日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

発達の流れの中で。

2015-11-16 18:19:23 | 発達応援
 新しいバイクで初出勤。
エンジンがキャブレターではなく、インジェクションになったので、
外気温に振り回されることなく、一発でかかります。
しかも、静か。

 単気筒の独特のドルル~ンっという音と共に走り出します。
帰りもちょっと遠回りして帰りました。

 パワーがないので、マメにギアチェンジをしないといけないこと、
スポーツバイクなので慣れずに、気がつくと腕に体重がかかること。
ちょっと、腹筋背筋に気を配った乗り方を心がけること。

 そんなことを思った新しいバイクでの出勤でした。

 気がつけば、昨日来てくれた子どもさんとは1年以上一緒に勉強しています。

 来てくれた、その日、その日を見ていると、
「おーい、そこはそれでいいんかい?。」とか、「こら、そこのドアは開けないの!」とか、
「ちゃんと聞いてないからじゃ!」とか、注意していることもあるにはあるのです。

 でも、毎週来てくれている点を線でつないでみると…。

 座って勉強している姿が当たり前になりました。
15分おきの気分転換はいらなくなりました。
「あと何分?」の確認タイマーはいらなくなりました。
できたりできなかったりの問題ができるような感じになってきています。
新しい問題には抵抗していたのに、とりあえず、神妙な顔で取組むようになりました。
ひとりで積み木を高く積み上げていたのに、積み木ロボットをお客さんに見立ててラーメン屋の大将になっています。
休憩中、別の部屋に行かなくても一緒に過ごしてくれるようになりました。

 他にも、たくさんの変化が点を結んだ線の中にあったのだなぁ、と思いました。

 この1年とちょっとで、きょろきょろすることもあるし、
なんだか、動きたそうだなぁという部分はもちろん感じるのですが、
私の見る限りでは、動から静へと変化している感じがします。

 空を見るのが好きでよく、
「見て、きれいな空。晴れたねぇ。」と窓の外を指差す感性の人です。

 そういうところを大切にしながら、
子どもの目に色々なものが映り、意味あるものになっていってくれるように、
私も良いものが提供できるようにがんばらないとな、と思うことです。

コメント
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