日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

易しからず、難しからず。

2015-11-27 21:44:53 | 発達応援
 久しぶり!冬!という感じの寒い朝でした。
そのまま、気温もたいして上がった感じはなく、
手袋、毛糸の帽子をかぶって出かけました。

 もう、いよいよ、冬ですね。

 今日、年中さんの子どもとブロックで海賊の船と兵士の島のようなものを作りました。


 
 これは、そういうものを作るキッドにブロックがなっていて、
説明書を見ながら、作っていくものになっていました。

 子どもさんのほうは、一度チャレンジしたものの、
途中でわからなくなったのか、組み立てたのか、壊したのか途中のような状態にブロックがなっていました。

 「じゃあ、私が作るね」と、私が主で作ることにしました。

 作る順番を見ながら、必要なブロックのパーツを子どもに探してもらいます。

 子どもは「これかな?」と色と形を頼りに必要なパーツを探していました。
感心したのは、少し迷うようなパーツのときには、
パーツを作り方の書いてある本の必要なパーツのものの所にのせて、
形を比べることをしていた点です。

 フォイヤーシュタインの「比較」の教材でも、
何かと何かを比べて、相違点や共通点を考えます。

 子どものブロック遊びという日常の中に、比較という作業があったもんだ!と私のほうもびっくりしましたし、
5歳の子どもの中に実物のブロックと紙に印刷された平面のブロックを見て、
同じか、違うかを見分ける力がもうあるんだ!ということにも驚きました。

 ときに、子どもの力を高く見積もりすぎて、無理難題を押し付けていたり、
また、あるときには、子どもの力を低く見積もりすぎて、易しすぎることをさせていたり。

 個々の子どもが持つ力を推し量り、適切に学習を進めていくことは難しいなぁと、
一見、にこにこ、うにうに甘えている5歳児と学習しながら考えさせられた日でした。
 

 
コメント
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