人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

「騎士団長殺し」をつい買う

2017-03-01 05:37:57 | 80はミステリーゾーン
近所のつたやに行った。入口に村上春樹の
「騎士団殺し」がどんと積んであった。

「第1部顕れるイデア編」とある。帯封に
は「旋回する物語そして変装する言葉」

相変わらずどのような内容なのか、うかが
えない。

「書きおろし」だから。

私はこの「書き下し」の意味をおぼろげな
解釈をしていた。


本当の意味は新聞や連載になどで書いたも
のではなく、初めて本にしたもの。大まか
には当たっているような。

ついでに、文庫本は出版後3年ほどで出さ
れる。いわば、普及本。小さくつまって、
値段も安い。

こういったことをネットで聞く手合いに、
「本が好きなら、聞く前に自分で調べろ」
ときつい答えが跳ね返ったり。面白いこと
限りなし。


「騎士団殺し」はすぐ買った。

実に美しい本だったから。内容は問わず、
本を買う。こんな人間がいてもおかしくな
いだろう。

寝る前にページを開く。
読みやすい。

読みかけの「コーヒーの冷めないうちに」
の行く方も気になるから、こっちの紐も引く。

気ままな一人暮らしの夜は長くなる。