日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

IE ステンシル終了!

2015-11-08 20:06:00 | フォイヤーシュタイン
神戸の飼い猫たちも、少しずつ見知らぬ鹿児島のおばさんに懐いてくれ始めました。ドアを開けても逃げないし、歩くとちょこっとついてきます。

我が家の猫も帰りを待ってくれているかな?

昨日に引き続き、「表象的ステンシル」という教材を学びました。だんだん、出てくるデザインも複雑になってきます。

この教材をしながら、折り紙を何重かに折って、ハサミであちこちを切り抜いて広げて模様を作るのやそういう切り紙を薄い紙で作り、重ね合わせてステンドグラスにする遊びを思い出しました。

さてこの教材は、基本パーツの無地のものと切り抜きがしてある型を組み合わせて、見本の模様を作るにはどうするのかを考える、というものです。

教材自体は色付きで、デザインを作るような創造的な要素が多く、とても楽しいものですが、ときに7枚もの切抜きを重ねなくてはならず、とても難しいものでした。

私は、後半はほぼ全問、何かが抜けていたり、正解しても頭の中でパーツを重ねて模様にすることができず、とても苦労しました。

久しぶりに「ああ、とりあえず、答えは書いておこう」と板書が終わるのを待ち、頭の中では読んでる本の続きや部活のことを考える…、そんな思考停止の高校生の頃の数学や物理や化学の授業の頃の感覚を思い出したほどでした。

そんな教材をすることの意味ですが、揺るぎのない法則性をきちんと頭に入れておくことの大切さや作業を諦めないこと、考えてわからなければ他の方法を考えること、ルールに則ること、しかし、ルールが役に立たないこともあること、等など、多くのことを学ぶことができるものです。

私自身は、IE-Ⅲを通して、積み重ねていくことが苦手、避けているということにも気がつきました。

あ!っという閃きはあるのですが、それを検証し、より良いものにしていく手段や方法を地道に積み重ねていくことが抜けているのです。当たるも八卦当たらぬも八卦、なところがあり、刹那的思考なのですね。

もっと、じっくり腰を据えて考える、積み重ねることをこれからの自分に課してみよう、そのためにももう一度、自分でじっくりIEの教材と向き合ってみようと思うことでした。