人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

映画「ストリート・オーケストラ」

2016-09-08 23:18:52 | 80はミステリーゾーン
表題の映画を観た。

ブラジルのスラム街で、クラシック音楽を練習する子
供オーケストラと指導するバイオリンの教師。

日本でも、不良グループ少年たちが熱心な教師に惹か
れて吹奏楽部の練習に入って行く、というテレビ番組
がある。

感動ものか。先入観は捨てた方がよい。


スラム街での子供達がどうしてバイオリンを持つにい
たったか、分からないまま映画のストーリーはどんど
ん進む。

一流オーケストラを目指す教師、生徒の死をめぐり、
警察と対立する街の人達が写される。

最初は音符も読めない子供達。やくざの親分の脅しの
ような求めで演奏するヨハン・シュトラウスの美しい
ワルツ。

街で開いた粗末な舞台での演奏会に多くの街の人。演奏
された曲はソプラノが入ったバッハであった。

END のあと、すごく長い製作に携わった人の名前を辛抱
強く眺める習慣も身に着いた。

予告の「ラスト・タンゴ」が楽しみだ。








がんをつくってまでの暴飲

2016-09-08 04:12:22 | 80はミステリーゾーン
最初のテーマ「酒を呑まない人は人生半分損している」
に戻ると、がんをつくってまで、酒を呑んだ。それでも
損をしていないと言えるか。

下戸は「熱燗で一杯」の楽しみを知らない。
最初に、舌で味わったあと、胃にしみこむ熱さを楽しむ。
おでんなんかつつきながら。

酒器をそろえ、「菊姫」、「立山」、「八海山」、「越
乃寒梅」を呑み分ける。

柏崎のうどん屋に「八海山」が置いてあったのに、喜ぶ。

テニスの仕上げに呑むビールのうまさ。
ビヤホールで大ジョッキのハーフアンドハーフ。

半面、酒で失敗したときのダメージ。
友人はビールを呑むため、水分を断ってプレーを楽しん
だ。脳への血液がどろどろになって脳出血。ビールとテ
ニス両方を失った。

呑み過ぎて終電に乗り遅れた叔父は電車の鉄橋を這って
渡った。これはもはや命がけ。もはや犯罪の領域だろう。

その他、のんべいたちは数々の失敗を繰り返す。

のんべい族に、酒を呑んで損したかと聞いたら、「損も
したけど、楽しみは絶大だった」と答えるに違いない。

私は5年前にも、胃と食道のダブルでがんをつくった。
将来に再発を恐れて、胃を全摘した。
抗がん剤のお世話にならずに、5年が過ぎた。

もう、酒はこりごりか。

こりごりではないが、喉元過ぎたらどうなるか分からな
い。

いまは、生きているだけ丸儲け。いやこんなこといった
ら、不謹慎、お世話になった人達、私をいつも守ってく
ださる守護神への感謝を忘れずに残りの人生を過ごした
い。

それで、呑まないのか。

さあ?