ルナです。
みんなは、高村光太郎「智恵子抄」、読んだことがある?
あどけない話
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。

ママさんは中学生の頃、この本に出会って、
それから、現代で言う、安達太良山の山の上にある、ほんとうの空にずっと憧れていたって言っていた。
昨日ね、朝、お友達からメールが来てね、
「安達太良山に行かない?」
「




少し、曇っていたから、ほんとうの空はこれなのかどうか・・・・
良く解らなかったらしいけど、
安達太良山の登山口は全部で9か所もあるらしい。
安達太良奥岳登山口から見た山の周辺に、
智恵子が求めていた、ほんとうの空をママさんも探して来たらしい。

そこから、ママさん達は、日本の滝百選に選ばれる、
安達太良山麓にある「銚子ヶ滝」って言うところを目指したんだ。
それが思いのほか遠くて、ほんとうにここにあるのかな。。。
ようやく看板が見つかって、

どうやら、ここからこの山の中へはいて行くらしかった。
たまたま出会ったご夫婦が、
「歩いて、往復1時間はかかる。
そろそろ、夕方だし、女性二人では今日はやめておいた方が・・・
熊よけの鈴も持って入った方が良い。
代わりに、撮ってきた滝の写真を見せてあげるから。」
ママさん達は、デジカメで撮って来たばかりの滝の写真を見せてもらったらしい。

(画像はネットからお借りしました。)
お銚子の形をしているところから、その名前がついたみたい。

ママさんは行ってみたかったけど、
今回は、諦めて、次回、リベンジということにしようか・・・
そう決めて、そこから引き返して帰って来たよ。

最近日暮れが早いから、
もう帰って来た時は、真っ暗~
ルナは、お留守番していたけど、ママさん、遅いなぁ~ってね。
でも、安達太良山も見ることができたし、
神秘的な雑木林の向こうに幻の滝も見て来たし、
とっても満足な一日だったらしいよ。
また一緒に行こうねって、楽しいドライブだったらしい。
今度、ルナも一緒に行ってみたいなぁ~
でもね・・・来週は、




