かな
茜草気づかれぬまま帰り道
親の星また降りて来る秋彼岸
町の奥柿が黄色くなり始め
道行けば跳ねる飛蝗の飛ぶ高さ
道の背に集合住宅建つ秋路
二学期の合唱曲の声澄みて
稲刈が半ば終わりて収穫期
思い草隠して喫茶座りけり
手毬付く庭に咲きけり白粉花
>どの句も散歩の風景が浮かぶようで、温度感がとても好きです。秋の宵夢の~の句が、私... への返信
アイスブルーさんへ
俳句の光景を思い浮かべてくださり、ありがとうございます。結構、町の奥の田園風景の句が多いのですが、表通りを少し逸れると、そういう風景が近くにある所に住んでいます。夢の想念覚めやらず、はまぁ、実感俳句ですね。共感頂いて、嬉しいです。
超人日記