こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

1月17日・・震災から15年・・

2010-01-17 15:28:30 | 第1章・青の家
ルナです。


今朝もとっても冷え込んで、ようやく、気温が2度まで回復したよ・・・
こんなに寒い季節に、大きな地震で大切な家族やお家を失ったら・・・本当にどうするんだろう
体だけではなく心も凍ってしまいそうな・・・
そんな15年も経ったとは思えないほど、みんなの記憶に残る、大地震が起きた日なんだってね・・・ルナにはとうてい想像がつかないよ。


昨夜・・・土曜プレミアム「阪神・淡路大震災から15年」神戸新聞の7日間・・の実話をテレビで見て、ママさん、一人で泣いていた・・・


こんな、情報社会に生きているのに、ライフラインが遮断されたら、いま、目の前の事以外、何もわからなくなってしまう・・その恐怖は、そこに居た人たちにしか語れない、また、今だからこそ語れる真実だったんだね。








あの日、テレビで最初に見たときは、少し大きな地震かな・・・?
そんな程度に思っていたら、どんどん、被害が大きくなって、信じられない高速道路の橋柱が倒れた映像を見たときに、そのすごさを認識できた・・・って言っていたよ。


それには、理由もあって、ママさんもまだ大学生だったころ、宮城県沖地震を経験していて、それは大きな地震だったんだって・・・
あの頃は、震度5って言っていたけど、最近何度か震度5を体験したけど、そんなものでは無かったって言ってる。


ママさんは、当時、仙台市小松島って言う所に住んでいたそうだよ。その日は、午後の授業が無かったから、下宿していたアパートのニ階に居た夕方だったそうだけど、地震だな・・って思ってすぐに、大きく揺れ出して、立っていられなくなって、そのうち、本棚からは本がどんどん落ちて、デッキやアンプも落ちそうになって、食器棚からは食器が飛び出し、もう・・ここで死ぬのかな・・・って、テーブルの下にもぐった・・・・・って言っていたよ。


地震が、終わって、めちゃめちゃの部屋を見ながら茫然としていたら、階下の後輩が泣いてやって来たから、しっかり抱きしめてやったって。それから、2人で大家さんのおばさんの所に行ったら、ふすまが全部倒れていて、テレビが転がっていて、壁も落ちていたんだって。おばさんは・・?
庭の、小さな小さな木につかまってしゃがんでいたそうだよ。
あとで、どうして、すぐそばに大きな松の木あるのに・・・って、笑ったそうだよ。






その時も、まだ、何がどうなっていたのか・・・良く解らなくていたら、ガス局から火が出ているし、ブロック塀は倒れて、死者も出ているし、ママさんのお母さんは心配で電話をかけても繋がらないし・・大変な想いをしたそうだよ。


そんな所へ、多賀城市から友人だったパパさんが来てくれて、ガスが止まってお風呂に入れないママさんとお友達と後輩の面倒を1週間見てくれたんだって・・・・えへっ
パパさん、やるなぁ~


その話は、置いておいて・・・
阪神大震災の翌日、パパさんは、大阪に会議の予定だったんだって・・・
ママさんは、こんな時に行かなくても…って言ったんだけど、飛行機は飛んだんだよね・・・って。
大阪だから、大丈夫って、考えられない…って言いながら、送り出したそうだよ。


あれから、15年・・・・
毎年、この日になると、阪神大震災と宮城県沖地震のふたつを思い出すらしい。
4年前に、パパさんと神戸に旅行に行ったんだけど、その復興のすごさに驚いたって言っていた。神戸の人たちの前向きな生き方を見たような気がするって。


    あらためて、亡くなられた方々のご冥福と
             神戸の方々のご安泰をお祈りいたします。




        




     



ママさん、今日は、長かったねぇ~
ルナ、ちょっと、しゃべり疲れたから・・・お昼寝するね、まくら借りるよ



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コメント (6)
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