超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

ハードデイズの小休止

2020-04-16 06:21:33 | 無題
東京の雑誌に作文が載った。
昨日は永らく食べたかったショートケーキを
買って、お祝いをした。
ハードデイズナイトの合間に笑顔が戻る。
今日はチノパンの生地のサファリベージュの
春夏物のジャケットが届く予定。
何でも、英国のバスの運転手さんの
着ているジャケットのデザインを採用したという。
私の思い描いているようなジャケットだといいな。

今は、ジョナサン・ノット&バンベルグ響の
シューベルトのグレイトを聞いている。
天国的な長さと言われるグレイトは
シューベルトの復活の大曲である。
私がクラシックに目覚めたのは、未完成&グレイト
だった。
幾度となく、挫折し、また少し持ち直す。
その繰り返しである。
未完成を断筆したシューベルトが復活した
大曲グレイトを聞くと、少し力がもらえる
気がする。  希望の旋律である。

作文をショートケーキでお祝いし天国的な曲で出直す
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今日生きるのが精一杯

2020-04-14 21:59:29 | 無題
春から、コロナ問題ですべてが立ち行かず、
テレワークの勝手もわからず、
実際のミーティングは減らず、
体力の限界灘である。
世の中、みんな、異常事態なので、
日本中が混乱していると思う。
日本中が自粛状態で、自宅軟禁か
命懸けで勤労しているか、という
事態なので、すっかり疲弊している。
この状態で、日本はいつまで持つのか。
自分に何か贈りものしてあげたいけど、
ショートケーキぐらいしか思いつかない。
友だちの助言で、セゴヴィアのギター演奏で
バッハ名曲集を聞いた。
イエペスよりこちらがいいという。
確かに息抜きになる。
続けて、ピアノ連弾のブルックナー交響曲全集
を1,2枚聞いた。
疲れているときは、オーケストラより、器楽曲が聞きやすい。
天災は、旧約のヨブ記の例を見ても、
神の意図は人の理解を超えている、としか言えない。
皆、ツラいのはお互い判っているから、人の世は支え合えるはずだ。

おそらくは天は窮地を知っている今日一日を生きるしかない
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こんな日々になるとは

2020-04-11 12:56:26 | 無題
5月からのテレワークが決まった。
来週操作方法の研修などがある。
未知なことばかりで不安だらけ。
ビデオカメラを使うらしいが、
大丈夫なのだろうか。
ひょっとすると夏までテレワーク
かも知れない。
アルベール・カミュの「ペスト」が
120万部も売れたという。
考えられない数字だ。
感染も怖いが、あらゆる臨時事態
に対応するのが一苦労だ。
私は現金給付もらえない派だが、
今日のパンにも困る人にお金が行くなら結構だ。
くれぐれもギャンブルですっちゃった
みたいな使い方はやめてほしい。
仕事場の衛生担当が昔の国防婦人会みたいで
コワい。
久しぶりに会った仕事場の人が元気でよかった。
この事態、いつ終わるのか。
このまま国が崩壊しないか先行き不安。

何事も感じさせない青空の空気の中に迫る終末
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資本論の残影

2020-04-11 12:55:32 | 無題
マルクスが考えたこと。
前提として、労働と手間暇こそお金。
資本家は労働を商品として、賃金と引き換えに買う。
その取引は対等ではない。
労働で得た利潤の剰余価値を取り上げて、
さらに事業の拡大のためにつぎ込む。
資本とは増えてゆくお金の運動。
労働者は本来自分のものであった労働から
疎外されている。
資本主義が進むと矛盾が大きくなり、
労働者も自分の扱いの不当さに目覚めて
階級闘争が激化する。
戦争や恐慌で資本主義が破綻し、労働者は
資本家の独占する生産手段(土地、工場、機械など)
を奪い、プロレタリア独裁を達成する。
これが革命。
革命がなされれば、労働者は労働を自分のものとして
取り戻し、生産手段と生産物を共有する社会ができる。

ところが一党独裁はうまく機能せず、労働者の自由と平等は実現せず、
マルクスの思うように運んだためしはない。
資本主義も多難だが、社会主義は言うまでもない。

世の中の矛盾が限度に達すると敗者復活するという虹
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マキャベリ早わかり

2020-04-09 17:45:58 | 無題
今日は月寒川を渡ってセイコーマートでお茶してきた。
今日は短縮版マキャベリの「君主論」を読む。
マキャベリはフィレンツェの外交を担う役人だった。
マキャベリは群雄割拠のイタリアの乱世で、
政治指導者の行動や言動を観察してきた。
その君主たちの中で飛び抜けて才能を発揮したのはチェザーレ・ボルジアだった。
チェザーレは志半ばで病に倒れたが、彼を元にマキャベリは
「君主論」を書いた。
チェザーレは敵にも味方にも恐れられる利点を知っていた。
恐れられるが、恨まれない。この両立が肝心。
恨まれないためには部下の物を奪わないなど最低限の節度が必要。
国を守るには農民を中心とした自国軍を作るべきである。
君主は優秀な部下を持つべきだ。自分で決断できるか
優れた部下の助言を聞けば政治はできる。
君主は群集に軽蔑されてはいけない。
決断が必要な時は状況を見て有利な方を選ぶべきだ。
乱世の君主は必ずしも徳政を必要としない。
庶民の見晴らせない視野を持って、時流をつかみ、
あらゆる手を使って目標を達成する君主にこそ
幸運の女神は微笑む。余り気持ちのいい君主論ではないが、
強いリーダーシップを持つ乱世の君主の処世術を正直に
書いているとは言える。(後味は良くない)

乱世では慕われるより恐れられわが道を行く君主が制す
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