吹矢の友人から電話がかかってきて、奥さん
が亡くなったと。
大阪に住む彼とは年に一回、会う。70過ぎ
からの友である。会うと私は呑まないのだが、
先斗町あたりをうろつく。
それから、一年間の報告を交わす。
彼とは、カルチャーセンターのスポーツ吹矢を
同時に習った。その後、彼はみるみる腕を伸ば
し、今は京阪沿線のカルチャーセンターで吹矢
を教える先生になっている。
吹矢以前の過去はお互いに知らない。だが、気
が合う。
それでいいのだ。
彼は多分、私より5,6歳下ではないかと思っ
ている。
「百か日を済ませたところだ」という。
「寂しくなったな。いずれはどっちかが死ぬ」
と慰めにならない挨拶して、暖くなったら会お
うと約束した。
会わなくても、この友達を大事にしたいと思う。
が亡くなったと。
大阪に住む彼とは年に一回、会う。70過ぎ
からの友である。会うと私は呑まないのだが、
先斗町あたりをうろつく。
それから、一年間の報告を交わす。
彼とは、カルチャーセンターのスポーツ吹矢を
同時に習った。その後、彼はみるみる腕を伸ば
し、今は京阪沿線のカルチャーセンターで吹矢
を教える先生になっている。
吹矢以前の過去はお互いに知らない。だが、気
が合う。
それでいいのだ。
彼は多分、私より5,6歳下ではないかと思っ
ている。
「百か日を済ませたところだ」という。
「寂しくなったな。いずれはどっちかが死ぬ」
と慰めにならない挨拶して、暖くなったら会お
うと約束した。
会わなくても、この友達を大事にしたいと思う。