明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

ホテル カリフォルニア イーグルス

2018-04-07 20:30:34 | 僕の音楽日記
76年に発売された
不朽の名作
『ホテル カリフォルニア』
当時はすでにヒットしていて、
ようやく 僕も洋楽を聴く、興味をもって聴くようになった時期だった。

友達からと
ラジオからの情報で
なにやら
イーグルスというグループの
『ホテルカリフォルニア』って曲が
ヒットしているらしい…

そう
聞きつけ
初めて買った洋楽のアルバムが
これだった。
なんだか大人になったような
そんな気持ちにさせる
洋楽のアルバム。

それまで
歌謡曲やアニメソングばかりで
フォークソングから
洋楽のロックと
レベルが上がってる事に
優越感を持ちつつ
ステレオで聴く
洋楽は
それは
それは
音づくりからして
日本のアルバムの完成度とは
一つも二つも上にいってる感じだった。

今尚 この
『ホテルカリフォルニア』を聴いても
古さを感じない。
もうすでに76年発売当時にして
完璧に完成度が高かった曲だったと思う。

足したり引いたりできないほど
ほぼ完成された歌
だったと思う。

ドン ヘンリー のボーカルとツインギターの絡みながらのエンディング。

コーラスグループでもありながら
究極の音づくりはウエストコーストロックの第一人者 第1グループなのだ。

怪しげな ジャケットの写真にある
建物は
まさしく 奇々怪界の人間模様を織り成すホテルカリフォルニア
をイメージして撮られてる写真だ。
架空のホテルとして
歌われていても
実在するものと
錯覚するほど
リアルだ。

春の静かな宵は
イーグルスサウンドに浸りながら…


20歳のめぐり逢い シグナル

2018-04-07 03:33:27 | 僕の音楽日記
1975年
9月発売のこの歌は

ラジオでの歌謡ベストテン番組には
よく登場していた。

フォークグループという括りで
紹介された
『シグナル』

僕の中の歌のジャンルは

歌謡曲 いわゆるポップス

明るい曲調でリズミカル

演歌

暗くスローな感じ

そして
この頃のフォークソングも
やはり演歌とよく似ていて
暗い曲調で寂しい歌が多いなぁ
という印象。

演歌を若者が歌ったら
こんな風になる

演歌は大人の人が
先生に弟子入りし
しっかり修練を重ねてデビューする
事で
苦節何年 で…
のドラマを生む
日本人ごのみのドラマ仕立ての歌謡浪花節。

フォークソングは
隣の兄さん、姉さんが
フォークギターを持って
その時々の悲しい状況を歌に綴って
表現する。

だから
伝わりやすい事が
あの頃わかった。

『20歳のめぐり逢い』

マイナー調の曲
でも
よくできた曲でサビの部分
メジャーな曲調に少し変わって
また、
曲の終わりはマイナー調に戻る
メリハリをつけた歌なので
最初と最後はマイナー調
途中サビのところはメジャー調
大きく二つに、別れる構成。

だから
口ずさみやすいし
覚えやすい。

いわゆる
鼻歌を歌いながら洗濯物を
干すのに
もってこいの
歌なのだ。

物語としての詩の内容も
20歳という
立場を大きく捉え

あの頃僕みたいな少年が
イメージした20歳は
とてつもなく
大人に見えた

お酒は20歳になってから
タバコも20歳になってから

そんな法令で決められたルールが
ホントに
その通りなんだと
思えた。
いわゆる
自己責任
自覚の目覚め
親からの自立

その境目が
20歳。

その20歳にめぐり逢った。人

手首に傷をつけて
死のうとした歌の中の人の重たい人生を
詩の内容を深読みしていくと

それはそれで
20歳という人生の区切りに
めぐりあった男女は
僕みたいな少年からすると
別世界の物語
だった。


まだ、恋愛経験もない
やっと毛も生え始めた
少年が
『20歳』
大人をイメージし、大人って…
そう考え始めた
歌だった。

自分自身の20歳は
どんなドラマが待っているのか
この歌を
頬杖ついて聞いていた。