日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

九十歳の北斎の富士山。

2015-11-24 22:18:41 | 日記
 今日は、昨日作った生姜シロップの生姜を一枚ずつキッチンペーパーに並べて、
しっとり乾いたら、ぶん蜜糖に一枚ずつまぶしたり、
また、生姜シロップの生姜を醤油と酒で佃煮風にしたり、
新ごぼうの酢漬けを作ったり、
行ったり出たりする合間合間に、なんやかんや作って楽しみました。

 小さい頃にままごとが好きで、葉っぱを刻んだり、
泥だんごを作ったり、軽石を削ってふりかけに見立てたり、
そんなことをしていたのと似たり寄ったりな気がします。

 基本的な部分は、人は変わらないのかもなぁ~と、おかしくなりました。

 「知恵泉」という番組で、葛飾北斎について特集していました。

 葛飾北斎は、北斎漫画の絵がコミカルだけどリアルで、デザイン的で何だか好きで、
本まで買ってしまいました。





 また、20代の頃に杉浦日向子さんという江戸を舞台にした漫画を描く人がいて、
北斎とその娘お栄を中心に描いた『百日紅』(さるすべり)という漫画が好きで、
北斎の絵や江戸時代って、こんな風だったかなぁ~と、
何度も読んだ覚えがあります。



 その番組の中で、北斎が最晩年に最後に描いたであろうという富士山の絵が紹介されていました。



 画像だと、よくわかりませんが、テレビではドアップになっていて、
白抜きの富士山に目が釘付けになりました。

 こんなにきれいな線を、決めるってどういうやり方でやるのでしょうね。
墨の滲みとか、線の震えとか、まったく感じさせない富士山の稜線に見ほれてしまいました。

 北斎展に何度か行くものの、人の多さと作品の多さに、
なんだか、ぼんやりと見てしまうことが多くて、この絵について意識したことがありませんでした。

 いつか、見る機会があれば見てみたいなぁ~と思いながら、
とりあえず、北斎展の図録を引っぱりだしてみよう!と思った夜でした。
コメント
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