斉藤愼爾句集を読む。
〇北斗星枯野に今日のバス終わる
何気ないが、かっこいい句。星座歳時記買ったので、星を詠みたいのはわかる。
〇初雪に白き牛乳瓶置かる
これを読むと、北国の人なのかな、と思う。
〇ストーブの錆色囲み夜学生
情景が浮かぶ。錆色のストーブ囲みじゃないところがいい。
〇枯れ色を動かし僧の枯野行く
枯れ色を動かし、もうまい表現。
〇遠足に今年の白き波光る
季語は、遠足だろうか。海に遠足した記憶はない。
〇凍港の中央碧き潮動く
凍の字で冬の季語となる。これはいい案。波止場の寒さ染みる。
〇叱られし子の眼に紅き夏祭
現実には、泣いた眼が紅いのであって、その眼が夏祭を見ている。
〇麦藁帽飛ばされて青田まつ青
私も「町の子が拾ってくれた夏帽子」という句を書いた。斎藤氏の句は字足らず。
〇オリオン凍つ家路幾度の曲り角
「帰れない夢」のような句だが、冬の星座が照らしている。
〇登校の生徒ら弾け走る秋 (私の句)
〇北斗星枯野に今日のバス終わる
何気ないが、かっこいい句。星座歳時記買ったので、星を詠みたいのはわかる。
〇初雪に白き牛乳瓶置かる
これを読むと、北国の人なのかな、と思う。
〇ストーブの錆色囲み夜学生
情景が浮かぶ。錆色のストーブ囲みじゃないところがいい。
〇枯れ色を動かし僧の枯野行く
枯れ色を動かし、もうまい表現。
〇遠足に今年の白き波光る
季語は、遠足だろうか。海に遠足した記憶はない。
〇凍港の中央碧き潮動く
凍の字で冬の季語となる。これはいい案。波止場の寒さ染みる。
〇叱られし子の眼に紅き夏祭
現実には、泣いた眼が紅いのであって、その眼が夏祭を見ている。
〇麦藁帽飛ばされて青田まつ青
私も「町の子が拾ってくれた夏帽子」という句を書いた。斎藤氏の句は字足らず。
〇オリオン凍つ家路幾度の曲り角
「帰れない夢」のような句だが、冬の星座が照らしている。
〇登校の生徒ら弾け走る秋 (私の句)
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