春
この季節は
(かぐや姫)
(風)の季節。
♪花びらが散った後の 桜がとても
冷たくされるように…
この歌を無意識に口ずさんでいる。
別段 花びらが散ったからといって
冷たくしてないけど…
と
突っ込みをいれたくなるけれど…
もてはやされてみんなが見上げた桜も
もう葉桜になっている。
「22才の別れ」で順調に滑り出した
(風)の中で
とてもpopなメロディで好きな歌だし、
何よりギターを弾き始めた頃の
練習曲でもあった。
アコギのストロークから始まる
フォークデュオらしい風らしい曲だった。
(風)というグループも
フォーク全盛から
75年かぐや姫解散
してから
その後の音楽地図が塗り替わる時期、
間に漕ぎ出した船のように
サウンドや指向を変えていかざるおえなかったグループだったと思う。
アルバムも(海風)あたりから
正やんのサウンド指向が顕著になり
久保やんとの
個性の線引きが明確になっていき、
あの柔らかい雰囲気の(風)は
すっかり姿を消した。
多分そうしなければ
生き残っていけなかったのだろうし、
音楽界の地図はあまりにも変わりすぎたのだ。
ニューミュージックという呼び名で
テレビ媒体をも積極的に武器にしながら
自分たちの音楽を売り込んでいく
売れればいい
という明らかな商業的な価値観が入ってきた歌が溢れかえってきた。
青臭い事を言えば
もっと そこに左右されずに自分達の音楽を…
なのだが
雨後のタケノコのように
次から次へと
デビューしてくるアーティストに脅かされる自分たち位置。
自分達の存在感と存在価値
を見せつけ 続けることは
到底 大変な事なんだろうと思う。
多分
正やんが
この歌に込めた思い。
いわば遺言めいた
フォークの時代へのレクイエム
だったのだと思う。

この季節は
(かぐや姫)
(風)の季節。
♪花びらが散った後の 桜がとても
冷たくされるように…
この歌を無意識に口ずさんでいる。
別段 花びらが散ったからといって
冷たくしてないけど…
と
突っ込みをいれたくなるけれど…
もてはやされてみんなが見上げた桜も
もう葉桜になっている。
「22才の別れ」で順調に滑り出した
(風)の中で
とてもpopなメロディで好きな歌だし、
何よりギターを弾き始めた頃の
練習曲でもあった。
アコギのストロークから始まる
フォークデュオらしい風らしい曲だった。
(風)というグループも
フォーク全盛から
75年かぐや姫解散
してから
その後の音楽地図が塗り替わる時期、
間に漕ぎ出した船のように
サウンドや指向を変えていかざるおえなかったグループだったと思う。
アルバムも(海風)あたりから
正やんのサウンド指向が顕著になり
久保やんとの
個性の線引きが明確になっていき、
あの柔らかい雰囲気の(風)は
すっかり姿を消した。
多分そうしなければ
生き残っていけなかったのだろうし、
音楽界の地図はあまりにも変わりすぎたのだ。
ニューミュージックという呼び名で
テレビ媒体をも積極的に武器にしながら
自分たちの音楽を売り込んでいく
売れればいい
という明らかな商業的な価値観が入ってきた歌が溢れかえってきた。
青臭い事を言えば
もっと そこに左右されずに自分達の音楽を…
なのだが
雨後のタケノコのように
次から次へと
デビューしてくるアーティストに脅かされる自分たち位置。
自分達の存在感と存在価値
を見せつけ 続けることは
到底 大変な事なんだろうと思う。
多分
正やんが
この歌に込めた思い。
いわば遺言めいた
フォークの時代へのレクイエム
だったのだと思う。
