超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・パン泥棒

2024-11-27 00:03:16 | 自作俳句
冬寒や部屋の中まで深々と
冬の巻名探偵の勘冴える
冬の雲珍しき盤出して聴く

遠くから寒空に鳴る寺の鐘
寒風に庭の冬木も凍えけり
冬の午後これではまるで眠り姫

トナカイの角を身に着けパン泥棒
冬揺れる刺繍暖簾や町のパン
シュトーレン次々売れる季節かな

久々に聖夜の葉書き渡したし
この頃の風の便りや冬紅葉
この冬の背後に巡るあれやこれ
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徒然俳句・冬の花

2024-11-26 00:03:09 | 自作俳句
山茶花の道を歩いて洋食屋
道辻に色鮮やかな冬紅葉
町外れ忘れた夢と冬木立

鐘の鳴る町の寺にも枯蓮
陽だまりの冬萌え思い出づる町
大根のポタージュスープまた旨し

シクラメン渡しそびれし冬舞台
冬の日に蝦蛄仙人掌で夢遠く
千両の実もたわわなり人の庭

近づきぬ蝋梅の香に誘われて
寒林の前で見守る冬地蔵
寒木瓜や名店街へ続く道


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徒然俳句・冬の町

2024-11-25 00:03:12 | 自作俳句
店内にシュトーレンなど並び出し
栗のパン売れずに秋が冬となり
北の冬思い出させる竹輪パン

煉瓦ビル緑のリース壁に貼り
冬閉まる店は満杯町中華
北風に耳を守りて毛糸帽

庭先にひっそりと咲く冬すみれ
お蔵入りダッフルコート役に立ち
クリスマス何を買うかと交差点

冬寂し賀状終いを出したあと
七沢の冬ざれを行く煉瓦橋
手袋や指先動く履き心地


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徒然俳句・遠列車

2024-11-24 00:03:13 | 自作俳句
ビストロを出たその脇に冬の綿
公園で弾ける子ども小春空
冬旗日バルタン星人玩具箱

薄青が空を覆いて冬ぬくし
冬空に微かに響く遠列車
冬の日にパンを抱えて帰りけり

家々に柊の輪や冬の町
学校の近所に見える冬十字
町の奥広がっている冬山河

寒暁に七時間寝た至福感
ツイードの古着は少し大きすぎ
遠くから人を見守るオリオン座
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徒然俳句・雲の舞い

2024-11-23 00:03:14 | 自作俳句
十一月機が熟しけり冬の筆
冬ざれの岸を歩いて川を行く
冬の日の仏蘭西料理久々に

冬の夜ここ数か月思い出す
夜寒し早く寝すぎて眠れずに
陽も冴ゆる眩しい朝に冬着かな

冬日向玩具眺めて陽も暮れる
冬の空恙なきかな就業日
冬の雲天衣無縫な銀の舞い

区民祭終わりて外は冬銀河
杣径を歩けばそこに冬山河
冬帽子ダッフルコート合わせけり
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